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2022.03.10

春分の日とは?子ども向けの伝え方や基礎知識を解説

春分の日とは?子ども向けの伝え方や基礎知識を解説

「春分の日とは?」「なぜ年によって日付が変わるの?」といった疑問にお答えするため、本記事では春分の日の基本的なことについて解説しています。

子ども向けの伝え方を参考にして、春分の日は子どもと楽しく過ごしましょう。

「春分の日とは?」子ども向けの伝え方

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保育園で子どもに春分の日の意味を教えるとき、どのように伝えたら良いのでしょうか。

春分の日の意味や由来とあわせて子ども向けに伝える方法を紹介します。

春分の日の意味

春分の日は1948年に制定された国民の祝日のうちのひとつです。毎年3月20日か21日であることが多いですね。

内閣府の示す内容では「自然をたたえ、生物をいつくしむ。」としています。

さらに意味をかみ砕くと「春の訪れとともに自然や生き物を大切にしましょう」という内容になるでしょう。

新しい生命が芽吹く季節である春だからこそ、自然に目を向け、春分の日には植物などさまざまな生き物たちに感謝をする日なのです。

日本は春夏秋冬と4つの季節がありますが、これらはさらに細かく分けると24つの名前「二十四節気(にじゅうしせっき)」で分類できます。

春は主に「立春」が知られていますが、春だけでも全部で6つの節気があります。

● 立春…2月4日前後

● 雨水…2月19日前後

● 啓蟄…3月5日前後

● 春分…3月21日前後

● 清明…4月5日前後

● 穀雨…4月20日前後

春分の日は、春の二十四節気の4つ目です。昼と夜の長さがほぼ同じになる日でもあるため、春分の日から夏至にかけて、どんどん日照時間が長くなっていきます。

春分の日の由来や起源

日本では昔から天皇のご先祖様たちである神様の霊を祀る祭典が行われてきましたが、1879年から1948年までの間は「春季皇霊祭(しゅんきこうれいさい)」と呼ばれる祝祭日が存在していました。

春季皇霊祭では、主に皇室に関する先祖の霊を祀っていましたが、国民の間では自分たちのご先祖様にも感謝をする日として認識されていたようです。

その風習が春分の日にも引き継がれ、今では春のお彼岸としてお墓参りをしたりお供え物をする習慣があるのです。

春分の日を子ども向けに伝える言い方

春分の日の意味や由来が分かったと思いますので、保育園で子ども達に春分の日を分かりやすく伝える言い方を複数の質問パターンで紹介します。

子どもの疑問に答えられるようにしておきましょう。

春分の日はどんな日?

「春が来て暖かくなると、緑の葉っぱが芽を出したり虫さんたちに会えるよね。春分の日っていうのは、自然に”ありがとう”の気持ちを持つ日なんだよ。」

「冬は外で遊んでいるとあっという間に暗くなっちゃうけど、夏は明るい時間が長いよね?春分の日は昼と夜の時間が同じ長さになる日なんだよ。この日からどんどん明るい時間帯が増えていくよ。」

春分の日はどうしてお墓参りをするの?

「春分の日は、ご先祖様に感謝をする日なんだよ。みんなが元気で過ごせるのも、天国にいるご先祖様が見守ってくれているからだよ。「いつもありがとう。これからも見守っていてね。」っていう気持ちを持って過ごそうね。」

春分の日は何を食べるの?

「春分の日はぼた餅っていうおもちを食べるよ。見た目がおはぎに似てるって思うかもしれないけど、ぼた餅とおはぎは食べる季節が違うだけで同じものなんだよ。」

「ご先祖様へのお供え物として昔からぼた餅が食べられてきたんだよ。ありがとうって思いながらぼた餅を食べようね。」

春分の日は何をするの?

「春分の日は春が来ることを喜ぶ日だから、外に出て春を見つけてみよう!桜のつぼみとかつくしが見つけられるかもしれないね。冬にはなかなか見つけられなかった虫さん達も探しに行こう。」

春分の日が年によって日付が異なる理由

毎年3月20日前後が春分の日とされていますが、年によって日付がずれるのはなぜなのでしょうか。

20日もしくは21日どちらかのイメージがあるかもしれませんが、過去には22日だったこともありますし、未来は19日が来ることも予測されています。

実は春分の日の日付は明確に決められていません

その理由には「春分点」が大きく関係しています。

地球は太陽の周りを回っていますが、ある地点が「春分点」と決められていて、毎年その春分点を太陽が通過したときが「春分の日」になるのです。

地球が太陽の周りを一周するのは365日ですが、正確には365日と6時間です。

春分点を通過する時間は毎年6時間ずつ遅くなるため、これが春分の日付が年によって異なる理由となります。

6時間ずつ遅くなっていくのに日付がずれ続けない訳は、うるう年があるからです。

4年に1度のうるう年では、春分点の通過が1日早くなります。

そのため、春分の日が21日だった年の翌年に20日になることがあるのです。

春分の日は、日本の天文学を研究している「国立天文台」があらゆるデータをもとに計算し、前年の2月に発表しています。

春分の日の過ごし方

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春分の日当日は祝日ですので園はお休みであることが多いと思いますが、春分の日前後は保育園でも春が感じられる活動を取り入れてみましょう。

春にちなんだ製作活動

春に作る製作物は色鮮やかなものが多く、保育室に飾ると華やかになります。

桜の植物をテーマにしたちぎり絵や、ちょうちょをモチーフとした工作などを取り入れて、春を感じてみるのも良いですね。

春はたんぽぽやチューリップ、てんとう虫やミツバチなど製作活動に取り入れやすい植物や生き物たちがたくさんいますよ。

instagramに春におすすめの製作物も投稿してますので、よろしければ参考にしてみてください。

 
 
 
 
 
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春を見つけに公園に行く

3月中旬以降になると暖かい風が感じられる日も増え、外ではさまざまな春の植物を見つけることができます。

自然を感じながら生き物たちと触れ合う体験は、子どもの感性を育てることにもつながります。

お散歩をしながら公園に行くだけでも、たくさんの花や虫に出会うことができますので、子どもと一緒に春を探しに行きましょう。

春分の日の食べ物を食べる

春分の日の食べ物といえば、ぼた餅が有名なので保育園ではぼた餅作りをしても良いでしょう。ぼた餅に使う小豆には厄払いの意味もあり、先祖供養と合わせて1年の健康を祈って食べるものでもあります。

秋のお彼岸、秋分の日に食べるおはぎと似ていますが、時期によって名前が違うだけで、「牡丹」「萩」それぞれの季節の花が由来になっています。

ぼた餅作りの際は、子どもに意味を説明しながら楽しく行いましょう。

ただし、ぼた餅は小さめに作り食べるときは一口大にして、保育士さんがしっかり見守るよう注意してください。

ぼた餅以外にも春らしさが感じられるいちごや、春キャベツ・新玉ねぎなどを使った料理を作って楽しむのも良いかもしれませんね。

春分の日とは自然に感謝をする日。子ども向けの意味を伝えて春を感じよう

今回は、春分の日とはどのような祝日なのか、意味や由来を詳しく説明しました。

春分の日は春の訪れを感じ、自然やご先祖様に感謝をする日です。

保育士さんが子どもに説明するときは、春分の日の意味に加え、春の食べ物や植物のことなども一緒に伝えられると良いでしょう。

春が感じられる保育活動を取り入れて、子ども達とたくさんの春を見つけてくださいね。

記事公開日:2022.03.10

記事更新日:2022.03.10