2019.01.05
全然違う!電気代のらくらく節約方法
寒いとなかなか家から出るのが億劫で、お休みの日はなるべく家から出たくないというかたも多いのではないでしょうか。その時に気になるのが、暖房や電気などの家の電気代。
しかし、実はちょっとした工夫で電気代を節約できる方法があるんです!
月々の電気代を少しでも抑えたいと思っている方、ぜひお試しください!
電気代の平均金額と電気代がかかる家電製品
まず最初にまた世帯毎の電気代(月当たり・※1)を見ると、
総世帯…8,708円
単身世帯…5,392円
二人以上の世帯…10,312円
思った以上に掛かっているのに驚きますよね。また電気代が掛かる家電製品も見てみましょう。
1位 「エアコン」48.5%
2位 「冷蔵庫」21.2%
2位 「パソコン」21.2%
4位 「暖房器具」18.2%
5位 「テレビ」16.7%
(引用:消費電力が気になる家電ランキング/30代以下 @Niftyニュース編集部)
となっています。
つまり、これらの電気代を抑えることができれば全体の電気代も節約できます。
早速それぞれの節約の方法を見てみましょう。
エアコン・暖房器具の節約方法
重要なポイントは、ずばり「フィルター」。
フィルターが詰まるとせっかくの暖気が効率よく行き渡らなくなると同時に、ハウスダストやダニ等も発生してお金や健康にも損をしてしまいます。
気になるフィルター清掃は、掃除機で汚れを優しく吸い取り、家庭用洗剤で網目を崩さないようにこする、ただそれだけでエアコンの効きが良くなりますので、大掃除のときにやってみましょう。(※2・約 860 円節約)
また、部屋の中を暖かくキープすることも大切です。
空気や水は温かいものが上へ、冷たいものが下へ行くので、扇風機やサーキュレーションを使ってエアコンの風向を上向きにしましょう。「冬に扇風機?」と首をひねるかと思いますが、隅々に暖気を循環できるのと、エアコンの温度を上げて運転するよりも電気代も安くなりますので、ぜひ一度お試しください!
またカーテンやブラインド、窓際に断熱シート(100円均一で販売されているものでも可)等で冷気を遮断すると、温かい空気が窓を通して逃げることがなく温まります。
ひざ掛けや靴下など下半身を温めると体感温度が上がりますので節約にもつながりますよ。
冷蔵庫の節約方法
一人暮らしだと特にまとめ買いした食材や作り置きした料理を詰め込んでしまいがちですが、詰め込みすぎると庫内の冷房効率が落ちてしまうのでNGです。
その際の収納のコツはタッパー等を活用して、食材ごとに区分けして整頓するということ。
そうすることで、目当てのものがすぐに取り出せ、扉を開けている時間や回数が減って節約にもつながります。(※2・約1,600円節約)
また調理後にすぐ庫内に収納することもNG。粗熱を冷ましてから庫内に入れると余計な電気代をカットできます。
最後に、冷蔵庫・冷凍庫の設定温度を「中」にしましょう。(約1,670円節約)普段使いであれば中で十分ですよ。
テレビ・パソコン
節約できるポイントはつけっぱなしと画面の明るさ。
まずテレビのつけっぱなしを減らすには、見ないときにはこまめに電源を切ること。(※2・約 450 円節約)また寝る前に見たいときは自動電源OFFの設定をまずしましょう。テレビの機種によっては部屋の明るさに合わせてテレビ明るさを自動調節してくれる機能がありますので、取扱説明書で確認してみましょう。(※2・約 730 円節約)
パソコンも電気代が高くなりがちですが、家電製品のように簡単に設定を変えることが難しいもの。そこでWindowsでしたらWindows PC 自動節電プログラムをインストールして実行すると、おすすめの省電力設定に変更されますのでパソコンが苦手な方も安心です。
※2・使わない時は、電源を切る(デスクトップ型…約 850 円節約、ノート型…約150円節約)
※2・電源オプションの見直し(デスクトップ型…約 340円節約、ノート型…約40円節約)
節電グッズで節約する
手頃なアイテムをよりうまく使うと、節電効果が高まります。先程エアコンでも取り上げました断熱シートもその一つですが、その他にもおすすめなのが「節電タップ」。
電気料金が最も高くなる原因は待機電力です。そこで、タコ足コンセントの代わりにスイッチ付きの節電タップを使用し、使わない差込口のスイッチを切っておけばその分待機電力は発生しません。良いものだと差込口へのホコリが入りにくいものもありますし、雷ガードが備え付けられています。節電だけではなく、雷等による急な停電から家電製品を守ってくれるスグレモノですよ!
また、冷蔵庫の節電対策として「冷蔵庫カーテン」もおすすめ!冷蔵庫の開け閉めの際に冷たい空気が逃げないようにしてくれ、より冷却効果を高められます。
節約のポイントをまとめると、
・使用時間にメリハリをつける
・家電製品の省エネに特化した設定にする
・家電製品の機能を最大限生かせるようお手入れする
ちょっとした一工夫で上手に電気代を節約しましょう!
出典資料
※1…家計調査年報(家計収支編)平成29年(総務省統計局)
※2…家庭の省エネ - 経済産業省・資源エネルギー庁
記事公開日:2019.01.05
記事更新日:2018.12.30