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2022.03.14

卒園児へ在園児から渡すプレゼントはどんなものが喜ばれる?選び方についても解説

卒園児へ在園児から渡すプレゼントはどんなものが喜ばれる?選び方についても解説

保育園や幼稚園の卒園式は、卒園児の新しい旅立ちをお祝いしたり、明るい未来を願ってお見送りをする大事な行事です。

在園児から手作りのプレゼントを渡すことを計画している保育士さんは、まずどのようなプレゼントを選んだら良いのか考えてみましょう。

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卒園児へ在園児が渡すプレゼントはどんなものが良いか?

卒園児に喜んでもらえるプレゼントにはどのようなものがあるのでしょうか。

在園児からのプレゼントは思い出に残るものや卒園後も使えるものが良いでしょう。

思い出に残るプレゼント

園生活を振り返ったり思い出せるものは卒園のプレゼントとして最適です。

手作り感のあるものや写真などは、卒園児の心にもずっと残るでしょう。

具体的には以下のようなものが挙げられます。

● フォトフレーム

● 写真立て

● メッセージカード

もらったときに嬉しいのはもちろんですが、何年経っても見返したり思い出したりできるプレゼントは、いつまでも大切に取っておきたいものです。

卒園後も使えるプレゼント

卒園後も使えるプレゼントは小学校に入学後も使えるため、喜んでもらえるかもしれません。以下は実用的なプレゼント例です。

● ペン立て

● 小物入れ

● しおり

日常的に使えるプレゼントは、在園児としても自分たちが作ったものを使ってもらえる喜びを感じることができます。

卒園児へ在園児が手作りできるプレゼントを紹介

卒園児へ在園児から渡すプレゼントは色々なものがありますが、今回は手作りできるプレゼントを年少と年中それぞれに分けて紹介します。

年少児が手作りできるプレゼント

年少さんはまだハサミで切ったり絵を描いたりすることが難しい場合がありますので、主に貼る作業が楽しめるプレゼントを選ぶと良いでしょう。必要に応じて保育士は手助けしてあげてください。

年少児が手作りできるプレゼント①:画用紙で花束

お花と葉っぱ、花を包む紙をそれぞれ保育士さんが用意し、好きな色のお花を好きな数だけ花束にしていきます。

子どもは花を包む紙に花と葉っぱをのり付けするだけなので、年少児でも楽しく製作することができるでしょう。

卒園児におめでとうとありがとうの気持ちを込めて渡すことができると良いですね。

年少児が手作りできるプレゼント②:空き缶ペン立て

まずは必ず保育士さんが缶の切り口をビニールテープなどで保護し、子どもが手を切ることのない状態にしてから始めてください。

空き缶の側面に布やフェルトなどをボンドで貼り付けます。子どもだけで難しい場合は保育士さんが手助けしながら貼り付けてくださいね。

装飾として、レースやポンポンなどを付けても可愛いですよ。

年少児が手作りできるプレゼント③:ペンダント

厚紙に色画用紙や折り紙を貼り付けてペンダントの土台を作ります。

土台に、ビーズ・型抜きした動物やキャラクター・シールなどを貼り付けてもらいましょう。ペンダントには保育士さんが「卒園おめでとう」などのメッセージを入れると、卒園のプレゼントらしくなります。

