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2019.05.30

保育士さんの職業病と向き合うコツ♪ ~膀胱炎・腱鞘炎~

保育士さんの職業病と向き合うコツ♪ ~膀胱炎・腱鞘炎~

みなさん こんばんは(^^)
先日公開した[腰痛]と[肩こり]と向き合うコツはいかがでしたか?

▶まだ読んでいない!という方はこちらから
https://ohana.hoiku-hiroba.com/post/507 

では、本題です♪
先日に引き続き【保育士さんの職業病と向き合うコツ♪】第2弾をお伝えいたします!

今回は[膀胱炎][腱鞘炎]についてです!
第1弾[腰痛]と[肩こり]の予防法を伺った【日本保育サービス】様に[膀胱炎]と[腱鞘炎]の 予防法も聞いてまいりました♪

 

 

膀胱炎とは?

まず膀胱炎の症状には【排尿痛や頻尿】【残尿感】や【尿からの出血や濁り】などがあげられます。
膀胱炎になるとずっとトイレを我慢している感じと聞いたことありますが、 出血混じりの尿になる可能性もあるとのこと。
思っている以上に深刻なようです・・・
ではどう対応すればいいのか、原因と予防策を順番に見ていきましょう!!

 

保育士さんが膀胱炎になる原因は?

まず、保育士さんが膀胱炎になりやすい原因としてあげられているのがこちら!

・トイレに行く時間がなかなか確保できず、尿意を我慢しがちになる
・こまめな水分補給が出来ない

常に子どもたちに向き合っている保育士さんだからこその原因ですね・・・
では、どう予防していけばいいのか確認していきましょう!

 

膀胱炎はどのように予防すればいい?

予防方法は主に3つ!

水分を十分にとる習慣をつける
排尿を我慢しすぎない
下半身の冷えを防ぐ

まず①水分を十分にとる習慣をつけると②排尿を我慢しすぎない ですが、そもそも、みなさんは保育中に水分を取らないといけない!と意識されていますか?
きっと、それとは逆の考えで 「保育中にトイレに行く時間が確保出来ないから水分はあまり取らないようにしている!」という方が多いのではないでしょうか?

 

そんなあなたは・・・

ダメ保育士さん!!

では質問です。
子どもたちにこまめに水分と取るように声をかけていませんか??

 

子どもも大人も水分補給はとっても大切です!
つまり保育士さんもしっかり水分補給が必要です。
そして大切なのが、適度に排尿することです!
尿には細菌を洗い流してくれる役割があり、排尿が少なくなると膀胱の抵抗力を弱めてしまいます。

そのため、膀胱炎にならないためには、十分に水分をとり、尿を適度に促す必要があります。水分を取るのが難しいと思う方は、まず子どもたちに促したタイミングで一緒に水分補給や1時間に1回は補給するなど、自分なりのルールを決めて水分補給と習慣化していきましょう!
そして、保育士さんみんながトイレにいけるように保育士さん同士で声を掛け合い、園全体で動けるのが理想ですよね♪

そして③下半身の冷えを防ぐですが、下半身が冷えていると膀胱や尿道など排尿にかかわる臓器や筋肉の働きが悪くなり、排尿の回数が減ってしまいます。
適度な運動や半身浴をして身体を温め、身体の冷えを予防していきましょう♪
(運動や半身浴を習慣化出来れば新陳代謝が良くなってダイエットに効くかも?)
では次に【腱鞘炎】についてです!

 

腱鞘炎とは?

腱鞘炎には【腱に近い関節部分を動かすと引きつるような強い痛みを感じる】や【炎症部に体液が溜まり、腫れがみられる】などの症状があげられます。

保育士さんが腱鞘炎になる原因は?

・習慣的に同じ動作を繰り返し行う
・ストレスが原因で自律神経やホルモンバランスの乱れにより血行が悪くなる

があげられます!
乳児クラスを担当している保育士さんは、子どもたちを抱っこしていることが多いと思いますが、抱っこのときに手首に負担がかかる抱き方をしていると、腱鞘炎になってしまう恐れがあります。
では、どう予防していけばいいのでしょうか!

 

腱鞘炎はどのように予防すればいい?

手や指の使い方に注意する
ストレッチやマッサージを行う
サポーターを使う

まず①手や指の使い方に注意するですが、 特に注意してほしいタイミングが、 抱っこのときと書き物のときです!
まず抱っこのときですが、ずっと同じ体勢ではなく左右の手を交互に使うなどして片方の手への負担を軽減させましょう!
そして、抱き上げる際は手首に負担をかけないように、なるべく子どもに近づき、わきをしめて抱き上げるようにしましょう!
書き物のときは、自己流の持ち方でペンを持つのではなく正しい持ち方で、
ペンが落ちない程度の軽い力で支えて記入することを心がけましょう♪

②ストレッチやマッサージを行う 筋肉が凝り固まることによる血行不良も腱鞘炎の原因になります!
そのため休憩のタイミングや帰宅してから積極的にストレッチを取り入れ、手首や腕、肩のマッサージを行いましょう!

③サポーターを使う 腱鞘炎になってからでは遅いですよ!
実は予防策としても使えますのでぜひ使ってみてください♪

以上です!

 

いかがでしたでしょうか?
今回も保育士さんだからこそなってしまう職業病を取り上げさせて頂きました!
「あーまたかかっちゃった」と諦めることなく、 これらの対策をして予防していきましょう♪

最後に、前回に引き続き、今回記事作成にご協力頂きました「日本保育サービス」様では、常に一緒にお仕事をする保育士さんの健康状態を気にしているとのことです!
自分の身体を自ら管理することはとても大切なことですが、自分の勤務している園や会社が健康を気にしてくれると、とても心強いですよね♪

▼日本保育サービス様の詳しい情報はこちら
http://www.nihonhoiku.co.jp/

 

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記事公開日:2019.05.30

記事更新日:2021.07.06