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2019.08.26

保育日誌を克服!無料テンプレートや効率的に早く書き上げる3つのコツを紹介

保育日誌を克服!無料テンプレートや効率的に早く書き上げる3つのコツを紹介

masako Masako 
 幼稚園教諭、保育士資格あり
 幼稚園・保育園・児童支援で働いて
 いまし
た。 自分の経験を活かして
 リアルな情報を届けたいと思います。
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保育士は園で子ども達と関わるだけが仕事ではなく、園児が降園した後も保育日誌を書いたりと大忙しですよね。
毎日保育日誌や連絡帳を書かないといけないのは、本当に大変で時間もかかります。

わたしは幼稚園で働いている時に、毎日実習生なみの保育日誌を書かされ本当に日誌が苦痛でした。
そんな保育日誌でしたが、コツを意識することで苦手意識を克服することができました!

そこで今回保育日誌の書き方に悩んでいる人に向けて、効率よく保育日誌を書くポイントを紹介します。
今悩んでいる人は、書き方のポイントを抑えて克服しましょう。

 

保育日誌とは?保育日誌の書き方やねらいを抑えよう

保育日誌とは、日々の子どもたちの成長や保育の様子を書き留める大切な記録です。
日々の日誌は大変ですが、書き留めておくことで園児の成長過程を見落とさないように1人1人に目を向けることができます。
保育日誌は園によって書き方が全然違いますが、書き留めておくポイントは以下のとおりです。

・園児の様子
・問題点や成長過程
・保育士の関わり方
・反省点や気づいたこと

 

保育日誌を効率的に書き上げる3つのコツ

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毎日書く保育日誌。残業は避けたいですし、苦手だと結構辛いですよね。
保育日誌はコツを抑えることで早く書けるようになります!

1.メモを取る

保育者に対して園児の数は多く、全員の様子を把握することはなかなか難しいですよね。
園児の気になる様子があれば些細なことでも、忘れないようにメモをとるようにしましょう。
正直メモを取る時間がないくらい常に忙しいと思いますが、子どもが室内遊びで落ち着いている時や給食の時間などのスキマ時間を見つけて書く癖をつけましょう。

メモを取る時に意識したいのは以下のポイントです。

・その日の様子
・気になったこと
・どう声掛けして解決したか
・反省点
・先輩からのアドバイスなど

こういったことを意識していると、お迎えの時に保護者と話す時もスムーズに子どもの様子を伝えることができます。

2.定型文のテンプレートを作る

保育日誌を書く時に必要なのは、園児の様子や保育のねらいや環境などです。
毎日書く項目は似ているため、テンプレートを作って埋めるようにすると書きやすくなります。

・日にち、天気
・出欠席
・本日の保育のねらい
・環境構成、用意するもの
・反省点や気付き
・保護者への連絡事項などあれば

環境構成は何か制作して机をだしたりする場合に、どのようにするかあらかじめ構成を考え何が必要かメモしておくとスムーズに活動に移れます。

【例】保育編:
今日の活動は◯した。こどもたちは◯な様子で積極的に参加した。
◯なところが難しかったようで、保育者が◯で援助することで自分ですることができた。

こういったテンプレートで言い回しを変えて埋めるだけにすると、日誌が書きやすくなり何を書くか迷う時間が減りますよ。

3.簡潔に具体的に書くよう意識する

誰が見てもわかるように、構成を意識しましょう。
毎日書くのは保育全体の日誌だと思いますが、気になる園児やトラブルがあった場合は園児の様子やどう声掛けしたか、その後の様子も書き留めておくといいですよ。

【例文】3才児:
・保育全体の様子
今日は◯公園に散歩に行くため、身支度の時から気持ちが高ぶっている様子。
公園につくまで、道路を歩いていくので友達と手を繋いで道の端を歩くよう声をかける。
みんなルールを守って無事に公園についた。公園では落ち葉やどんぐり拾いに夢中で大きなどんぐりを見つけた!と喜んでいた。次の制作に使えるようにどんぐりを集めようと声を掛けると、ほぼ全員が楽しそうに参加して袋にどんぐりをつめた。

・個々の記録で気になる様子
△くんは他の園児のおもちゃを勝手に取ってしまいトラブルになることが多々ある。△くんは自分の気持ちを伝えることが苦手なため、保育者が△くんに「貸して」と言えるように声を掛けて見守ると、自分から聞けるようになってきた。ただ「嫌だ」と言われることもあるので、そういった時は時間を決めて順番に仲良く使えるように、「長い時計の針が3のところになったら交換しようね」と具体的に声をかけることで順番を待てるようになった。

5W1H「いつ・どこで・だれが・なにを・なぜ・どのように」を意識して書くと簡潔にわかりやすい文章になります。

 

まとめ

保育日誌は園によっても書き方や量は変わりますが、大切な保育や園児の記録なので誰が見てもわかるように書きましょう。
そして大体書く構成は変わらないので、テンプレート化して効率よく書けるようにメモをとるのが早く書けるコツです。

言い回せる定型文も作り、パターン化するのも効果的ですよ。

また年齢別の例文はこちらの記事にて記載しておりますので、よろしければご覧ください。

保育日誌の書き方のポイント!年齢別の例文も https://ohana.hoiku-hiroba.com/post/332


毎日書く保育日誌とうまく向き合っていけるように、工夫をして克服していきましょうね。

 

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記事公開日:2019.08.26

記事更新日:2021.10.15