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2019.01.17

イマドキ保育士ホンネ座談会 第2回

イマドキ保育士ホンネ座談会 第2回

twitterにて保育士さんを含め30万人以上のフォロワーに支持されているてぃ先生を迎え、保育ひろばのコンサルタントとして日々保育士の転職相談を受けている小浜聖子が司会となり、悩める3年目保育士と一緒に座談会を行いました。

てぃ先生がtwitterでフォロワーから愛される理由と、保育観や人間関係など悩める保育士たちのリアルな実態に迫ります!
たっぷり1時間の座談会の内容を8回に分けてお送りします!

第1回はこちら >>>

 

怒らない、向き合う保育

小浜:てぃ先生の保育観について聞いていきたいんですけども、てぃ先生は、今、卒業されてからずっとひとつの園でやられてるようですが、全部の年齢をやられましたか?

てぃ先生:ゼロ歳児以外はやっています

小浜:そうなんですね。
もちろん今勤めてらっしゃる園長先生のお考えにもよると思うんですけど、
てぃ先生が普段子どもと接するときに、気をつけてらっしゃることとかがあれば、ぜひ聞かせていただきただけますか。

てぃ先生:気をつけている保育観、、。あ~。絶対怒らない。

 

一同:えぇ~!!??

小浜:皆さんすごい反応ですね。どうなんだろう、みんなは逆に。

まみ:怒らないようにはしているけど、うーん(笑)

小浜:うーんって言ってますけど(笑)
注意するときとか。正直悪いことするときとかしちゃうこととかもあるじゃないですか。そういうときはどうやって指導するんですか?

てぃ先生:悪いことっていうのは例えば?

小浜:友達に暴力しちゃいましたとか、でもそこが曖昧になったときとか。

てぃ先生:多分暴力するのも理由があると思うんで、一概に悪いとは思わないですね。だから怒らないですね。

小浜:じゃぁ理由を聞いてあげるっていう感じですか?

てぃ先生:そうですね。

小浜:例えば、全体でやる時間あるじゃないですか、設定保育とか。
あぁいうときとかに1人でやることが楽しくなっちゃって出ていっちゃったとか、
そういうことがあった際は、どうするんですか?そういう時も怒らずですか?

てぃ先生:保育園のいいところって、複数担任役割分担ができるんです。だから「俺はみんなと違うぜっ」て言って外れていった子も、他の先生が拾ってくれるから、全体を進める役の人は、とにかくもう全体を進めることを徹底できるというか。

噛みたいと思って噛むっていうのはないと、僕は思いますね

小浜:りかたんは幼稚園ですよね。怒ったりします?

りかたん:2歳児で、正直わかってないと思うけど、かみついちゃったりとかしたら、かみつくのはダメっていったあとで、まぁフォローはするんですけど、
でもちょっと注意というか、怒ったりはします。

小浜:その年齢って噛みつき多いですよね。

てぃ先生:かみつくのも、やだっていうことが、まだ何で嫌なのかもお友達にも言えないし、
なんで怒っているのかも自分でわかっていなくって、わーってなっちゃって、結局噛んじゃうっていうのがあると思います。
噛みたいと思って噛むっていうのはないと、僕は思いますね。

小浜:皆さんはどういう時に怒っちゃったりとかするんですか?
最近とか、どういうので怒ったりしますか?

 

怒るっていうよりかは、二人の時間をつくって、理由を聞く

まみ:私、毎日怒ってます。(笑)

私は、年長をうけもってるんですけど、私の年長のクラスの子の目標としては、「やるときはやる、あそぶときはあそぶ」っていうふうに子どもたちに言っていて、やっぱり年長、最高学年として、年中さん年少さんのお手本になる姿を見せてあげないとやっぱり真似しちゃうんだよっていうのを子どもたちに言っています。

やっぱり問題児も中にはいたりして、理由なく立ってるお友達を、グーパングーパン(グーでたたくこと)って子も中にはいたりして、なんで?っていっても「わかんない」っていうその理由がなくてやるお友達とかも結構いるので。

そういう部分に関しては、怒るっていうよりかは、二人の時間をつくって、理由を聞くのもそうなんですけど、そういうことをしたらお友達も悲しい思いをしちゃうんだよっていう話はしたりするんですけど。やっぱりそういう注意する時間が1日で本当に多いなって思いますね。

グレーなこととか、ボーダーラインだったりとかもあるので、自分でもいっぱいいっぱいなところはあるのかなって。そこが多分自分でも余裕がなくって言っちゃうところもあるんだと思うんですけど。

小浜:二人で時間を設けたりするんですか?先生とその子で?

