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2022.03.10

お別れ会のプレゼントを在園児が手作り!プレゼントの選び方や渡し方も解説

お別れ会のプレゼントを在園児が手作り!プレゼントの選び方や渡し方も解説

お別れ会のプレゼントに在園児が手作りしたプレゼントを贈りたいと考えている保育士の方もいるでしょう。

手作りのプレゼントはとても喜ばれますが、何を作るか選ぶのが難しいかもしれません。

本記事では、年少・年中クラスの子どもでも手作りできるプレゼントを紹介しています。

また、プレゼントの選び方やお別れ会を盛り上げるプレゼントの渡し方についても解説しますので、ぜひ最後までご一読ください。

お別れ会のプレゼントで在園児が手作りできるもの

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お別れ会のプレゼントを在園児が手作りする場合、年少・年中クラスでそれぞれに適したものを作ることが大切です。

ここでは、年少・年中クラスに向いているプレゼントと作り方の簡単な説明、必要な材料などを紹介します。

年少クラスに向いているお別れ会で渡す手作りプレゼント

年少クラスに向いているプレゼントを2つ紹介します。

メダル

お別れ会以外にも、運動会などの行事で使われるメダルは見栄えがよく、作りやすいのでおすすめです。

メダルの中央部分に卒園する園児の写真キラキラのシールを貼ったり、似顔絵を描いたりすると卒園にふさわしい華やかなプレゼントになります。

首に下げられるようにリボンをつければ、お別れ会を盛り上げるアイテムになるでしょう。

<材料>

● 折り紙

● 台紙

● シール

● 写真

● リボンなど

<作り方>

折り紙1枚で作れるメダルにもさまざまな種類があり、折り方が違うだけで見た目が変わります。

また、折り紙を使う場合でも細長くカットした折り紙を二つ折りにしてそれを何枚も重ね合わせて作るメダルもあります。

さらに、1枚の折り紙で作ったメダルを色画用紙と重ねて作るなど、メダルはアレンジ可能で豊富なバリエーションが魅力です。

さまざまなメダルを比較し、見栄えの良さや作りやすさなどを考慮して選びましょう。

キーホルダー

ラミネートを使用したキーホルダーも手作りできます。

ラミネートの工程やチェーンを取り付ける工程を保育士が行えば、折り紙を折ったり絵を描いたりできるようになってきた年少クラスの子どもが作るのに適したプレゼントです。

キーホルダーに描く絵は、在園児と卒園児が一緒に体験した出来事となるように、保育士が声がけして誘導するとよいでしょう。

<材料>

● 色画用紙

● 色鉛筆

● キーホルダーチェーン

● ラミネーター、ラミネーターフィルムなど

<作り方>

1. 色画用紙を好きな形に切り取る

2. 切り取った画用紙に色鉛筆で絵を書く

3. ラミネートフィルムに描いた絵を挟む

4. ラミネート加工し、キーホルダーチェーンを取り付ける

年中クラスに向いているお別れ会で渡す手作りプレゼント

年中クラスに向いているプレゼントを2つ紹介します。

写真立て

写真立てもさまざまな作り方がありますが、紙皿を使った写真立てを紹介します。

紙皿を使えば台紙が必要ないので手軽に作れます。

また、紙皿にさまざまな装飾をして作るので、子どもが楽しみながら個性的なプレゼントに仕上げることができます。

<材料>

● 紙皿

● 装飾物(ビーズ、ボタン、木の実など)

● リボン

● 写真

<作り方>

1. 写真が飾れるように、紙皿の中央部分をくり抜く

2. 紙皿の残りの部分に絵の具やペンで色を塗る

3. 装飾物をボンドで貼り付ける

4. くりぬいた部分に写真を貼る

5. 壁などに掛けられるようにリボンを付ける

鉛筆立て

鉛筆立ては実用性が高いのでとても喜ばれるプレゼントです。

手軽に作りたい場合はトイレットペーパーの芯牛乳パックを利用し、それに色紙などで装飾する方法がよいでしょう。

もっと本格的にということであれば、空き瓶に紙粘土を貼り装飾する方法もあります。

後者の方が手間や時間がかかりますが、作る子どももやりがいを感じながら工夫して作ることができるでしょう。

ただし、壊れやすいので保管に気を付け、渡す際にはクッション材などで包むと安心です。

<材料>

● 空き瓶

● 紙粘土

● 絵の具や色ペン

● 装飾物(おはじき、貝殻、ビーズなど)

