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2019.05.30

新任保育士さんにぜひ伝えたい!子どもに伝わる一斉保育3つのポイント!

5月も終盤になりました。入園式からは約2ヶ月が経ち、
新しいクラスにも慣れた頃かと思いますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
新任の保育士さんたちの教育を頑張っている先輩保育士さん!
子どもたちのお世話と大変かと思いますが、あなたが頼りです!

そしてこの春から保育士さんになったそこのあなた!
保育士さんデビューおめでとうございます!
恥ずかしながら、筆者Sは友人の子どもを10分もあやすことも出来ず、涙を流してしまったため一度にたくさんの子どもたちを楽しませることができる保育士さんを本当に尊敬しております・・・

さてさて、本日の本題です♪

冒頭でも触れたように本日はこの春から保育士さんになったあなたにこそぜひお届けしたい内容です。
ずばり「子どもたちに伝わる一斉保育のポイント」についてお話いたします!
新人保育士さんの中にはまだ複数の子どもたちを一斉に保育をしたことがない方も・・・!
そんな保育士さんに、本日は「一斉保育の3つのポイント」を伝授いたします!
ぜひ明日の保育から活用してみてくださいね♪
今回はよりリアルなアドバイスをお届けするため、株式会社日本保育サービスのグループ会社で、子どもの発達に関する研究や保育園や学童クラブ向けに研修を行っている株式会社日本保育総合研究所の発達支援課ご担当者様にポイントをお伺いしてまいりました!
10分で涙を流してしまった筆者Sの独断と偏見でコラムを書いたわけではありませんのでご安心ください。笑

 

一斉保育とは・・・

まず、一斉保育とは保育士が子どもに対しての明確な指導目標をもって、同じ目的に向かって一緒に活動する保育のことです。
つまり複数の子どもたちに活動の内容を理解してもらい、行動してもらわなければなりません。
そこで子どもたちを理解するのに知っておきたい点、
それは!「子どもたちは集団の中で保育士さんの話を聞き取ることにとてもエネルギーを必要とする」ということです。
そのために保育士さんが子どもにとって話を聞きやすい環境を作ってあげることが大切です!

では具体的にどのように工夫すればいいのでしょうか・・・

【ポイント1】子どもたちを集めて座らせる

ポイント1はとても基本的なことです!
現在保育をしている教室を頭に浮かべてほしいのですが、教室の机の配置はどのようになっていますか?
スペースを最大限に活用し、子どもたちと保育士さんとの距離が空き過ぎている状態ではありませんか?
前段でお伝えしたように、子どもたちは話を聞き取ることにとてもエネルギーを必要とします。
そのため、保育士さんと子どもたちの間に距離ができると子どもたちの集中が切れやすく、「ちゃんと聞きなさい」と注意するほどに保育士さんの話も長くなり、子どもたちの意欲も下がってしまうという悪循環が生まれてしまいます。
そこで子ども達が座るテーブルを、保育士さんの立ち位置の近くに集めて配置してみましょう。
大切なポイントは、たとえ広い空間であっても保育士さんと子どもたちの距離をできるだけ近くし子どもたちが集中しやすい環境作ることです。


【ポイント2】子ども目線で刺激が多すぎない場所を選んで立つ

子どもたちは毎日新しいものを発見し学び成長していきます。
興味を抱くものの数は大人とは比べものにならず、いつもと違うもの、新しいもの、動くもの、カラフルなものなど、見つけるとすぐに目線がいくのが常です。
そのため保育士さんが一生懸命子どもたちに話かけていても、保育士さんの背面に視界に入るものや刺激が多いとそれらが気になってしまい話が頭に入らなくなります。
そこで試してほしいのが、話をする前に自身の背面を振り返って子どもの位置・目線になり、自分の立ち位置を確認するということです!
子どもたちの目線でものや刺激が多いなと感じたら保育士さんの立ち位置を、刺激が少ない方へ変えてみましょう。

【ポイント3】隊形を工夫する

ポイント1・2は子どもたちが静止している状態の話でした。
ただ、1日の中で動きのある活動をすることもありますよね。
たとえばダンスや劇、手遊びなど子どもたちがわくわくすることをすればするほど、保育士さんに意識が向かず話を聞いてくれないなんてことありませんか?
そしてついつい「落ち着いて!」や「話を聞いて!」と注意し、子どもたちの楽しい気持ちが薄れ、子どもらしいのびのびとした表現を台無しにしてしまうことも・・・

そんなときにぜひ試して頂きたいのが、保育士さんが段取りを説明、指示する前に子どもたちが保育士さんの姿を見やすくなるように隊形を工夫することです♪

たとえば、保育士さんの前に一度子どもたちを集め、全員が手をつないで後ろに下がって広がればきれいな円が作れ、子どもたちみんなが自然と先生に注目できる環境を作れます。
その後に説明をし、実際に活動を開始すると保育士さんに意識を向けて、子どもたちものびのびと活動できます。


以上が3つのポイントです!

子どもたちにただ伝えるだけではなく、保育士さんから子どもたちが聞きやすい、集中しやすい環境を作ることが大切だということがわかりましたね!
子どもたちはもちろん、保育士さんも気持ちよく保育ができると思いますのでぜひお試しください♪

今回記事作成にご協力頂きました「日本保育総合研究所 発達支援課」様は集団生活のつまずきの理由とサポートがわかる育児本を執筆されています。
そちらも参考にされてみては如何でしょうか?

「『どうしてそうなの?』と感じたときに読む本」 PHP研究所

また、保育園で保護者への子育て支援に活用できる『子育て応援ポスター&解説書(CD-ROM付)』も6月頃に発売を予定されているそうです。
そちらも要チェックですね!
日本保育総合研究所 発達支援課」様、ご協力ありがとうございました!

「日本保育総合研究所 発達支援課」様の詳しい情報はこちら
http://www.nihonhoiku.co.jp/program/support-program.html

 

記事公開日:2019.05.30

記事更新日:2019.06.19