Ohanaトップ|保育のこと|現場の悩み|保育園の12月おたよりにおすすめのトピックと書き出し文9例

search SEARCH

clip CLIP

2021.11.16

保育園の12月おたよりにおすすめのトピックと書き出し文9例

保育園の12月おたよりにおすすめのトピックと書き出し文9例

12月は子どもたちが楽しみにしているクリスマスがあったり、1年の締めくくりの月でもあります。

行事も良いですが、食育や保健、冬休みの過ごし方などについても触れると、年末らしいおたよりが作れます。

12月のおたより作成で頭を悩ませている保育士さんは参考にしてみてください。

保育園の12月おたより作りで大切なこと

保育園では毎月子どもたちの様子や、行事について保護者にお知らせするための「おたより」を発行しています。

おたより作成も保育士の重要な仕事のひとつですが、毎月書くものなので「どんなことを書いたら良いのか悩んでしまう」という方も多いのではないでしょうか。

まずは、12月のおたより作成で大切なポイントを紹介します。

12月の行事や1年の締めくくりの内容を入れる

12月は多くの園でクリスマス会発表会があるのではないでしょうか。

子どもたちが行事に向けてどのような気持ちで取り組んでいるのか、楽しみにしている様子などを書くと良いでしょう。

また「来年もよろしくお願いします」と一言添えると、12月らしさを感じるおたよりになります。

冬を感じさせる内容を入れる

12月は師走を迎え本格的な寒さとなりますので、挨拶文には冬の訪れが感じられる内容を取り入れましょう。

寒さの中でも元気に走り回る子どもたちの様子などを伝えることで、保護者は子どもが普段どんな風に園で過ごしているのかイメージできます。

子どもの様子を伝える

おたよりに子どもの様子を書くことは毎月必要なことですが、特に12月は1年の締めくくりの月なので、4月から12月までを振り返って子どもがどのように成長したのかを伝えると保護者にも喜んでもらえるでしょう。

日頃から子どもたちの様子や変化をメモに残しておくと、おたよりで子どもの姿を書くときにぱっと思い出すことができます。

日々の出来事で「これ面白いな」と思ったことや印象的なエピソードがあった時などは、ぜひメモに書き留めておきましょう。

おたよりでは、子どもの様子を具体的に伝えることが大切です。

保育園の12月おたよりに使えるトピック5選

12月おたより

12月のおたよりでは、クリスマス会などの行事はもちろんですが、それ以外にも風邪予防年末年始に関する内容を取り入れてみましょう。具体的なトピックを5つ紹介します。

行事編|保育園の12月おたよりに使える文例

行事編|保育園の12月おたよりに使える文例(1)

もうすぐ冬至を迎えますね。冬至とは1年で最も日が短い日のことを言います。

「ゆず湯」に入ったり「かぼちゃ」を食べる理由は、体を温め風邪を引いてもすぐに治るからだと言われているからです。

冬至の日には給食でかぼちゃを食べる予定ですので、子どもたちに冬至の意味を教えていきたいと思います。

これからさらに寒さが増していきますので、体を温めて風邪を吹き飛ばしましょう!

行事編|保育園の12月おたよりに使える文例(2)

12月25日はクリスマス会を行います。

「サンタさんからプレゼントもらえるかな?」とワクワクした気持ちで、子どもたちはお部屋の飾りつけや、クリスマス会で歌う曲の練習に取り組んでいます。

当日はゲームをしたり、おやつではクリスマスケーキを食べる予定です。

みんな喜んでくれるかな?

保健編|保育園の12月おたよりに使える文例

保健編|保育園の12月おたよりに使える文例(1)

暖房が活躍する季節となってきました。

寒いのでつい換気を忘れてしまいがちですが、長時間部屋を閉め切っていると、風邪のウイルスが空気中を漂い続けてしまいます。

そのため、保育園では冬でも定期的に換気を行い、加湿器で湿度を保っています。

ご家庭でもこまめに換気をして空気を入れ替えてくださいね。

保健編|保育園の12月おたよりに使える文例(2)

今年もインフルエンザなどの感染症が流行する時期になりました。

園では食事の前や外遊びの後は必ず手洗いうがいを行い、健康管理に気を付けています。

ご家庭でも手洗いうがいを心掛けて、元気に冬休みを過ごしてくださいね。

食育編|保育園の12月おたよりに使える文例

食育編|保育園の12月おたよりに使える文例(1)

12月にちなんだ食べ物といえば、冬至にまつわる食べ物で「かぼちゃ」が挙げられます。

かぼちゃは体を温める効果があり、風邪予防にもつながると言われています。

秋~冬に食べるイメージの強いかぼちゃですが、実は収穫時期は7~8月です。

しかし獲れたては甘みが少ないので、数ヶ月寝かせて糖分を増やす必要があります。

一番食べ頃の甘くて美味しいかぼちゃになるのが冬至の時期なのです。

ホクホクのかぼちゃを食べて免疫力を高めましょう!

食育編|保育園の12月おたよりに使える文例(2)

年越しそばは、江戸時代から現在に至るまで続いている日本の風習です。

「細く長く生きられますように」という願いと、「そばの麺が切れやすいのと同じように、今年1年の厄が断ち切れますように」という思いが込められています。

「どうして1年の最後の日はおそばを食べるの?」と話題になったら、その意味を教えてあげてくださいね。

年末年始編|保育園の12月おたよりに使える文例

年末年始編|保育園の12月おたよりに使える文例(1)

〇〇クラスではみんなで保育室を大掃除しました。

子どもたちは雑巾がけリレーをして、「誰が一番になれるかな?」と競争をして楽しみました。

お友達に負けじと頑張っていると、気付けば雑巾は真っ黒に!