● 接着ボンドなど

<作り方>

1. 空き瓶に紙粘土をちぎって貼り付ける

2. 紙粘土の部分に絵の具や色ペンで色付けする

3. 紙粘土の部分に接着ボンドで装飾物を貼り付ける

4. 壊れにくいようにクッション材などで包装する

お別れ会のプレゼントの選び方

お別れのプレゼント選びに迷う場合は、これから紹介する2つのポイントを押さえておくと選びやすくなります。

プレゼントの用途を決める

お別れ会のプレゼントの用途は大きく分けて3つあります。

● お別れ会や卒園式に使えるもの:メダルやロゼット、花束など

● 小学生になってから使えるもの:鉛筆立てや花時計など

● 保育園での思い出を飾れるもの:写真立てやメッセージカードなど

どれを選んでもお別れ会のプレゼントとして最適ですが、プレゼントをいつ使ってもらいたいかを考えると作る物が絞られてきます。

3つのパターンをローテーションしてプレゼントを選ぶと、毎年のプレゼント選びに迷いにくくなるかもしれません。

在園児の成長に合わせて決める

お別れ会のプレゼントは卒園する園児のために贈るものですが、それを優先しすぎると作る難易度が高くなったり、事前に準備することが増えて保育士にとっても負担が大きくなることがあります。

そのため、プレゼントを作る在園児にとって難しくないものを選ぶという視点も大切です。

園児のレベルよりも高いものを選んでしまうと作る意欲が低下したり、出来上がった時の満足感も得にくくなります。

お別れ会のプレゼントは在園児にとって1年の締めくくりに作るものなので、月齢や成長に合わせて適切なものを選び、子どもの自信につながるものを選ぶとよいでしょう。

お別れ会のプレゼントの渡し方

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お別れ会ではさまざまな出し物を行いますが、プレゼントを渡すシーンはお別れ会のメインイベントとも言えるでしょう。

せっかく在園児が気持ちを込めて作ったプレゼントですから、卒園児により喜んでもらえるように渡し方も工夫しましょう。

プレゼントを渡すタイミング

プレゼントは基本的にお別れ会の終盤に渡すのがよいでしょう。

しかし、プレゼントするものによっては渡すタイミングを変えるとお別れ会をより盛り上げることができます。

今回紹介したプレゼントの場合、渡すタイミングは以下の方法がおすすめです。

● メダル:お別れ会で卒園児が入場するタイミング

● キーホルダー、写真立て、鉛筆立て:お別れ会の終盤、もっとも盛り上がるお別れ会の終盤

メダルを最初に渡すと「今日は自分が主役なんだ」という気持ちになり、お別れ会への期待が高まります。

メダルをもらった卒園児がお友達とメダルを見せ合って喜ぶ顔を見ることができるでしょう。

キーホルダーや写真立てなどは、やはりお別れ会の最後がベストタイミングです。

プレゼントは在園児が直接手渡しする

どのプレゼントを渡すにしても、渡すのは在園児一人ひとりに任せましょう

その方が卒園児にとっては卒園を実感しやすく思い出に残ります。

また、在園児は「卒園おめでとう」「今までありがとう」「小学生になってもがんばってね」という気持ちを込めて渡すことができます。

自分が気持ちを込めて作ったプレゼントを受け取ってもらう経験をすることで、在園児は少しお兄さん、お姉さんになったような気分になり、満足感を得ることができるかもしれません。

プレゼントの渡し方はこれが正しいということではありません。

この機会に、子どもたちが喜ぶ渡し方を考え直してみるのもよいでしょう。

お別れ会は手作りプレゼントで盛り上げよう!

お別れ会で欠かすことのできない手作りのプレゼントについて紹介しました。

プレゼントは卒園児にとって大きな楽しみなので、いろいろ比較して選びましょう。

在園児が心を込めて作ったプレゼントは、最高の贈り物になります。

素敵な手作りプレゼントを用意して、思い出に残るお別れ会にしましょう。

記事公開日:2022.03.10

記事更新日:2022.03.10