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2019.05.30

保育士さんの職業病と向き合うコツ ~腰痛・肩こり編~

保育士さんの職業病と向き合うコツ ~腰痛・肩こり編~

腰が痛い・・・肩があがらない・・・など、
保育士さんなら誰でも1度は悩んだことがある職業病が発症していませんか?
そこで本日は保育士さんの「腰痛」「肩こり」を解決すべく全国に180施設ほどの保育園を運営している【日本保育サービス】様に予防方法を聞いて参りました!

ぜひこれからの忙しいシーズンを乗り越えるための ヒントにしてみてください♪

 

 

保育士の腰痛の原因は?

まず腰痛の症状には【腰に痛みが生じること】【痛みが生じた体勢から動けなくなること】などがあげられます。

人によって個人差はありますが、ひどい方だと日常生活に支障が出る場合もあります・・・
そこで保育士さんに起こる腰痛の原因を理解し予防していきましょう!
腰痛の原因は様々考えられますが、保育士さんは【無理な姿勢を長時間続ける】ことや、【急に子どもを抱きあげたり、重いものを持ち上げたりすること】が大きな原因と考えられます。

保育士さんは自分とは全く背丈の違う子ども達を相手にしています。
そのため一般的なお仕事とは違い無理な姿勢が多くなりがちです。
しかし、子どもの身長をコントロールすることも、無理な体勢になる業務をやめることもできない・・・

つまり・・・
保育士さんは腰痛から逃げられない・・・
そこで普段から少し気をつけることで、腰痛発症の予防になるポイントを教えちゃいます★

 

保育士は腰痛をどのように予防すればいい?

長時間同じ姿勢になるときは?

どうしても長時間同じ姿勢になる業務がありますよね。
その場合は、長時間同じ姿勢でも辛くならない姿勢を見つけることが大切です!

例えばおむつ替え! おむつ替えの際の腰を曲げた前かがみの姿勢は負担が大きく、腰痛を悪化させます。
おむつ交換は交換台など高い位置で行いましょう。交換台がなく床で交換を行う際は、正座の状態で両足を外側にし、お尻を床につけた座り方(割座)や、軽く開脚した状態で座ることで長時間同じ姿勢でも辛さは軽減されます。

子どもを抱きあげたり、重いものを持ち上げたりするときは?

子どもや重いものを持ち上げる際は、ひざを曲げてしっかり腰をおろして持ち上げることで腰への負担軽減になります!
子どもを抱き上げることが日課のような保育士さん。
慣れているからという理由で腰が安定していないときに子どもを抱き上げることはとても危険なことです。
毎回姿勢を正してから抱き上げることは難しいかもしれないですが、ぜひ姿勢を整えて子どもにとっても保育士さんにとっても安全に抱っこしてあげましょう!

では次に【肩こり】についてです!

 

保育士の肩こりの原因は・・・?

肩こりは【首や肩の痛みを生じる】【疲れが取れない】【頭痛がひどい】【全身に不調が生じる】 などの症状があげられます。
腰痛と同様に、子どもを長時間抱っこやおんぶをすることや、書類作成や壁面・行事のための制作など長時間同じ姿勢で作業することがあげられます。
つまり、同じ姿勢に長時間続けることで、頭を支える首の筋肉や方の後ろ側の筋肉などが緊張してこわばることで生じます。

 

保育士は肩こりをどのように予防すればいい?

身体を温める、緊張をほぐすこと

身体を温める、緊張をほぐすことにとっても効果的なのが【湯船につかり身体を温める】です。
身体を温めることで血行がよくなりほぐれがとれます。
ときにはいい香りの入浴剤を入れて、特別な時間をすごしてみるのもいいかもしれませんね♪

ストレッチを行う

首を回したり、肩を回したりするなど簡単なストレッチを行い、筋肉をほぐすことで肩こりを和らげることが可能です。
お風呂上がりにゆっくりするのもいいですが、仕事中の休憩時間に取り入れることもいいかもしれませんね♪

 

最後に!

いかがでしたか? まだまだ職業病がたえない!と思ったそこのあなた!
こちらも要チェック☆

辛く長いお付き合いになる? 保育士の職業病とその対策4選
https://ohana.hoiku-hiroba.com/post/231

 

今回記事作成にご協力頂きました「日本保育サービス」様では、 常に一緒にお仕事をする保育士さんの健康状態を気にしているとのことです!
自分の身体を自ら管理することはとても大切なことですが、 自分の勤務している園や会社が健康を気にしてくれることは、とても心強いですよね♪

日本保育サービス様の詳しい情報はこちら
http://www.nihonhoiku.co.jp/

 

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記事公開日:2019.05.30

記事更新日:2021.08.03