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2019.09.10

保育園のお散歩を安全で有意義にするポイント!

保育園のお散歩を安全で有意義にするポイント!

masako Masako 
 幼稚園教諭、保育士資格あり
 幼稚園・保育園・児童支援で働いて
 いまし
た。 自分の経験を活かして
 リアルな情報を届けたいと思います。
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保育園では「散歩」の活動があります。
保育士はその散歩の準備や声掛けで大変ですが、子どもたちが楽しそうに散歩をする姿をみるとやはり癒やされますよね。

ただ、散歩の活動をなぜするのか「ねらい」を考えていますか?
わたしは保育士の時、ねらいをしっかりと考えず安全で楽しめたらいいのでは?と思っていました。

しかし、散歩のねらいをより深く考えることで、子どもたちの関心、興味の輪を広げてより有意義な時間を過ごすことができますよ。

今回は保育での散歩について以下の内容を紹介します。
・なぜ保育園でお散歩の活動が必要なのか?
・散歩をする際に気をつけるべきポイント
・散歩を楽しむための園児への声掛けのポイント

園児が散歩の時間を安全に楽しく過ごせるように、工夫をしてみましょう。

 

 

保育でお散歩をするねらいとは?

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保育園では行っている活動には全て「ねらい」があり、もちろんお散歩にもあります。

お散歩のねらいは例えば、

・外にでて草や建物、動物、昆虫、木と
 自然に触れることで感受性を育む
・散歩を通して、横断歩道の渡り方、
信号の
 ルールなど交通ルールを知る
・春は桜、夏は蝉取り、秋はどんぐりや枯れ葉拾い、
 冬は雪に触れたり四季に触れる
・散歩をすることで、適度な運動をしたり、
 体のリズムを整える
・外に出て、地域の人と挨拶を交わしたり
 することで、社交性を身につける

などねらいを考えてお散歩することで、より有意義な時間を過ごすことができます。

 

保育士がお散歩する時に持っていく必需品

お散歩を安全に楽しむために準備は万全に行いましょう。
園児や、保育士が持っていく必需品を紹介します。

保育士がお散歩で用意するもの

・ビニール袋
・ティッシュ
・救急セット
・子供の着替え
・カメラ
・携帯電話
・お着替えセット

トイレが近くになく、おもらしをしてしまったり、泥んこになってしまう子どももいるのでお着替えセットは男女1セットずつあると安心です。
また、転んで怪我をした時にすぐに処置ができるように、救急セットも忘れないようにしましょう。

園児の持ち物

・帽子
・水筒

遠出する場合は水分補給ができるように、水筒を用意しましょう。

 

保育士がお散歩をする際に気をつけるべきポイント

お散歩は楽しい活動ではありますが、外にでるので車も通りますし、常に危険と隣合わせでもあります。
安全第一で楽しめるように、お散歩をする際に気をつけるべきポイントを紹介します。

靴がちゃんと履けているか確認する

散歩中によくあるアクシデントが、子どもが転ぶことです。
多くの場合は、靴がちゃんと履けていないのが原因だったりします。
最初の時点で、点呼を行うのと一緒に靴が履けているか声を掛けて保育者も目で確認しましょう。

交通ルールを教えて安全第一

お散歩ではいつ事故につながるかわからないので、油断大敵です。
交通ルールが身につくように、道路に広がらない、ちゃんと列を守って歩く、横断歩道を渡る時は手を挙げるなど声を掛けましょう。

車やバイクが通る時は、「車が通ります」と保育者同士で声を掛けて、車が通り抜けるまで、一度立ち止まり先生が道路側で手を広げて、子どもの様子を見守るなど配慮します。

常に子どもの様子が目の届く場所で見守る

保育士は固まらないように、先頭、真ん中、最後尾と配置に気をつけます。
また、クラスで多動性が強く走り回ってしまう園児は特に気をつけて、先生と手を繋ぐ、または目の届く場所で見守るようにしましょう。

子どもの手を引っ張らない

散歩中でも保育中でも注意しないといけないのが、子どもの腕を強く引っ張らないということです。
危険な時は仕方ないのですが、未発達な子どもの腕を引っ張ると肘が抜けてしまうことも。
肘の亜脱臼を防ぐためにも、散歩で子どもが歩くのが遅いからといって無理に引っ張らないように気をつけましょう。

 

園児がお散歩を楽しむための保育士の声掛けのポイント

Ohana記事③写真アイキャッチ

せっかく外に出てお散歩をするので、園児には楽しんで欲しいですよね。
園児がお散歩を楽しめるためにも、まずは保育者が進んで楽しむための声掛けをしましょう。

身近な物を観察してみよう

お散歩では、子ども達は身の回りのことに興味津々で、周りの変化に保育士より気づくこともあります。
「ここにお花が生えているね」「今日はいつもより涼しいね」
など何気ない変化も観察しながら、保育士も子どもの目線を忘れないように心がけましょう。

子どもが気づいたことを会話に出してみて、安全な場所であればポイントごとに少し立ち止まって、周りを観察してみるのもお散歩の醍醐味ではないでしょうか。

子どもが飽きないように盛り上げよう

よくあるのが、散歩中に子どもたちが「もう疲れた〜まだ?」とうなだれることです。
だれてしまうと、せっかくの楽しいお散歩が嫌になってしまう子どももいるので、そうならないように適度に盛り上げましょう。

周りの迷惑にならないように、歌を歌ってみたり、無言のお散歩は楽しめないのでその子どもにあった声掛けをすると、気を紛らわすことができますよ。

子どもの興味や関心が広がるように活動を取り入れてみよう

子どもたちの興味や関心が広がるように、お散歩の中で活動を取り入れてみましょう。

例えば、公園が目的地だとしたらその季節にあった「どんぐり拾い」や「石を集める」など子どもたちが自然に興味が持てる活動を取り入れます。
集めた石やどんぐりを使って、後の保育に活用してみるともっと楽しめますよ。

 

園児が楽しめるように工夫をして、安全に有意義にお散歩しよう

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お散歩は、子どもたちの興味や関心を広げるためにも欠かせない活動で、ねらいを持つことでより一層、有意義な時間を過ごすことができますね。
安全に楽しく活動ができるように、子どもから目を離さないように見守り、工夫した声掛けや配慮をしましょう。

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記事公開日:2019.09.10

記事更新日:2021.07.15