Ohanaトップ|保育のこと|保育のきほん|現役保育士に聞いた!<初めて実習に行く前にやっておくべきこと>

search SEARCH

clip CLIP

2019.04.15

現役保育士に聞いた!<初めて実習に行く前にやっておくべきこと>

保育士を目指す人なら必ず経験するのが保育園実習です。
初めて自分が「先生」と呼ばれたことを思い出します。
でも初めての実習って今思えばなかなか無茶やってたな、と反省することも多いんです。
そこで初めて実習に行く前に何を準備しておけば良いのか現役保育士さんに聞いてみました!

 

第5位「指導案を何案か用意しておくべし!」

8755a86b9e067acb3590829a30e07802_s

実習で一番辛かったのは「指導案の作成」です。
私以外にもそうだなあ、と思う人は多いのではないでしょうか?
鉛筆書きで持っていき、何度も何度も書き直してでき上がったのは何時だったっけ?という経験も多いかもしれません。
保育の経験が全くと言ってよいほどない実習生にはとても難しい指導案ですが、この指導案を書いておくことで自分の実習がスムーズに進むようになるんです。

 

事前に書ける部分の用意をしておく

指導案というのは実習が始まってからでないと書けないというものではありません。
実習に行く前に一度、保育園や施設との打ち合わせがあると思います。
ここで何歳児のクラスの担当になるかも分かると思います。
そこから始めることはとにかく指導案を何枚か用意しておくことです。

 

内容を変えたものを何種類か用意しておく

設定遊びや部分実習のものを何枚か用意しておけばただでさえ忙しい実習中に少しだけ余裕を持つことができます。
どうせ書きなおさなければいけない指導案ですから(笑)必ず鉛筆書きで何枚も用意しておくと良いでしょう。

例えば、遊びの内容を変えたものを5案。
部分実習の場面場面で2案など。

実習中はあっという間ですので早めに対処しましょう。

 

第4位「体が資本!ちゃんと睡眠をとっておくべし!」

続いてアンケート結果で多かったのは「毎日元気に来てほしい。」ということでした。
先ほども書きましたように、実習中はあっという間でそしてやることは盛りだくさん!
指導案の手直しや次の日の実習の用意など、なかなか充実した睡眠をとることは難しいかもしれません。
あわせて緊張がやってきますので体調を崩しやすくなります。

難しいとは思いますが、毎日きちんとご飯を食べて(特に朝)できるだけ睡眠をとるようにしましょう。
働き始めたら毎日こんなになるの?とげっそりするかもしれませんが、働き始めると慣れてきて要領が良くなるので実習がずっと続くということはありませんのでご安心を。

ちなみに、私が一番実習でやらかしてしまったのは欠席です。
実習先の保育園までは電車で一駅の距離でした。
毎日どうにか頑張って通っていましたが、電車の中で急に耳鳴りがしてブラックアウトです。
保育園にすぐに連絡すると「今日はもう休んだらどうですか?」と言われました。大学にも連絡をいれると教授から「なんで自己管理ができないんですか?」と叱られました。

今思っても、あの時の欠席は一番恥ずかしい行為だと思っています。
実習に行かせて貰っている保育園側にも迷惑をかけますし、実習という大事な1日をなくしてしまったのですから。
なので皆さんはこんな失敗をしないように、しっかり体調管理に気をつけて下さいね。

 

第3位「ピアノの練習をちゃんとしておくべし!」

保育実習に欠かせないのはピアノです。季節の歌を歌うもよし、実習先の子どもたちが親しんでいる歌を歌うもよし、です。

きっとピアノが苦手な人もいますよね。
保育士さんのピアノは何もピアニストのように豪華絢爛に弾けというのではありません。
メロディラインとベースが弾けていればそれでOKなんです。
苦手な人は苦手なりに練習しておきましょう。
これも保育園との打ち合わせの時にピアノの曲を指定される場合もありますし、園だよりに「季節の歌」を載せているところもあります。

また実習先によっては突然保育中にピアノ伴奏を任されることもあります。
できるだけピアノは対応できるようにしておくと良いですね。

 

