2019.04.08
初めての後輩にどう指導する?先輩保育士として心がけたいこと
入職して1年が経ち、ついにやってきた後輩!初めて経験する「先輩保育士」という立場にワクワクしつつも、ちゃんと先輩として振る舞えるか不安になったりすることもあるでしょう。
逆に、任された後輩指導で張り切りすぎて、空回りしてしまうなんてことも……?
今回は、初めて後輩ができた保育士必見、先輩としてふさわしい指導方法をまとめてみました。
目次
1. 初めての後輩!先輩保育士としてどう指導すればいい? 1-1. 上下関係ではなく「仲間」として信頼関係を築く 1-2. 先輩保育士として心がけたい4箇条
2. 問題アリな後輩の対処法は? 2-1. どの点に問題があるのかを整理する 2-2. 子どもたちに悪影響が出そうと感じたら早めに相談
初めての後輩!先輩保育士としてどう指導すればいい?
学生時代、部活やサークルなどで後輩に指導した経験がある人でも、いざ仕事となると話は別です。先輩保育士として、どのように接するのがよいのでしょうか。
上下関係ではなく「仲間」として信頼関係を築く
職場ではどうしても上下関係を意識しがちですが、新しくやってくる後輩は同じ保育士として助け合う「仲間」です。
どうすれば子どもたちに充実した生活を送ってもらえるのかを考えたときに、誰が上か下かは関係ありません。
仲間と協力して子どもたちの安全を守り、子どもたちの成長につながる保育に知恵を出し合うことが何より大切です。
協力し合うことで信頼関係を築き、園内のチームワークが向上することで、後輩も必要以上に遠慮することなく、お互いにのびのびと仕事がしやすい環境がつくれます。
先輩保育士として心がけたい4箇条
先輩保育士の立場として、日頃から心がけたい4箇条をご紹介しましょう。
1.自分がやった方が早くても、先回りして手を出さない
後輩に指示するよりも、先輩である自分のほうがスムーズに仕事を進められることも多いでしょう。
だからと言って、何でもかんでも先回りしてやってしまったら、仕事は早く片付くかもしれませんが、後輩が保育士として成長する機会を奪ってしまいます。
思うところがあっても、ぐっと堪えて見守ることも大切です。
2.注意するときは簡潔に
後輩がミスをしたとき、ついでに過去のことまで引っ張り出して、だらだらと注意していませんか?
長々と注意を繰り返していても、後輩の心には残らないでしょう。
むしろ「面倒な先輩だな……」と思われかねません。注意するときには必要なことだけをスパッと簡潔に伝えるようにしましょう。
3.指示は明確に
後輩に対して何か指示を出すときには、できるだけ専門用語を避けて「○○を△△しておいてね」と簡単かつ明確な内容で伝えましょう。
また、一度にたくさんの指示を出すのも要注意。あれもこれもと説明しても、結果として混乱させてしまうだけです。
どうしても複数の指示を出さなくてはいけないときはメモをとるように促して、聞き洩らさないよう配慮してあげましょう。
4.話をするときは、顔も体も相手に向ける
忙しいからと言って、相手の話を聞くときに耳だけしか傾けないのは止めましょう。
実際には話をちゃんと聞いていたとしても、相手の顔も見ずに聞くのは相手が後輩であっても失礼です。
相手の話を聞くときは忙しくても手を止め、相手の方に体を向けて話を聞くことが大切です。
これを実践するだけでも、信頼できる先輩という印象を与えます。
問題アリな後輩の対処法は?
自分の後輩になるのは、一を言えば十まで伝わるような後輩だけとは限りません。ときには、問題アリと感じる後輩がやってくることもあるでしょう。
どの点に問題があるのかを整理する
後輩に対して「あれ、大丈夫かな?」と思ったら、どの点が問題なのかを冷静に整理してみましょう。
たとえば、同じことを何度も注意しているのなら、きちんとメモを取っているのかチェックしてみたり、周囲に気を配れていないのであれば、集中力を欠いていないか意識したりなど、歩み寄る姿勢を大切にしましょう。
原因を確認したうえで、どうすれば上手くいくようになるのかを指導する必要があります。
子どもたちに悪影響が出そうと感じたら早めに相談
保育士は、単に保育するだけでなく子どもの安全を守る仕事でもあります。
後輩保育士に「自分の好き嫌いで子どもへの対応が全然違う」「子どもが危険な状態になっていても注意を向けない」といった傾向が見られるようであれば、早めに上長に相談しましょう。
先輩保育士として、責任をもって指導することはもちろん大切ですが、自分1人で抱え込むことで予期せぬトラブルを招いてしまうことも。
よい結果を生むためには、指導方法を自分の先輩や上長に相談することも大切です。
適切なサポートで信頼関係を築きましょう
初めて先輩保育士として後輩に接するときには、後輩のできている点よりもできていない点に目がいきがちですが、新人はできなくても当たり前です。
少しくらいできていないことがあってもおおらかに見守りながら、必要に応じてサポートの手を差し伸べるようにしましょう。
そして、できなかったことができるようになったら一緒に喜びましょう。そのうち後輩が成長していく姿を感じたり、仲間として信頼関係を築けるようになるはずです。
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記事公開日:2019.04.08
記事更新日:2021.07.14