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2019.08.22

保育士の服装を季節ごとに紹介!気をつけるべき3つのポイントとは?

保育士の服装を季節ごとに紹介!気をつけるべき3つのポイントとは?

masako Masako 
 幼稚園教諭、保育士資格あり
 幼稚園・保育園・児童支援で働いて
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保育士は常に動き周り、子どものお手本にならないといけない存在で、保護者にもいつも見られている仕事です。
何気なく着ている服装でも、それがあなたの印象を与えることになるので、とても大切なんですよ。

「どんな服装がいいんだろう?」
「メイクはしていいの?髪型は?」
と気になることがたくさんありますよね。

そこで今回は元保育士のわたしが、服装について実体験も含めて解説します!ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事を読んで分かること

・保育士の服装で気をつけるべきポイント

・保育士の季節・行事ごとに適した服装

・保育士に適したメイクや髪型

 

 

 

保育士の服装で最低限気をつけるべき3つのポイント

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保育士の服装は気をつけないと、知らぬうちに子どもを傷つけてしまったり、トラブルの元にもなりかねません。
まずは保育士の服装で最低限気をつけるべき3つのポイントを紹介します。

1.露出が激しいものは避ける

まずは身だしなみとして、露出が激しいものは避けましょう。

保育士は動き回る仕事なので、胸元が空いている服や、短い短パンや丈の短いシャツだと、動いている時に胸元が見えると印象的によくありません。
また、保育士は子供の目線に合わせて、話を聞いたりしゃがんだりする動作が多いため、丈が短いとパンツやお尻が見えてしまうのでだらしない印象を与えてしまいます。

子どもに身だしなみを整えるように声かけをする見本にもなれませんし、どこで保護者に見られているかわからないので露出が激しくなる服装は避けましょう。

2.フードや紐などついている服は危ないので避ける

フードや紐付きの服は子どもに引っ張られてつまづいて転んでしまったり、近くにいる子どもが巻き込まれて怪我をしてしまう可能性があります。

ビーズやレースなどの装飾も、抱っこをした時に子どもを傷つけてしまう恐れがあるので、シンプルな服装を心がけましょう。

3.エプロンを着用する場合はこまめに洗おう

乳児から2才児の場合は、保育着の上からエプロンを毎日着用するところが多いです。
面倒ですが毎日洗うことは難しくても、こまめに洗いましょう。

乳児だとよだれがついたり、乳児の口にはいることもあるので清潔にしておく必要があります。
エプロンはすぐに着れて紐がないタイプの「ラン型」エプロンがおすすめです。

 

保育士の服装は何がベスト?

基本は動きやすいズボン

子ども達と遊んだり、抱っこしたり、重たいものを運んだりと、保育士の仕事は意外と肉体労働。

当然ながら動きが制限されるスカートでは仕事にならないため、やはりズボンなどの動きやすい服装が一番です。

定番のジャージ

保育士の服装といえば「ジャージ」という印象を持っている人も多いのではないでしょうか?

ジャージは動きやすさもバッチリですし、洗濯しても乾きやすいので、外遊びや子どものお世話で洋服が汚れやすい保育士にとってはベストな服装といえるでしょう。

しかし近年では、保育園のイメージの観点から「ジャージ着用不可」としているところもあるようですので、勤務する保育園に事前に服装についてしっかり確認しておくのがよいでしょう。

デニムにチノパン…イマドキ保育士のおしゃれ

最近のデニム素材はストレッチが効いているものが数多く出ており、耐久性の面からもデニムを選ぶ保育士さんも多くいます。

またチノパンは「きちんとした印象」を与えられる服装として、保護者ウケがいいようです。

子どもを預ける保護者の立場からすれば、清潔感の漂う服装は安心材料にもなります。

大きなぽけっとがついたエプロン

エプロンを選ぶ際には、ポケットが大きいものを選ぶといいでしょう。

その日の服装次第ではポケットがないこともあり得ますが、保育士はバッグを持って歩くわけにはいきません。

ハンカチやティッシュなど常に携帯しておきたいものがありますので、十分にしまっておけるだけのポケットのサイズがおすすめです。

また、子どもは毎日折り紙や木の実など、沢山のプレゼントをくれます。

ポケットがなくその場で持っていると、次の遊びの妨げにもなるので、大切にポケット(エプロンがなければ、ズボンのポケット)に入れておきましょう。

▼エプロンに関する記事はコチラ

【忙しい保育士さん必見!】エプロンを清潔に保つ洗濯方法を伝授します!
https://ohana.hoiku-hiroba.com/post/696

保育士さんはかわいいエプロンどこで購入している?オススメの購入先5選!
https://ohana.hoiku-hiroba.com/post/681

 

保育士の季節ごと春夏秋冬に適した服装は?