第2位「絵本を何冊か用意しておくべし!」

cceab2c7a5bb2469b8c6817bd126d78c_s

絵本も担任の先生が実習生に任せやすいものの1つです。
例えば「ちょっと次の保育の準備をするからその間、絵本の読み聞かせをお願いします。」と頼まれるかもしれません。
もちろん保育室にあるものを読んでも構いません。
しかし、初めて読む絵本というのは読みにくかったりするものです。
読みこむ、まで行かなくても絵本の大体の内容を把握するぐらいにはしておきましょう。

また、絵本の読み聞かせというのは、園児に向かって絵本を見せながら読みます。
つまり保育士さんは斜め後ろから絵本を見て読み聞かせるんですね。
これ、結構難しかったりします。
絵本が揺れても行けないし、子どもたちの反応を見ながら読まないといけないし。
しなくてはいけないことはたくさんあるんです。
自分が読むのに得意な絵本を用意してどんな風に感情をこめて読むのかを考えておくのも良いですね。

 

むかしむかし、あるところに1人の実習生がおったそうな。
絵本の読み聞かせをまかされたけれど、絵本の用意をしていなかったその子はそこにある絵本を借りて読んだんじゃと。
しかし、緊張しているのと初めての絵本で彼女は重大なミスを犯してしまったんじゃ。

それは主人公の「ほげちゃん」という名前を「げほちゃん」と言ってしまったようじゃ。
絵本が終わって子どもたちに「どうだった?」と聞くと子どもたちは一斉に「げほちゃんって誰?」と言ったそうな。

 

…以上は全て私の実話です。
子どもたちのキラキラな瞳に見られて私は穴があったら入りたいほど恥ずかしくなりました。
皆さんも、言い間違いにはお気をつけ下さいね。

 

第1位「手遊びのレパートリーをふやすべし!」

b6e2ecd5d2f4948ec3722946a6792659_s

絵本もピアノも確かに必要な保育ツールです。
しかしそれ以上に手遊びというのはいくつ用意していても足りないほど重要なものです。
大学で習ったものでも、ポピュラーなものでも何でも構いません。
とにかく手遊びがあればそれで導入にも繋がりますし、クラスの誰かを待つ間の時間つなぎにもなります。

例えば、部分実習で給食の時間を任されたとします。
給食ってすごく早く食べる子もいればマイペースな子もいますよね。
この時に、次の活動に繋げるにはある程度子どもたちのキリがついたら引っ張っていかなくてはいけません。
しかし、どこかでキリをつけるにもそれまでは活動を終えている子どもたちと一緒に何かをして待たなくてはいけなくなります。

この時に必要なのが「手遊び」です。
手遊びは自分の両手と歌だけでできるものですから、準備も何もいりません。
ただ、自分のレパートリーを増やしておけば良いのです。
「アンパンマン」や「あおむし」「コアラの歌」なんかは有名ですよね。
保育園でも日常的にしている手遊びであれば子どもたちも十分に楽しむことができますし、初めての手遊びとなると興味を示してくれます。

更に手遊びの良いところは途中参加しても全く問題ない、ということです。
何度も繰り返し手遊びをする時もありますから、歌の途中で活動を終え、手遊びの輪の中に入ってきても何の問題もありません。
このように万能な手遊びを是非あなたの味方にして、実習を乗り切って下さいね。



現役保育士さんに聞いてみると、ダントツで「手遊び」のことを書かれている人がいました。
保育士さんの中でも重要な位置にある手遊びですから、実習中もしっかり活用していきたいものです。
最後に、現役保育士さんから激励の言葉が届いていましたのでご紹介します。

『やる気!挨拶!笑顔!ちゃんと勉強しに来ているという自覚をもちましょう!』
『実習中はとにかく質問して下さい。』

こんなこと聞いたら迷惑かな?なんて思わずに実習先の先生に飛び込んでみるというのが実習生には必要なことかもしれませんね。

記事公開日:2019.04.15

記事更新日:2019.04.15