2021.11.30
保育士はジャージOK?服装の選び方5つのポイントを解説
保育士の服は何を着ても良いということはありません。
子どもの安全面に配慮されているかや保護者からの印象など、気を付けるべき点は多々あります。
今回の記事では、保育士に適した服装の選び方を5つのポイントに分けて解説していきます。
保育士はジャージOKなところが多い
服装のルールについては各園によって異なりますが、「服装は自由」としている園が多いようです。
特別ルールのない園の保育士の多くは、ジャージやトレーナーの上にエプロンを着用しています。
暑い時期は上だけTシャツ、下はジャージというコーディネートをしている保育士さんも多いようです。
毎日着る仕事着なので、乾きやすく汚れが落としやすいジャージは保育士の服装として最適といえるでしょう。
保育士のジャージはどこで買う?
保育士に適したジャージはどこで買うのが良いのでしょうか。
ジャージを購入する2つの方法を紹介します。
1. お店で保育士のジャージを買う
スポーツ用品店では人気ブランドのジャージが数多く売られています。ジャージのおしゃれな着こなしを楽しみたい人は、スポーツ用品店での購入をおすすめします。
また、ショッピングセンターの衣料品売り場などでは、お手頃価格でジャージが購入できます。
ジャージをお店で買うことのメリットは、試着ができることです。
保育士はたくさん体を動かすため、サイズ選びが肝心になります。
しゃがんだときに窮屈に感じないか、ゆったりしすぎていないかなどは試着しないと分からないため、必ず試着をしてから購入しましょう。
2. ネット通販を利用して保育士のジャージを買う
保育士向けのアイテムを販売している通販サイトがありますので、保育士の方はぜひ一度見てみると良いでしょう。
中にはジャージをはじめ、エプロンやトレーナーなどもまとめて購入できるサイトもあり、非常に便利です。
スポーツブランドの品ぞろえが豊富な通販サイトや、大手の通販サイトでも多くの保育士向けのジャージを取り扱っています。お好きなネットショッピングを利用しましょう。
「保育士 ジャージ 通販」と検索をすれば、保育士にぴったりのジャージがたくさん出てきます。
ネット通販なら、実店舗で購入するよりお得に買えることもあります。ぜひ上手に活用しましょう。
保育士に適したジャージの選び方
保育士として働くのに適したジャージを選ぶときは気にするべき点があります。
購入前は、とくに以下の2つを一度確認しておきましょう。
1. サイズが合っている
動きやすいはずのジャージでも、サイズが大きすぎると即座に動くことができなかったり、裾を踏んで転倒してしまったりと危険が伴います。
また、だらしなく見えてしまう原因にもなりますので注意が必要です。
大きすぎず小さすぎず自分に合ったサイズのジャージを選びましょう。
2. 清潔感がある
ジャージのズボンは裾まわりがキュッと絞られているものだと、引きずることもありませんしスタイリッシュに見えて清潔感が増します。
また、仕事で着たジャージは毎回洗濯するものです。汚れが落ちやすくて洗いやすいジャージであれば、きれいな状態が保たれ長く着用できます。
ジャージNGな保育園もある
保育士の服装は自由としている園が多い中、一部の保育園ではジャージをNGにしているところもあります。
ジャージをNGとする理由は以下のようなことが挙げられます。
● 保護者からの印象が良くないため
● 子どものお手本となる服装ではないため
中には、保育士の制服が用意されている園もあります。
そのような園で働くことになった保育士は、服装選びに悩まなくて良い点がメリットです。
また、ジャージはOKでもキャラクター付きはNGとしている園や、デザインや色を指定している園も存在しますので、勤務開始前に確認しておきましょう。
保育士の服装選びのポイント
保育士の服装は、保育士本人はもちろん、子どもや保護者など、あらゆる側から見て適していなければなりません。
ここでは、保育士が服装を選ぶ際のポイントを5つ紹介します。
1. 動きやすいもの
保育士の服装は動きやすいものが適しています。
1日中動き回って忙しい保育士は、日中子どもと一緒に運動することも多いと思いますので、保育のじゃまにならず動きやすいストレッチ素材の服を選ぶことをおすすめします。
中でもジャージは動きやすいため、保育士に人気の服装です。
2. 汚れても良いもの
保育士として働いていると、子どもとの外遊びで泥がついたり、工作活動で絵の具がついてしまうことは日常茶飯事です。
風邪気味の子どもがいる場合は鼻水がついてしまうなんてことも当たり前のようにありますし、乳児クラスを担当していると子どものよだれなどもつきます。
したがって、保育士として働く時は、大事な服を着てこないことが基本です。
服は汚れることが基本だと思い、汚れても問題ない服で仕事をしましょう。
3. 安全な服であること
服装が自由の園に勤めていても、子どもや保育士に危険が生じる可能性のある服は禁止されています。
危険な服には以下のようなものが考えられます。
● フードやひもが付いている服
● 装飾が多い服
フードやひも付きの服は、子どもに引っ張られて首がしまる恐れがあるため、避けるべき服装です。
子どもは保育士の着るもの持ち物全てに興味を示しますので、フードに何かものを入れたくなったり掴みたくなったりするかもしれません。
保育士が動いたとき、子どもや保育士の転倒など、思わぬ事故を引き起こす恐れもあります。
また、ボタンやビーズなど装飾がたくさんついている服も避けた方が良いでしょう。
外れて床に落ちたボタンを子どもが口に入れてしまったら、誤飲事故が起こる原因になります。
遊んでいる最中に子どもの顔に当たれば、怪我をさせてしまう可能性もあるでしょう。
このように普段は普通に着ている服でも、保育の現場ではNGとされるものがあります。
事故を未然に防ぐためにも、安全な服を着用しましょう。
4. 露出を控えて派手すぎないもの
保育士は保護者からよく見られている存在です。
あまりにも派手すぎる柄や色の服を着たり、露出の高い服装をしていると、保護者からの印象を悪くしてしまいます。
また、ダメージジーンズもカジュアルすぎて見えてしまうため、保育士の服装には相応しくないとしている園が多いです。
特に夏は暑いので丈の短いズボンやタンクトップなどが着たくなるかもしれません。
しかし、服装でイメージダウンしてしまわないよう、配慮が必要です。
5. 温度調整がしやすいもの
保育士は動き回ることが多いため、体温調節のしやすい服がおすすめです。
また、季節によっては朝夕の温度差が激しい時期があります。
寒いときは脱ぎ着しやすいカーディガンやフリース、裏起毛トレーナーなどを活用しましょう。
ニットは素材にもよりますが、毛足の長いふわふわしたものだと子どもが口に入れてしまう危険があるため、安全に留意して選んでください。
保育士に適したジャージを着用して動きやすく安全な保育を行おう
ジャージ着用可の園に勤めている保育士は、活動がしやすく子どもにも安全なジャージを選ぶことが大切です。
シンプルで清潔感のあるものや汚れても簡単に洗濯できる服だと、周りに好印象を与えます。
保育士の服装選びのポイント5つを押さえて、相応しい服を着るようにしましょう。
記事公開日:2021.11.30
記事更新日:2021.12.01