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2019.05.31

新人保育士に実践してもらいたい3つのこと

新人保育士に実践してもらいたい3つのこと

保育士として働き始めたばかりの新人さんにとって、初めての職場は期待や不安でいっぱいかもしれません。
保育士としてはもちろん、社会人として一人前になるためには、どんなことを意識していたらいいのでしょうか。

今回は、「新人保育士が実践したい3つのこと」をご紹介しましょう。

 

 

1.新人こそ意識したい「社会人のマナー」

働くうえで確実に身につけておきたいのが、社会人としてのマナー。
学生時代は「うっかり」で済むことも、社会に出ると取り返しのつかない結果を招くことがあるため要注意です。

まずは丁寧な「言葉遣い」と「あいさつ」から

新人時代は忙しいうえに覚えることも多く、気持ちに余裕がなくなってしまうこともあります。
そんなときは言葉遣いが雑になってしまったり、仕事の場にふさわしくない言葉がポロッとこぼれてしまうことも。

言葉遣いは自分で思っている以上に子どもたちや保護者、ほかの保育士たちからもチェックされているものです。
せっかく仕事を頑張っていても、言葉遣いのせいで「あの人はまだ学生気分が抜けていない」なんていわれたら悲しいですよね。
そうならないためにも、どんなに忙しくても言葉遣いには細心の注意を払いましょう。
また、あいさつは誰に対しても笑顔で元気よく行いましょう。新人保育士にとっては「自ら進んであいさつ」が鉄則です。

提出物の締め切りやスケジュール管理はきっちりと

学生時代は提出物を忘れたり、遅刻が多かったという人もいるかもしれません。
しかし、社会人にとって提出物の遅れや遅刻は厳禁。これらを繰り返していると、保護者や同僚の保育士からの信頼を失うことにもなりかねません。
特に新人時代は予期しない出来事が起こることもあるため、早め早めの準備が大切です。
当たり前のことがきちんとできるだけで、新人の評価はグッと高まりますよ。

 

2.いつでも前向きに!「タフなメンタル」

大好きな子どもと触れ合う仕事とはいえ、仕事である以上は楽しいことばかりではありません。
失敗して落ち込んだときも、タフなメンタルで前向きに乗り越えましょう。

失敗してもへこたれない!

新人の頃は失敗して先輩保育士に注意されることも多いでしょう。
そのたびに「私は保育士に向いていないんだ」と落ち込んでいたら、毎日仕事に行くのがつらくなってしまいます。
初めから完璧にできる人はいません。失敗しても自分を追い込みすぎず、失敗はつきものと割り切ることも大切です。
それよりも「なぜ失敗したのか」「どうしたら同じミスを繰り返さないか」をきちんと整理して、次はもっとスムーズにできるように心がけましょう

受け身はNG!指示されなくても動く

新人だからといって「誰かから指示されるのを待つ」という受け身姿勢では、教える側も「やる気あるのかな?」と心配になってしまいます。
初めのうちはできることが限られていますから、可能な範囲で先輩のお手伝いをしたり、積極的に「何かできることはありますか?」と聞きに行く行動力も必要です。
やる気のある新人には、どんどん仕事を任せてもらえるはずなので、遠慮せずに自ら行動するようにしましょう。

過度の緊張は子どもにも伝わる

仕事そのものに慣れていない新人の頃は、どうしても緊張してしまうもの。
子どもの命を預かる保育士にとって緊張感を持つことは大切ですが、過度な緊張は子どもたちを不安にさせ、落ち着きをなくさせる原因にもなりかねません。
もともと緊張しやすい人は「好きな香りをかぐ」「ストレッチする」など、自分に合ったリラックス法を見つけて実践するようにしましょう。

 

3. 毎日元気に出勤!「万全な健康管理」

社会人にとっては「健康管理も仕事のうち」といわれます。
特に新人の場合は、毎日元気に出勤していることが評価の1つにもなります

保育士は体が資本!

保育士の仕事は体力勝負です。元気いっぱいの子どもたちを相手にしなくてはならないため、疲れにくい健康な体づくりを心がけましょう。
また、子どもたちは大人に比べて免疫力が低く、保育園では風邪やインフルエンザなどが広がりやすいので、保育士は率先して健康管理に気をつけなくてはなりません
日頃の生活習慣を見直し、うがいや手洗いなどの感染症予防にも努めるようにしましょう。

 

一人前の保育士になるために

フレッシュな新人の存在は保育園自体を活気づけるもの。
先輩保育士たちも皆さんへの期待を込めて、時に厳しく、時に優しく指導してくれることでしょう。笑顔と元気、そして誠実に学ぶ姿勢を忘れずに一歩一歩、焦らず前進していきましょう!

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記事公開日:2019.05.31

記事更新日:2021.07.14