年少児が手作りできるプレゼント④:本のしおり

セルフラミネートフィルムを使うことで年少さんでも簡単に本のしおりを作ることができます。

作り方は簡単で、小さくちぎったフラワーペーパーやスパンコールを混ぜたものを用意します。

それを子ども達が好きなようにラミネートの接着面に貼り付け、後は保育士さんが余分な部分を切り取って紐を通したら完成です。

スパンコールがキラキラ輝く可愛いしおりは卒園児に喜んでもらえるでしょう。

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年中児が手作りできるプレゼント

年中さんになると、徐々に自分のイメージが製作活動で表現できるようになってきます。

切る・描く・埋め込むなどさまざまな動作にチャレンジし、プレゼントを作ってみましょう。

年中児が手作りできるプレゼント①:ダンボールフォトフレーム

保育士さんがダンボールで写真のフレームを作るところまで行い、子ども達に装飾してもらいます。

リボンやスパンコールをボンドで貼り付けたり、モールで星やハートの形を作るのは子どもたちに行ってもらいましょう。

思い出の写真を入れてプレゼントすればきっと喜んでもらえるはずです。

年中児が手作りできるプレゼント②:空きビンで作るペン立て

空きビンと紙粘土を使えば、小学校の勉強時に役立つペン立てを作ることができます。

子どもに行ってもらうのはビンに紙粘土を貼り付けるところと、紙粘土におはじきやビー玉を埋め込む作業です。

事前に保育士さんがビンに麻紐を巻きつけておくと紙粘土が取れづらくなりますよ。

年少児が手作りできるプレゼント③:紙コップで写真付きメダル

紙コップで簡単に写真付きのメダルが作れます。

年中さんであれば紙コップを切るところも子ども自身でできるでしょう。対角線上でまっすぐ切るために、保育士さんがあらかじめ鉛筆で印をつけておくと良いかもしれません。

紙コップに色を塗り、底のくぼんだ部分に丸く切り取った卒園児の顔写真を貼り付けたら完成です。

年少児が手作りできるプレゼント④:紙粘土のマグネット

学校から配布されるプリントをとめておくのに便利なマグネットは、手作りプレゼントとして人気です。

紙粘土に絵の具を混ぜて色をつけ、好きな形を作ります。裏面にはマグネットを、表面にはビーズを埋め込みます。

埋め込んだだけでは取れてしまう可能性があるので、一度取り外して穴にボンドを流し込み、もう一度埋め込むとくっつきやすいですよ。

最初から最後まで子どもだけで作ることができるプレゼントです。

年少児が手作りできるプレゼント⑤:ラミネートキーホルダー

キーホルダーと言えばプラバンをイメージするかもしれませんが、トースターがなかったり焼くのが大変な場合は、セルフラミネートフィルムを使ったキーホルダーがおすすめです。

年中さんなら手先も器用になってくるので、自分で紙に描いた絵を入れても良いですし、メッセージ文は保育士さんが代筆したりして、オリジナルキーホルダーを作りましょう。

卒園児へのプレゼントを選ぶ際のポイント

卒園のプレゼントは手の込んだものや見栄えの良いものにしたいと思うかもしれません。

しかし、在園児が作ることを考慮し、子どもの制作意欲が損なわれないような簡単なものを選ぶことが大切です。

年少と年中では作れるものが異なるので、年齢に合わせたものを選ぶことがポイントとなります。年少・年中でできることを確認しておきましょう。

◇年少さん

● 簡単な折り紙ができるようになる

● のりを使って貼り付けることができる

● シール貼りが上手になる

◇年中さん

● 筆を使って絵の具で色が塗れるようになる

● イメージに近いものが粘土で作れるようになる

● 年少よりも複雑なものが折り紙で折れるようになる

これらはあくまで目安なので、子どもの発達に合った製作物をプレゼントとして選びましょう。

また、全てを子ども達が作るのではなく、最初の準備は保育士さんが行ったり、途中で手助けするなどのサポートも重要です。

特に年少さんの場合はプレゼントの仕上がりに差が出てしまうことがありますので、保育士が仕上げをしても良いかもしれません。

在園児からのプレゼントは卒園児の心に残る大切な贈り物 

今回は卒園児へ在園児から渡すおすすめの手作りプレゼントを年少・年中別に分けて紹介しました。

卒園児へのプレゼントは、園生活が思い出せるものや、小学校に上がっても使えるものが人気です。在園児の年齢に合ったものを選ぶ点もポイントなので把握しておきましょう。

一生に一度の卒園式が卒園児にとって素敵な思い出になるよう、心のこもったプレゼントが渡せると良いですね。

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記事公開日:2022.03.14

記事更新日:2023.03.24