2019.04.03
さっそく保育園で実践したい!お昼寝のときに欠かせない寝かしつけのポイントとは?
保育園で毎日欠かさず行われることの1つにお昼寝があります。
お昼寝は、子どもたちの成長に欠かせないものであると同時に、保育士にとって、連絡帳の記入などの事務仕事をする貴重な時間。
しかし、子どもたちをうまく寝かしつけることが出来ずに苦戦している保育士も多いのではないのでしょうか?
そこで、今回はお昼寝に欠かせない寝かしつけのポイントをご紹介します!
目次
2. すぐに実践したい!寝かしつけのポイント 2-1. 安心感を与えるボディマッサージ 2-2. 子どもの背中や胸をトントンする 2-3. 添い寝をする 2-4. 本を読んだり、BGMを流したりする
寝かしつけが大変なのはどうして?
実際に保育士が子どもの寝かしつけをするとき、どんなことに困っているのでしょうか?
子どもがなかなか寝てくれない…
もっとも多いお悩みは、子どもがなかなか寝ないことでしょう。
外遊びで体は疲れているはずなのですが、子どもにとって、なかなかそうはいかないようです。
次に多いのが、抱っこして寝かしつけていたはずなのに、いざ床に下ろすと泣き出してしまうこと。
子どもの背中にセンサーがついているのかと思った保育士も多いのでは?
中には、グズる子がいるとつられてみんな起きてしまうといった保育園ならではの困ったこともあるとか。
悩んでいるのは自分だけではないと思うと、少しは気持ちが楽になるかもしれません。
すぐに実践したい!寝かしつけのポイント
先輩保育士は寝かしつけのときにどんな工夫をしているのか、いくつかご紹介していきます。
1.安心感を与えるボディマッサージ
ボディマッサージには、子どもに安心感を与える効果があるようです。
マッサージするところは、子どもの好みにもよりますが、おでこや耳、頭や背中といった場所が中心。
マッサージのやり方は、優しく円を描くようにスリスリしてあげるといいでしょう。
2.子どもの背中や胸をトントンする
子どもの背中や胸をトントンするのも、寝かしつけのテクニックの1つです。コツは、子どもが好む速さであることと、一定のリズムであることの2つ。
よく「子どもの呼吸や鼓動に合わせた速さで」と言われますが、必ずしもすべての子どもにとって心地よいわけではありません。
保育士の方は子どもの表情などを見ながら、子どもがリラックスできる速さを探りましょう。
また、不規則なリズムだと、かえって子どもの頭が冴えてしまうということも……。子どもが安心する速さで、できるだけ一定のリズムを刻むことがポイントです。
3.添い寝をする
子どもは見知った人がそばに寝てくれることが安心感につながり、眠りやすくなります。
そのため、なかなか寝つかない子どもには保育士が添い寝をしてあげるのもおすすめ。
また、目が覚めてしまった子どもの寝かしつけにも、添い寝は効果があるようです。
4.本を読んだり、BGMを流したりする
保育園によっては、お昼寝の前に保育士の方が本を読んだり、心地よいBGMを流したりなどの習慣をつくっているところもあるようです。
毎日お昼寝の前に必ずやることを決めて習慣づければ、子どもたちの脳は「今からお昼寝」と認識するようになり、自然と意識が寝る方向に向かうでしょう。
(参考)95%が困った経験あり!保育士さんに聞いた上手な寝かしつけのコツ
(参考)赤ちゃんを背中トントンで寝かしつけ!方法やコツ、注意点は?
寝かしつけは保育士の落ち着いた対応がカギ
いくつか寝かしつけのポイントをご紹介しましたが、気をつけたいのは毎日同じ方法をとること。
勤務シフトの都合上、寝かしつけを担当する保育士が変わることがあるかもしれませんが、日によって寝かしつけの方法を変えてしまうのは子どもにとってよくないようです。
その子に最適な寝かしつけの方法がわかったら、保育士同士で情報を共有しあい、人によって対応が変わらないような配慮が肝心です。
また、保育士が落ち着いていれば子どもは安心して、やがて寝つくようになっていきます。
保育士の「寝かさなきゃ!」といった不安や焦りを、子どもは敏感に感じ取るもの。
たとえ寝なくとも「なんとかなる」というおおらかな気持ちで、子どもの寝かしつけに取り組んでいきましょう。
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記事公開日:2019.04.03
記事更新日:2021.07.14