Ohanaトップ|保育のこと|現場の悩み|お正月に子どもが楽しめる歌や童謡16選を紹介!

search SEARCH

clip CLIP

2022.01.13

お正月に子どもが楽しめる歌や童謡16選を紹介!

お正月に子どもが楽しめる歌や童謡16選を紹介!

子どもが楽しく歌えるお正月の歌は、どのようなものがあるのでしょうか。

お正月の時期にぴったりの歌は数多くありますので、保育園でぜひ活用してください。

正月に乳児が楽しめる歌や童謡8つ紹介!

まずは、お正月に乳児(0~2歳頃)が楽しめる歌や童謡を紹介します。

乳児クラスの子どもは歌詞やメロディーが簡単で、手遊びが楽しめる歌リズミカルなものを選ぶと良いでしょう。

お正月に乳児が楽しめる歌(1):めでたいなったらお正月

愉快なメロディーが新年の明るい雰囲気にぴったりの歌です。

「お雑煮」「黒豆」「栗きんとん」など、色々な食べ物が歌詞に出てくるので、歌を通してお正月の食材に親しむことができるでしょう。

簡単な手遊びもありますので、乳児クラスの子どもも楽しめます。

保育士は「お正月は何を食べた?」と子どもに聞いて、コミュニケーションを取りながら歌ってみましょう。

お正月に乳児が楽しめる歌(2):お餅を焼いたとさ

パチパチと焼いて膨らんだお餅がざまざまな動物に変化していく手遊びです。

「焼いたお餅は何に見えるかな?」と考えたり、「次の動物は何だろう?」と問いかけながら子どもたちと歌ってみましょう。

子どもの年齢に合わせてテンポをゆっくりにしたりと工夫してみてください。

また、保育士さんがアレンジして他の動物を加えても良いかもしれません。

お正月に乳児が楽しめる歌(3):もちつき

「ぺったんこ、それぺったんこ」と繰り返しが楽しい手遊びなので、乳児クラスの子どもたちも真似しやすいです。

最後にはお餅が完成するので、定番の「あんこ餅」「きなこ餅」以外にも、オリジナルのお餅を作ってみましょう

保育園で餅つきイベントを行う場合は導入として活用したり、実際に餅つきを行いながら歌うこともできそうです。

お正月に乳児が楽しめる歌(4):ことしもどうぞよろしくね

「あけましておめでとう」と顔の前でパッと手を開いたり、「よろしくね」とおじぎする動作が楽しめる歌です。

歌いながら新年の挨拶ができるので、お正月にうってつけの歌なのではないでしょうか。

実はこの歌、1~5にちなんだ言葉が出てきます。歌に合わせて指を動かすことで、指で数字を表す練習にもなりますよ。

お正月に乳児が楽しめる歌(5):雪のこぼうず

お正月の時期になってくると、急激に寒くなるので雪が降る地域もあるでしょう。

「雪のこぼうず」はチラチラと降る雪が屋根、池、草の上に落ちるとどのように変化していくのか、雪が溶ける様子を表現した歌です。

小坊主(こぼうず)は「少年の僧」という意味ですが、子どもが理解するのは少し難しいので「雪の小人」をイメージできるように伝えてあげると良いかもしれません。

お正月に乳児が楽しめる歌(6):雪だるまのチャチャチャ

「チャチャチャ」のリズムが楽しい乳児におすすめの歌です。

1番は雪が降る外の様子や雪だるまが踊りだす楽しい雰囲気が感じられるように、2番はパパゴンだるま、ママゴンだるま、チビゴンだるまそれぞれを表現しながら歌えると良いでしょう。

一段と寒さが増すお正月明けの新学期にぴったりの曲です。

お正月に乳児が楽しめる歌(7):だるまさん

何度転んでも起き上がるだるまは「七転八起」の意味があり、お正月の縁起物でもあります。

わらべうたとして親しまれている「だるまさん」を歌って子どもと一緒ににらめっこ遊びを楽しみましょう。

「あっぷっぷ」と表情を変える保育士を見たり真似をするだけでも楽しめるので、0歳児にもおすすめです。

お正月に乳児が楽しめる歌(8):ゆき

古くから歌い継がれている雪にまつわる童謡です。

歌詞に出てくる「雪やこんこ」は、「雪よ来い」という意味なので、雪が降ることを楽しみしている曲でもあります。

また、最近では「こたつ」を知らない子どももいるかもしれませんので、歌いながら歌詞の意味も教えてあげましょう。

正月に幼児が楽しめる歌や童謡8つ紹介!

