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2019.08.28

これで保育指導案の作成に困らない!指導案の種類とそれぞれの目的をわかりやすく解説します

masako Masako 
 幼稚園教諭、保育士資格あり
 幼稚園・保育園・児童支援で働いて
 いまし
た。 自分の経験を活かして
 リアルな情報を届けたいと思います。
 LIKE:海外旅行、美味しいもの

保育園や幼稚園の先生の仕事は何かと日誌や、書き物が多いですよね。
実際に働いてから「こんなに書類の仕事があるの?!」と驚くほど。
「日誌や書類なんてなくてもいいんじゃ…」と正直わたしは思ったことがありました。

しかし指導案は子どもたちがどう成長してほしいかという、具体的なねらいや目標を決める大切な書類です。
そこで指導案の作成方法がいまいちわからないという人に、今回は指導案の種類や書き方、ねらいなどを紹介します!
これを読むと指導案がどのようなものかわかるので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

指導案の種類を4つ紹介

保育指導案とは、「子どもたちの成長を支えるためのねらいや目標」を記すものです。
まず保育指導案には4つの種類があり、1年を通して計画するものから1日~1ヶ月と短期的なものまであります。

作成する順番は、年間計画→月案→週案→日案が一般的です。
指導案を作成するポイントとして、まずは全体的なねらいを年間計画で決めて、それに関わる月案、週案、日案と短期的な案になるにつれ、より具体的に計画をたてます。

1.年間計画

年間計画とは、4月〜翌年3月までの1年間の生活の見通しを全体的に立てる指導案。
まずは園が設定する保育過程の理念や方針に沿って、年間の保育の目標を決めます。

2.月案

年間目標ができたらそれが達成できるように、具体的に1ヶ月の見通しを立てる指導案。

3.週案

月案のねらいを達成するために、継続性を考えながら1週間の見通しを立てる指導案。

4.日案

その日の保育をどのように行うか1日の子どもの生活時間や保育を見通し細かく計画を立てる指導案。

 

年間計画と月案は「長期案」で週案と日案は「短期案」にわかれます。
「長期案」には、年間行事を考慮して計画を立てると書きやすいですよ。
「短期案」では、日常生活を1週間の流れで一括りにして、継続的な視点で計画を立てます。

参考:お茶の水女子大学子ども発達教育研究センター 『幼児教育ハンドブック』

 

ねらいと内容の違いとは?

「ねらいと内容は同じような意味じゃない?」と最初困惑すると思いますが、この2つは違います。
ねらいは全体の目標で、内容はその目標を達成するためにする手段や方法です。

例えば乳児保育に関わるねらい及び内容では、

<乳児の基本的事項>
乳児期の発達については、視覚、聴覚などの感覚や、座る、はう、歩くなどの運動機能が著 しく発達し、特定の大人との応答的な関わりを通じて、情緒的な絆が形成されるといった特徴がある。これらの発達の特徴を踏まえて、乳児保育は、愛情豊かに、応答的に行われることが特に必要である。
参考:保育所保育指針

ここからのねらいや内容を決めます。

ねらいと内容


参考:保育所保育指針

慣れるまではどちらも同じように感じてしまい難しいのですが、ねらいに対して内容はより具体的に書くように意識しましょう。

 

保育指導案を書くポイント

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保育指導案を計画する上で意識すべき項目は以下のとおりです。

・子どもの姿や発達を把握する
・成長の見通しを立てねらいを設定する
・ねらいが達成できるように内容を具体的に決める
・活動しやすい「環境」「援助」「配慮」を考える
・保育をする
・反省や評価で振り返る

これらを意識することでより具体的に書きやすくなります。
どうしても決められない、案が浮かばない場合は園の方針に基づいて計画、案を立てるのもいいですよ。

初めての場合は先輩の指導案を見せてもらい、参考にさせてもらうのも手です。
文の書き方は統一しましょう。例えば語尾の「です・ます」、「だ、である」の統一したいところ。
他の人が読んでも伝わるように書くのがポイントですよ。

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指導案の種類や違い、書き方は理解できましたか?
指導案はたくさん種類があり、ねらいや内容が同じように感じますし最初は苦手と感じる人が多いです。

指導案のポイントは、年間計画から立て月案、週案、日案と目標が達成するように細分化しましょう。
保育を詰め込みすぎて先生や子どもの負担にかかりすぎないように、まずは年間行事も合わせて考え指導計画をたてるのも大切です。

指導計画で達成できたこと、反省た振り返りも行いながら臨機応変に子どもの成長に合わせて保育ができるようにしていきましょう!

記事公開日:2019.08.28

記事更新日:2019.08.22