まみ:はい。
でも担任1人しかいないんで。32人のクラスなんですけど、園児一人ひとりに対しての時間が作れないので、なかなかそうなると、自分もやっぱり言葉にでちゃうところもあるのかなぁと思います。

小浜:てぃ先生は、カーってなったときは一旦自分の中で落ちつける方法とかってあったりしますか?

てぃ先生:いやもうここ数年、カーっとなってないんですよ。
言い方悪いかもしれないですけど、全部諦めてるんですよ。

例えばたたいちゃいました、「しょうがねぇなぁ」みたいな。
かみつきました、「しょうがねぇなぁ」ってなるんですよ。はなから怒る気がない。

小浜:なるほど。例えば噛み付いてしまったお子さんとかが、2歳とかだと噛み付きが激しいって話も今でたと思うんですけど、それを話をして説いても、子どもなんでまたすぐでてくるじゃないですか。それはもう長期的にみるってことですか?

てぃ先生:そうですね。だって「噛まないの」って言った瞬間からかまない訳ではないので。それはしょうがない、しかってもしょうがない。

怒られるからやめるっていうのが僕、いやなんですよ。怒られるからやらないって。理由をとにかくつきつめますね。

特に一回噛まれちゃった子に対しては、もう死ぬ気で守る

小浜:なるほど。わたしはもう現場とかを知らないので、噛みつきの現場を見ただけで「ちょっとまって~」とか言っちゃいそうな。私は幼稚園教諭の方だったんで。
保育園がわからないんですよ。幼稚園って噛み付きはそこまでないですよね?
でも例えばそういうことが起きちゃったときって保護者の方とかどういう対応をするんですか?

てぃ先生:保護者さんにもよりますけど、噛まれたって知っただけでもうめちゃくちゃ怒る人もいますし、先生たちがいたのに何でそんなことになるのかって言う人もいますし、
女の子のお子さんのパパとかだと、どうしてくれるんだ、って言う人もいるんで、まずはとにかくもう、死ぬほど謝る、とかですかね。

保護者に対しては。「いいですよ」って言ってくれる保護者の方もいるんですけど、いいですよとは言いつつもやっぱり気にしてらっしゃいますし。

これあるあるだと思うんですけど、噛まれたりとか叩かれたりとかする子って、例えば「今日◯◯ちゃんが噛まれちゃいました、すいませんでした」って言って「いいですよいいですよ」ってなったその次の日にまた噛まれたりするんですよ。

よりによって何でまたこの子なんだってなったりしますね。

一同:あるある~

てぃ先生:だから特に一回噛まれちゃった子に対しては、もう死ぬ気で守る、っていうのがやっぱりありますね。

一同:ありますね。本当にもうターゲットみたいな。

小浜:噛む子は全然違うんですか?噛む子は毎回違うけど、噛まれる子はいつも同じってことですか?

てぃ先生:たまたま続くんですよね。別に噛む子がその子を狙って噛むっていうことも、まぁたまにありますね。

小浜:じゃぁもう1回それが発生したら、もう次の日は噛まれた側の子を先生たちで離したりするんですか?

てぃ先生:そこは担当別ですかね。まずその子がとにかく翌日も噛まれないようにするっていうのは気をつけますけど、かんじゃった子の方を今度は先生が一番見てるほうが早いんですよね。

 
目次
  • 第1回 てぃ先生の保育観とtwitterの始まり
  • 第2回 怒らない、向き合う保育
  • 第3回 皆の最大の悩み、人間関係
  • 第4回 人を動かすって難しい
  • 第5回 達観? 客観? てぃ先生仙人になる
  • 第6回 子供の人気の取り方
  • 第7回 みなし残業って?
  • 第8回 インターン時と入社してからのギャップ

記事公開日:2019.01.17

記事更新日:2019.01.17