2019.01.06
酵素サプリはダイエットに最適?メカニズムを理解して自分に合ったサプリを選ぼう
ファスティングがブームとなり、耳にする機会が増えた酵素。
そんな酵素が入ったサプリメントを使ったダイエットには、良い口コミも効果がなかったという口コミもあり、効くのか効かないのかが気になるところですよね。
そもそも酵素って?というところから、作用、効果、おすすめ商品まで、酵素サプリに関する疑問を解決します!
酵素サプリの酵素って一体どんなもの?
私たちの体の中では、さまざまな化学反応が起こっていますが、その化学反応を引き起こすために必要なものが酵素です。
体内にはおよそ5000種もの酵素が存在していると言われています。
最も身近な酵素にだ液に含まれている消化酵素のアミラーゼがあります。アミラーゼはでんぷんを糖に分解してくれますが、脂質は分解できません。
もう一つの特徴として、酵素はタンパク質を基に構成されているため、熱で変性してしまい機能を失う点があります。この性質から、酵素は限られた温度帯やpHの下でしか働きません。この限られた環境でのみ働くという点が、酵素サプリでダイエットをする時に大事なポイントとなります。
酵素サプリのメカニズムと効果
酵素が体にとって必要なものであるけれど、なぜ食物から取り入れたほうが良いのか、どのようにダイエットと関わってくるのかという点を詳しくご説明します。
酵素を取り入れる理由とは?
生きていく上で欠かせない酵素ですが、他のタンパク質と同じように、加齢とともに酵素を合成する力も衰えるため減少していきます。また、一日に作られる体内酵素の量には限りがあるので、消化に悪いものを食べ過ぎた時には、消化のために酵素が沢山必要となるため不足してしまいます。
このように様々な原因で減ってしまう体内酵素を補うのが食物酵素です。食物酵素は、鮮度のよい野菜・果物・魚・肉などに含まれています。鮮度のよいというところがポイントになり、酵素を取り入れる目的で食べる場合は、生のまま頂くことが条件となります。
とはいえ、日々の忙しい生活の中で、生のものを豊富に取り入れた食事をすることは難しいと思います。そんな時に役立つのが、酵素を手軽にとれる酵素サプリです。
酵素サプリは多様な酵素が手軽にとれる
酵素の働きでお伝えしたとおり、一つの酵素は一つの働きを担っています。そのため、食事で補おうと思っていても、鮮度よく・たくさんの種類を・生で食べる、という3点をクリアするのはとても難しいでしょう。その点酵素サプリであれば、手軽にたくさんの酵素を体内に取り入れることができます。
酵素と生酵素について
酵素サプリには、「酵素」と「生酵素」という2つの表記があることをご存じでしょうか。この2つの違いは、加熱か非加熱かということです。酵素は、先にお伝えしたとおり熱やpHに弱く変性して働きが失われるため、製造過程で加熱をしてしまうと、きちんと働かなくなってしまいます。
そのため、酵素サプリを選ぶ際には生酵素と書かれているものを選びましょう。
おすすめ酵素サプリ4選
おすすめ① すっきり麹生酵素
Amazon’s Choiceに選ばれている生酵素サプリです。9種類の雑穀麹酵素、80種の植物酵素に加え、パパイヤ酵素や酒糟も配合されています。小さ目の錠剤で飲みやすく、なによりコスパがとても良いです。短い期間では効果を実感しづらい酵素サプリではありますが、金銭的な負担が少なく続けやすいところも魅力です。
おすすめ② ERUFLE うらら酵素
ハードカプセルに入った、生酵素サプリです。非加熱の穀物麹が9種類、植物発酵エキス273種類以上、特許成分の酵母ペプチドが入っています。定期便での購入がお得にはなりますが、単品での購入も可能です。
おすすめ③ DHC 毎日、とりたい穀物麹と生酵素
3種の麹菌で発酵させた9種の穀物麹が入った生酵素サプリです。サプリメント以外にも豊富な商品を扱っているので、他の買い物と一緒に購入すれば、送料もかからずにすみます。
おすすめ④ オーガランド やさい酵素
小粒のソフトカプセルに入った生酵素サプリです。3年熟成発酵酵素やえごま油、亜麻仁油も配合されています。価格もお手頃で続けやすいです。
ここで紹介した商品以外にも、生酵素や酵素サプリはたくさんあります。商品を選ぶ際には成分表示はしっかり確認し、できるだけ無添加のものか、添加物を最小限におさえている安全性の高いものを選びましょう。1ヶ月あたりどのくらいの値段であれば続けられそうかというところも大事です。
酵素サプリはダイエット効果の他にも、消化や代謝を促す作用から、便秘や美肌にも効果が期待できます。
しかし、食べ過ぎたり飲みすぎたりと消化に負担のかかる生活をしていては、せっかく酵素を取り入れている意味が無くなってしまいます。厳しい食事制限は必要ありませんが、甘いものや脂っこいものを取りすぎないようにする配慮は必要です。
美容や健康的な生活を送るためのものとして、一時的な摂取というよりも続けていくことが大切です。
記事公開日:2019.01.06
記事更新日:2018.12.30