保育士は外を出入りする仕事なので、季節に合わせてこまめに温度調節をする必要があります。
ここでは季節ごとに適した服装を紹介します。

春の保育士の服装

春の服装
出典:https://item.rakuten.co.jp/hoiku/ns-502/

春は日差しが強くなってきますが、まだ肌寒い時もあります。
薄手の長袖や、半袖を来て上に簡単には折れるカーディガンのようなものがあると便利ですよ。

夏の保育士の服装

夏の服装
出典:https://item.rakuten.co.jp/charalove/ns502/

夏は熱くて先生も熱中症対策には十分に気をつけないといけません。
保育園によっては短パンや七分丈がOKなところもあるので、確認しましょう。
また、プールの時期ですが水着は上下に分かれているスポーツ用の水着が脱ぎやすく露出も少ないのでおすすめですよ。

秋の保育士の服装

秋の服装
出典:https://item.rakuten.co.jp/randb/apronkappogi2/

秋は朝と夕方は少し冷え込みますね。
薄い長袖やインナーを着て温度を調節しましょう。軽くは折れるカーディガンなど用意しておくと便利ですよ。

冬の保育士の服装

冬の服装
出典:https://item.rakuten.co.jp/hoiku/nw-242/

冬は保育園の中も寒いのでちゃんと着込むことが大切です。
暖房を入れることもありますが、時々空気調節で窓を開けるので冷え込みます。
こまめに脱いだり着たりできるように、インナー、長袖、ジャージと用意しておきましょう。
温かい長袖エプロンもあるのでおすすめです。

 

 

保育士の行事ごとの服装は?

行事となると、普段の保育園の服装と違ってどんな服装を着るべきか迷いますよね。
特に行事となると保護者からの目もありますので、どんな服装が適しているのか紹介します。

入園式や卒園式

入園式や卒園式
出典:https://item.rakuten.co.jp/ashblond/c569915/

入園式は保護者や子どもたちと過ごす初めてのとても大切な日です。
保育園によっては服装が決まっている園もあります。
特に指定がない場合は、礼服にコサージュを胸元につけるか、パステル色のカラースーツが無難でおすすめです。

わたしの園では、卒園式に年長の先生は袴や着物を着て参加していましたよ。
園によっても変わるのでまずは、主任や園長先生に確認を取りましょう。

保育参観

保育参観は普段どおりの保育園での生活を保護者に見てもらうため、保育園での普段着を着るのが一般的です。
ただ、フードや色が目立ちすぎる服は避けましょう。
また乳児でエプロンを着る際は、衛生の問題もあるのできれいなものを着ましょう。

 

メイクや髪型はどこまで許される?

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服装に続いて気になるのが、メイクや髪型。
特に髪色はどこまで明るくできるのか、保育士だっておしゃれをしたいですよね。
髪色は園によって規則が違います。

金髪はさすがにNGですが、そこまで明るくなければ茶色に染めていい園が多いです。
規則が厳しいところだと黒髪!という園もありますが、そこまで明るくなければOKなところがほとんどです。
髪型は下ろすと保育の邪魔になったり、子どもに引っ張られる場合もあるのでひとつに束ねておきましょう。

メイクは厚化粧の先生もよく見ますが、汗でとれてしまうのでナチュラルメイクが楽でおすすめです。
わたしは最初メイクをがんばっていましたが、結局面倒になり時々スッピンで通勤していました。
ただスッピンだと品がないので、ナチュラルメイクがおすすめです。

 

まとめ

保育士は常に動き回る仕事なので、動きやすい服装が大切です。
また保護者とも毎日会うので、最低限の身だしなみは整えましょう。

・露出しすぎない
・フリルやフードがあると子どもが引っ張って危険なためNG
・メイクはナチュラルメイクがベスト
・髪色は園にもよるが明るくしすぎない
・エプロンはラン型ですぐに脱ぎ着できるものがベスト
・髪の毛は肩につく長さであれば結ぼう

保育士はとりあえず動き回り汗もかくので、体調管理にはしっかりと気をつけて過ごしやすいよう工夫をしましょう。

 

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記事公開日:2019.08.22

記事更新日:2021.08.06