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2022.03.10

雨の日でも楽しめる絵本や読み聞かせで気をつけたいポイントについて解説

雨の日でも楽しめる絵本や読み聞かせで気をつけたいポイントについて解説

雨の日の遊びは限定されてしまうため、子どもが楽しめる絵本を探している保育士さんも多いのではないでしょうか。

本記事では外遊びができない雨の日にでも楽しめる絵本を紹介しています。

雨がテーマになっているおすすめの絵本も厳選しましたので、絵本を活用して雨の日を楽しみましょう。

 雨の日でも楽しめるおすすめの絵本

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雨の日のどんよりした気分も吹き飛ばす楽しい絵本を年齢別に紹介します。

0歳児におすすめ雨の日の絵本

0歳児におすすめ雨の日の絵本①:かさちゃんです

可愛らしいイラストが特徴的な「かさちゃんです」は、言葉のリズムが楽しい0歳児におすすめの絵本です。

7色のさまざまな傘が色鮮やかに描かれていますが、最後には雨もやみ空には虹がかかるため、見ていて明るい気分になれる一冊です。

0歳児におすすめ雨の日の絵本②:あめかな!

この絵本は絵の具がポタッと落ちて広がっていく様子や、異なる色の絵の具が混ざって変化する様子を雨のしずくに例えています。

土砂降りや小雨などいくつもの雨を上手に表現しているので、目で見て楽しめる絵本です。簡単な言葉でシンプルに描かれているので、0歳児にぴったりでしょう。

1歳児におすすめ雨の日の絵本

1歳児におすすめ雨の日の絵本①:あめぽぽぽ

「ぽぽぽ」「ぴちぱちゃぽと」「ぴとぴと」など、面白い音で雨を表現している絵本です。独特な擬音が1歳児を楽しませてくれるでしょう。

雨粒のキラキラ感がイラストから伝わり、雨なのにワクワクした気分になれます。

よく見ると、雨粒ひとつひとつに顔が書いてあるため、雨が愛しい存在に思える一冊です。

1歳児におすすめ雨の日の絵本②:おさんぽおさんぽ

子どもの大好きな長靴に視点を合わせ、雨の日の散歩を楽しむストーリーです。

雨の日の生き物であるカエルやカタツムリ、そして思わず飛び込みたくなってしまう大きな水たまりまで出てくるので、お散歩に行ったような気分になれます。

はっきりした色合いも1歳児におすすめのポイントです。

2歳児におすすめ雨の日の絵本

2歳児におすすめ雨の日の絵本①:あめふりくまのこ

子どもに親しまれている童謡「あめふりくまのこ」の絵本です。

歌詞がストーリー性のあるものなので、ページをめくりながら歌が楽しめるでしょう。

ふんわりしたタッチのイラストは歌の優しいメロディーとマッチしています。

歌の歌詞がそのまま絵本になっているものはあまりないので、ぜひ雨の日の保育活動に取り入れてみてください。

2歳児におすすめ雨の日の絵本②:はっぱのおうち

雨が降ってきたため女の子が葉っぱの下で雨やどりしていると、カマキリやてんとう虫などたくさんの虫たちがやってきて一緒に雨やどりをするほのぼのしたお話です。

木の葉でできたお家が秘密基地のような雰囲気なので、雨上がりに外に出るのが楽しみになるかもしれません。

3歳児におすすめ雨の日の絵本

3歳児におすすめ雨の日の絵本①:すてきなあまやどり

雨やどりをしていたはずなのになぜかびしょぬれのブタくん。

木の下で雨宿りをしているブタくんのところに、ネズミが1匹、ハリネズミが2匹…と、どんどん増えていき最終的にはたくさんの動物たちと一緒にあまやどりをします。

ですが、ぬれてしまった理由は動物が多くて木から押し出されたのではなく、別の素敵な理由があるというお話です。オチは子どもと一緒に楽しんでくださいね。

3歳児におすすめ雨の日の絵本②:かさかしてあげる

主人公のなっちゃんが外にいると雨が降ってきてしまいますが傘を持っていません。

そこへさまざまな森の生き物たちがなっちゃんのために傘を貸してくれる優しさあふれる絵本です。

生き物の特徴に合わせた傘がおもしろく、雨の日に傘をさすことが楽しみになる絵本かもしれません。