3

続いて幼児(3~5歳頃)が楽しめるお正月の歌や童謡を8つ紹介します。

歌詞に意味のあるものや、歌からイメージして活動につなげられるような曲が幼児にはおすすめです。

お正月に幼児が楽しめる歌(1):お正月

「もういくつ寝ると~」から始まるこの曲は、お正月の定番ソングです。

誰もが一度は聞いたことがあるほど有名な「お正月」は、お正月を心待ちにする様子を歌った曲ですので、冬休みに入る前に子どもたちと一緒に歌いましょう。

保育士から「みんなお正月はどんなことして過ごすのかな?」と声をかけて、ワクワク感を高めてあげるのもおすすめです。

お正月に幼児が楽しめる歌(2):一月一日

元旦にテレビや街中で聴く機会が多い「一月一日」は、明治時代から歌われている小学唱歌です。

曲のタイトルである一月一日は「いちげついちじつ」と読みます。

歌詞は少し難しく感じるかもしれませんが、優しく明るいメロディーは新年をお祝いする雰囲気にぴったりです。

古き良き日本の歌を現代を生きる子どもたちと歌って、お正月気分を味わいましょう。

お正月に幼児が楽しめる歌(3):あけましておめでとう

「あけまして~♪おめでとう~♪」と顔を隠したり見せたりしながら手遊びを楽しみつつ、新年の挨拶をする歌です。

何度か繰り返し行い、毎回違うお友たちのところに移動してコミュニケーションを楽しみましょう

2番と3番では「餅」「カルタ取り」「凧揚げ」「書き初め」など、お正月にちなんだ言葉がたくさん出てきます。

保育士と子どもが一緒に考えてアレンジバージョンを歌ってみても楽しいでしょう。

お正月に幼児が楽しめる歌(4):たこのうた

「たこのうた」は、お正月遊びのひとつである「凧揚げ」を歌った文部省唱歌です。

凧揚げは河原など広い場所で行うイメージがあるかもしれませんが、保育園ではビニール袋などを用いた簡易凧を作って園庭で飛ばすことができます。

凧揚げ制作の導入にも「たこのうた」は活用できるでしょう。

お正月に幼児が楽しめる歌(5):北風小僧の寒太郎

寒い季節になると聴きたくなる「北風小僧の寒太郎」は風が冷たく感じられる季節にぴったりの童謡です。

「ヒューン」「ヒュルルンルンルン」と特徴的なメロディーは、一度覚えたらつい口ずさみたくなってしまいます。

「寒太郎~!」とみんなで合いの手を入れたくなるのもこの歌の楽しいポイントです。

お正月に幼児が楽しめる歌(6):たきび

現代では気軽に焚火ができなくなりましたので、焚火自体に馴染みのない子どもも多いかもしれません。

しかし、大晦日や新年の初詣では神社で焚火を見る機会もあるのではないでしょうか。

「たきび」は昭和に生まれた日本の童謡で、現在もなお冬の定番ソングとして歌われています。

お正月に幼児が楽しめる歌(7):ななくさなずな

「ななくさなずな」は、七草を包丁で切るような動きを手遊びで表現するわらべうたです。

お正月明け、保育園の給食で七草粥が出る場合はこの曲を導入にして子どもたちにさまざまな食材を知ってもらいましょう

「1年間健康で元気に過ごせるように」という意味があることなども、ぜひ伝えてあげてください。

お正月に幼児が楽しめる歌(8):十二支のうた

新年を迎えるとともに干支が毎年切り替わること、干支の動物たちが全部で12種類いること、それぞれ順番が決まっていることなどが、歌を通して学ぶことができます。

幼児であれば、歌いながら楽しく十二支を覚えることができそうです

リズミカルな歌ですので、クラスのみんなで体を動かしながらタイミング良く手拍子して歌いましょう。

保育園ではお正月ならではの歌をみんなで歌おう

2

お正月に子どもが楽しめる歌や童謡を、乳児と幼児でそれぞれ8種類ずつ紹介しました。

お正月にうたう歌は、お正月を楽しみに待つ気持ちを高めるためのもの、新年をお祝いするためのもの、本格的な冬の訪れが実感できるものなどさまざまです。

今回紹介した歌を参考に、保育士さんはお正月に楽しめる歌を保育活動に取り入れてみてください。

記事公開日:2022.01.13

記事更新日:2022.01.13