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2019.09.25

【四十肩の原因はなに?炎症期や回復期の対処法】

デスクワークが主流となった昨今、若い人でも四十肩を発症する人が増えています。では、そもそも四十肩とはどのような疾患のことを言うのでしょう。

今回は四十肩の原因や症状、発症した場合の対処法などについて解説します。なるべく早めに対処した方が、後遺症を残すリスクが低くなりますよ。


(目次)

1.四十肩って何?
  1-1.肩関節周囲炎のこと
  1-2.四十肩の原因
  1-3.四十肩の症状
2.四十肩の症状
  2-1.安静時痛
  2-2.夜間痛
  2-3.動作時痛
3.四十肩の病期
  3-1.炎症期
  3-2.拘縮期
  3-3.回復期
4.四十肩の治療法
  4-1.薬物療法
  4-2.運動療法
  4-3.温熱療法
5.四十肩の予防法
  5-1.ストレッチ
  5-2.筋トレ
  5-3.保温
6.まとめ


1.四十肩って何?

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四十肩の原因や対処法について解説する前に、そもそも四十肩とは何なのかについて知っておきましょう。

1-1.肩関節周囲炎のこと

いわゆる四十肩は病名ではありません。整形外科などでは「肩関節周囲炎(けんかんせつしゅういえん)」と呼んでいます。肩関節周囲の筋肉に炎症を起こしていたり、靭帯を損傷していたりするのが特徴です。

1-2.四十肩の原因

四十肩の原因ですが、実ははっきりとしたことが分かっていません。加齢にともなって発症例が増えることから、四十肩とか五十肩と呼ばれている訳です。

ちなみに、昔は四十肩ではなく、五十肩という言い方が一般的でした。ところが、近年になって若い人も五十肩のような症状を発症するようになったため、四十肩という呼び方が浸透してきたのです。

 

2.四十肩の症状

発症例の多い四十肩ですが、意外にもハッキリとした原因が分からないということです。では、四十肩を発症した場合、どのような症状が現れるのでしょう。

2-1.安静時痛

四十肩を発症して間もない場合、安静にしていても患部がズキズキと痛みます。このことを安静時痛と呼んでいます。

2-2.夜間痛

四十肩を発症した人の多くが、夜も痛くて眠れないと訴えます。このことを夜間痛と呼んでいます。四十肩にも程度の差があるので、夜間痛は感じないという人もいます。

2-3.動作時痛

四十肩に特徴なのが、結髪・結帯(けっぱつ・けったい)動作にともなって痛みが出るということです。髪を結ぶ動作や、帯を結ったりする動作をすると、患部に鋭い痛みが走ります。

 

3.四十肩の病期

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四十肩の病期は発症してからすぐに訪れる炎症期と、その後に訪れる拘縮期、そして回復期の3つに分けられます。

3-1.炎症期

四十肩を発症すると、まず炎症期が訪れます。この時期には患部が熱をもったようにズキズキと痛み、肩関節を動かすことはもちろんのこと、安静にしていても痛みが出ます。

3-2.拘縮期

四十肩を発症してからしばらくすると、安静時痛や夜間痛がひとまず落ち着き、動作にともなう痛みが残る拘縮期(こうしゅくき)が訪れます。

拘縮期になると肩関節周囲の激しい痛みからは解放されるのですが、腕を動かした時などに痛みが生じるため、日常生活に支障をきたします。

3-3.回復期

回復期に入ると、徐々に痛みの出る頻度が減少してきますが、それでも腕を動かした時などに痛みが残ります。この時期になると、少し痛みがあってとしても、積極的に肩関節を動かすことが推奨されます。

 

4.四十肩の治療法

 

原因不明の四十肩ですが、病院や整形外科などではどのように治療するのでしょうか。

4-1.薬物療法

四十肩に限らず、原因不明の疾患に対してはとりあえず「対症療法」がおこなわれます。四十肩の場合、痛みを抑えるために消炎鎮痛剤やシップなどが出されることとなります。

4-2.運動療法

整形外科などでは四十肩の病気に応じて、運動療法を取り入れているケースもあります。というのも、痛いからといって肩を動かさないでいると、周囲の組織も硬くなってしまい、後遺症を残してしまうリスクが高くなるからです。

4-3.温熱療法

炎症期を過ぎた場合、温熱療法が効果的です。温熱療法によって血行が促進されれば、患部の栄養状態が向上し、回復機能を高めることが期待できるからです。

 

5.四十肩の予防法

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いったん四十肩を発症してしまうと、半年から1年半以上、肩の痛みや動きの悪さに悩まされることとなります。そうならないためにも、普段から四十肩を予防することが重要です。

5-1.ストレッチ

四十肩の原因はよく分かっていませんが、四十肩を発症する人の多くが、首や肩のこりをもっています。そのため、普段から首や肩周りのストレッチをおこなうことが重要です。

首を一定方向に傾けてストレッチングしたり、肩甲骨を大きく回すようにストレッチングしたりするのがおすすめです。

5-2.筋トレ

四十肩のリスクファクターとして「加齢」を挙げる医師は多いです。その根拠の1つが、加齢によって筋力が低下するということです。

年とともに筋力が低下すると、肩関節を構成する靭帯や腱に負担がかかるため、四十肩の発症リスクが高まるというのです。そうならないために、普段から筋トレをして肩周りの筋力低下を予防しましょう。

5-3.保温

四十肩に限ったことではありませんが、およそ何らかの症状を発している場所には、必ずと言ってよいほど血行不良が見られます。

血液は全身に酸素と栄養を運んでいるので、血行が悪くなれば局所の栄養不足を招き、結果としてケガや病気のリスクが高くなるのです。そのため、普段からお風呂に浸かるなどして、肩を冷やさないようにすることが重要です。

 

6.まとめ

四十肩はそれほど珍しい疾患ではないにも関わらず、原因が分からない上に大変な痛みをともないます。そうならないためにも、普段からストレッチをおこない、肩関節の柔軟性を保つことが重要です。

もし四十肩が疑われるような場合、速やかに医療機関を受診して、早めに治療を開始しましょう。そうすることで、肩関節の可動域減少といった後遺症のリスクを避けることが可能です。

記事公開日:2019.09.25

記事更新日:2019.09.02