4歳児におすすめ雨の日の絵本

4歳児におすすめ雨の日の絵本①:かたつむりののんちゃん

梅雨時期になると外で見かけることが増えるかたつむりは子どもに人気の生き物です。

「かたつむりののんちゃん」はかたつむりの生態について詳しく描いてあるため、読むことでさまざまな発見があるでしょう。

子どもでも理解できるよう分かりやすいストーリーになっているため4歳児におすすめです。

4歳児におすすめ雨の日の絵本②:ちいさなきいろいかさ

雨にぬれて困っている動物たちを傘に入れてあげると、動物の大きさに合わせて傘が変化する不思議なお話ですが心が温まります。

首の長いキリンさんまで傘に入れたときは、子ども達から「すご~い!」という声が聞こえてくるかもしれません。

5歳児におすすめ雨の日の絵本

5歳児におすすめ雨の日の絵本①:おじさんのかさ

立派な傘を持っているおじさんは、傘が雨に濡れるのを嫌がって雨が降っても傘をさそうとしません。

しかし子ども達が楽しそうに傘をさしている様子を見て、自分も傘を使うことに決めました。

使うのをためらうほど大切なものがあることは素敵なことです。この絵本を通して、物を大事に扱う気持ちが育まれると良いですね。

◇5歳児におすすめ雨の日の絵本②:カエルのおでかけ

雨が降ったら大喜び、雨にぬれたぐちょぐちょのカツバーガーをおいしそうに食べる、そんなあべこべな世界が描かれた絵本です。

ですが、主人公のカエルにとって雨は良い天気というお話なので、子どもも大人も「なるほど~!」と思える内容です。愉快なカエルの様子が雨の日を楽しくさせてくれます。

雨がテーマのおすすめの絵本

続いて、雨がテーマになっているおすすめの絵本を紹介します。

雨がテーマのおすすめの絵本①:あめふりさんぽ

雨の中を散歩する女の子が、雨の日の生き物に次々出会い、友達になっていくお話です。

傘、長靴、かっぱなど自分の持ち物を貸してあげる優しいストーリーで、雨の音も楽しい擬音語で表現されています。

水彩画の淡い優しいイラストは透明感があり、雨はもちろん最後に出てくる虹も美しく描かれています。

雨がテーマのおすすめの絵本②:雨、あめ

雨だからこそ楽しめることを絵本に出てくる姉弟がたくさん教えてくれます。

かっぱを着て水たまりで遊んだり、雨にぬれたクモの巣を見つけたりと、色々な発見があります。

この絵本には文字がありません。イラストだけで伝わってくる雨の楽しさは幅広い年齢の子どもの心に響くでしょう。

雨の日でもいきいきと過ごす楽しさが見つけられる素敵な雨の絵本です。

雨がテーマのおすすめの絵本③:あめあめふれふれねずみくん

雨が降ってきたので傘をさしていたねずみくんが、他の動物たちから「傘なんていらないよ」と言われてしまうお話です。

しかし最後には「やっぱり傘っていいな」と展開するストーリーのおもしろさが魅力的で楽しめます。

大きな白い画面に小さなねずみくんがシンプルに描かれている、ねずみくんシリーズの一冊です。

絵本の読み聞かせで気をつけたいポイント

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読み聞かせをするときは、子ども達が見やすいように絵本を持つことがポイントです。

絵本を開いた状態で中央下部を片手で持ち、イラストや文字が隠れないように注意します。

「子どもが見やすい」ことが重要なので、絵本の角度や保育士の位置にも配慮してください。また、声の抑揚を工夫して絵本の世界観を作り出すことも必要でしょう。

特に雨の日に読む絵本は「雨でも楽しいね」という気持ちを子ども達に伝えたいので、保育士自身が楽しみながら笑顔で読むことが大切です。

雨の日の保育活動に悩んだら子どもが楽しめる絵本を読もう

今回は雨の日でも楽しめる絵本を年齢別に紹介しました。

雨の日はどうしても気分が落ち込みやすくなってしまいますが、雨の日に楽しめる絵本を読んで、ウキウキワクワクした気持ちを子ども達に感じてもらえると良いですね。

雨の日は保育活動に絵本の読み聞かせを取り入れて、子どもと楽しく過ごしましょう。

記事公開日:2022.03.10

記事更新日:2022.03.10