子どもたちは「先生!こんなに黒くなったよ!」と報告してくれましたよ。

 

大掃除は元々、新年に神様を迎えるための準備として行われていた「煤払い(すすはらい)」が由来となっています。

「みんなで保育室をきれいにして新しい気持ちで新年を迎えようね」と事前に子どもたちに伝えておくことで大掃除に意味を持たせることができ、この一連の流れをおたよりのトピックとして書くこともできます。

冬休みの約束編|保育園の12月おたよりに使える文例

冬休みの約束編|保育園の12月おたよりに使える文例(1)

園での行事も終わり、もうすぐ冬休みに入ります。
子どもたちが健康にそして安全にお休みを過ごせるよう、みんなでお約束をしました。
 
 ●風邪をひかないよう手洗いうがいを行う
 ●食事をしっかり摂って健康的に過ごす
 ●夜更かしや朝寝坊に気を付ける
 ●外に出たら交通安全を守る

これらのお約束を守って、元気な姿で年明けに会えることを楽しみにしています。

保育園の12月おたよりに使える書き出し文9例

12月おたより2

おたよりでは季節が感じられる挨拶文が必要です。12月に使える書き出し文例をいくつか紹介します。

書き出し文例(1)

12月になり本格的な寒さが感じられる季節となりました。朝は特に寒いので園庭では霜柱が見られる日もあります。

「シャリシャリ」と足で踏んだ時の音が楽しく、はしゃぐ子どもたちの声が響いています。

書き出し文例(2)

クリスマスに向けて、子どもたちと一緒に保育室の飾りつけをしました。

折り紙で作った色とりどりの星やリース、キラキラの飾りがお部屋を明るくしてくれています。

書き出し文例(3)

今年も残りわずかとなりましたが、まだまだ行事は盛り沢山!今月行われる発表会に向けて歌とダンスの練習に励んでいます。

お友達同士協力しながら、踊りを教え合っている姿に子どもたちの成長を感じています。

書き出し文例(4)

もうすぐ子どもたちが楽しみにしているクリスマスがやってきます。

「サンタさんにお手紙を書いたよ」とこっそり教えてくれる子もいて、サンタさんからのプレゼントを心待ちにしている様子が伝わってきます。

書き出し文例(5)

園庭で元気よく走り回る子どもたちの吐く息も白くなり、冬の訪れを感じます。

「子どもは風の子」という言葉の通り、寒さなんて感じないかのように外でお友達同士、鬼ごっこやかくれんぼを楽しんでいます。

書き出し文例(6)

お散歩途中で見つけたミノムシに興味津々の子どもたち。冬の寒さをしのぐためにミノで包まれている姿をじっと観察していました。

今度みんなで折り紙や毛糸を使ってミノムシ制作をしたいと思います。

書き出し文例(7)

寒さが厳しくなってきましたので、子どもたちの体調面に気を付けながら、風邪予防や防寒対策をしていきます。

書き出し文例(8)

旧暦の12月は「師走(しわす)」と呼ばれていました。師走は、お坊さんが走るという意味ですが、昔は年末になると家にお坊さんを呼んでお経をあげてもらう風習があったようです。

昔12月はお坊さんが忙しい時期だったんだよと、子どもたちにも教えてあげたいと思います。

書き出し文例(9)

バケツの表面にうっすら氷が張っていて子どもたちは大喜びです!雪が降るのも楽しみにしているようです。今年中に初雪は見られるでしょうか?

寒い季節でもさまざまな遊びを見つけて、工夫しながら遊ぶ子どもたちに大人が感心させられています。

保育園の12月おたよりに使える締めの言葉

12月おたより3

12月のおたよりは他の月と違い、1年の締めくくりとしての言葉も必要です。
保護者への感謝の言葉と来年に向けた挨拶を取り入れると、締めの言葉としてしっくりくるでしょう。

具体例を紹介します。

締めの言葉(1)

4月から今日まで、子どもたちの健やかな成長を保護者の皆様と見守り、支えることができたことを心より感謝申し上げます。

1月からも変わらず子どもたちと一緒に楽しく笑顔いっぱいな毎日を過ごしていきたいと思います。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

締めの言葉(2)

月日が流れるのは早いもので、気が付けばあっという間に年末ですね。

今年1年間、保護者の皆様にはさまざまな場面でご理解、ご協力いただきまして、ありがとうございました。

来年も引き続きよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。

締めの言葉(3)

年末年始は、大晦日にお正月と子どもたちにとってワクワク楽しい行事がありますね。

年明けは子どもたちからたくさんのお話が聞けることを楽しみにしています。

よい年末年始をお過ごしください。

12月のおたよりは1年の締めくくりとして適したものにしよう

保育園の12月おたよりの具体的な書き方や、おすすめトピックと書き出し文について紹介しました。12月は冬至やクリスマスなどがあり、年末を実感する時期です。

冬の行事や年末年始に向けて子どもがどう過ごしているかを詳しく伝えると、12月らしさが表現できるのではないでしょうか。

12月のおたよりでは、1年間無事に過ごすことができた感謝と新年に向けての挨拶も忘れずに記載し作成しましょう。

記事公開日:2021.11.16

記事更新日:2023.01.05