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2019.03.22

保育日誌の書き方のポイント!年齢別の例文も

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保育士の仕事の中にはデスクワークもあります。
日案や月案はもちろんのこと、保育日誌にも頭を悩ませている新米保育士さんも多いのではないでしょうか?

初めのころは私も頭を悩ませたな、なんて思い出しながら、書き方のポイントを伝授したいと思います!

 

保育日誌って何のためにあるの?

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まずもって保育日誌って一体何のためにあるんだろう?とうらめしく思っておる人はいませんか?

しかしこの保育日誌は毎日書かなくてはいけなくて確かに大変ですが、後々であなたにとってとても大きなメリットをもたらすのです。

保育日誌にはその名の通り、毎日の保育内容を記録するための日誌です。

何をしたかということだけでなく、それを行って子どもはどんな反応をしたのか、保育士はどんな言葉がけや援助を行ったのかというのを記録します。
こうすることで、その瞬間にはできない「反省」をそこで行います。

自分の声かけや援助はその子どもにとって本当に最適だったのか。
他にはどんな方法が考えられたのか、というのを深く顧みる機会なんです。

覚えていられる!と思っていても、何日も経てば詳しいことは忘れてしまいますよね。

だからこそ忘れないうちに毎日保育日誌を書いて、個人個人がどんな風に過ごしていたかということを残して行くのです。

 

保育日誌を効率よく書く方法

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 大切だと分かっていても、毎日何を書けば良いのか分からない!という保育士さんはもしかすると保育日誌のポイントを上手く押さえられていないだけのことが多いです。

効率よく保育日誌を書いて次の作業に移るためには次のポイントを押さえてみましょう。

 

ポイント①「テンプレートを作っておく」

保育日誌では毎日書くことが大体決まっています。

・天候
・体調
・設定保育の内容
・子どもの反応
・保育のねらい
・保護者への連絡事項
・反省点

これらの項目をあらかじめ用意しておいて、このことについての記録を残しておきます。
このメモをもとに保育日誌に書き込んでおくとスムーズになります。

 

ポイント②「前の日に準備」

保育日誌は毎日書きますよね。

そこでその保育日誌を書いている時に、「明日はこの子にはこんなところを気をつけてみよう」というポイントを決めるということです。

意識することで、その気をつけたいポイントをしっかりと考えながら保育を行うことができます。
これを繰り返して行くことで保育の質も上がっていきますよ。

 

ポイント③「いかなる時もメモを取る」

エプロンのポケットにはメモと筆記用具を準備していますよね。
このメモにちょっと気になったこと、残しておきたいことを書いておきます。
そのメモを見返せば保育日誌も楽に書けるようになりますよ。

 

子どもの年齢別 例文

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 では、実際に保育日誌で使える例文を年齢別にご紹介します。

 

保育日誌 例文<0歳児>

0歳児はまだまだお世話がたくさんあり、毎日書くことがなくなってしまう、と悩む人も多いです。
しかし0歳児は担任する人数も他の年齢に比べると3人と少ないですよね。
じっくり個人と向き合えるということになります。

例えば

・ミルクの量
・排泄の回数
・体温

など健康や体調に関することがほとんどです。

しかし0歳ほど成長のスピードが速い年齢はありません。
そこで「最近は微笑みかけると良く返してくれるようになった。」や「少しずつ周囲に興味を持ち始め顔をキョロキョロと動かしている。」などといった内容がかけます。

 

保育日誌 例文<1歳児>

成長して離乳食を完了させている時期となっています。
ですが、まだまだ健康面での気付きを書くことが多くなります。

・食事の量
・排泄

などももちろん大切ですが、自分で何かをしようとする姿にも注目してみてはいかがでしょうか?
例えば「午睡の前には自分で衣服を着ようと手足を保育士の動きにあわせていてくれている。」や「食事の時にスプーンを使って食べようとしていて成長を感じられた。」などです。

一度書いたらもう書くことがない、と思わず昨日と比較してどうだったか、ということも書いていくと困りませんよ。

 

保育日誌 例文<2歳児>

2歳児になると行動範囲も広がり、自分でできることも増えてきます。
会話も少しずつ上達し、情緒の発達も盛んです。
トイレトレーニングなども始まりますので、そういった場面を書くことになりますね。

例えば「トレーニングパンツを初めて履く。今までと違うようで何度も自分のパンツを確かめていた。」なども良いですね。

更に次の日には「トイレの間隔がまだ短く失敗してしまう回数が多い。」などでも大丈夫でしょう。

 

保育日誌 例文<3歳児>

3歳児では更に成長し、友達との関わりも多くなってきます。
日常生活では、自分のことを努力しながらできるようになります。

そこで「砂場がお気に入りで毎日遊んでいる。友達と一緒に遊ぶが道具の取りあいになってしまい喧嘩が多い。」なども良いですね。

友達とのトラブルが増えてくる時期ですので、こういったトラブルが増えてきたら注目するポイントになります。
次の日はどうなったか、その次の日はどうなったか、ということを書いていくと子どもの成長を深く感じることができます。

 

保育日誌 例文<4歳児>

4歳児は日常生活に必要なことは補助なく行えるようになります。
生活面での気付きはあまり書く必要もなくなるかもしれません。

しかし、4歳児になると担任する子どもの数も増えるので目が行き届かなくなりがちです。
より注意して子どもたちを見守る必要があります。

例えば、対人関係では「仲の良い女の子グループの中で遊んでいる。良くトラブルの原因となってしまっているので、気をつけたい。」などです。
個人を見ていくのですが、集団の中での個人、というものに注目してみていくと良い場合もあります。

 

保育日誌 例文<5歳児>

5歳児では、就学前の大切な時期ということで、年長さんとしての意識も高めていかなくてはいけません。
しかし、年長さんなので行事も多く、毎日忙しい!というのも分かります。
その中でも、保育日誌をつければ毎日の保育も楽になっていくはずです。

特に「いつもはウンテイは無理だと諦めていたのに今日はがんばって2本目まで行けるまでやめない!と言っていた。努力する姿を見ることができた。」
「年少児と関わり、泣いている子をなだめていた。思いやりの心が強くなってきている。」
「就学前健診に昨日、参加し小学校に期待を持っている。その反面、卒業するということに寂しさを感じてくれているようだ。小学校への期待を高めるようにしていきたい。」などです。

5歳児にならなければ書けないこともたくさんあります。
そういったことに注目していけるようにしたいですね。

 

 

 保育士日誌は慣れるまでとても大変なものです。
しかし、あなたなりのルールやテンプレートを作っていれば、作成は簡単なものになっていくのではないでしょうか?

毎日、保育日誌を書くことで、その他の書類作成もスムーズに進むようになります。
大変ですが、頑張って毎日の保育日誌を完成させて下さいね。

記事公開日:2019.03.22

記事更新日:2020.07.31