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2019.05.02

保育士にオススメ!4・5歳児向け絵本:『クリスマス おめでとう』

保育士にオススメ!4・5歳児向け絵本:『クリスマス おめでとう』

タイトル:『クリスマス おめでとう』

作者:ひぐち みちこ
対象年齢:4・5歳児
出版社:こぐま社


☆おはなし☆

遠い昔のある晩、真っ暗な夜空に大きな星が光り、天使が現れていいました。

「みんなが待っていた嬉しいことが起こりました。見に行きましょう。」
『みんなが待っていた嬉しいことって何だろう』と思い、
羊も天使と一緒に見に行くと、大きな星はある馬小屋の上で止まりました。

小屋の中ではマリア様が、すやすや眠る可愛い男の子の赤ちゃんを抱いていました。お名前は”イエス様”。

みんなが待っていた嬉しいことはイエス様のお誕生日でした。


暗い夜が明けて、朝になると、天使も羊もじっとしていられなくて、
この嬉しい出来事をみんなに伝えに出かけました。


最初にいったのは、早起きのにわとりでした。
羊がにわとりにイエス様が生まれた話しをすると、
「おめでとう」といって、それをひよこに伝えました。

ひよこたちは、お花のみんなや、子どもたちにもお話ししに行くと、
その嬉しい知らせは次から次へと伝えられ、森の木や池の魚もみんな「おめでとう」と話しました。

 

そしてお祝いの準備を始めて、ツリーを飾って、歌を歌って・・・
「イエス様、お誕生日おめでとう!クリスマスおめでとう!」


☆オススメポイント☆

「クリスマスって何?」という子どもたちの何気ない質問には、この1冊があれば問題なし!

クリスマスの由来について、子どもたちに分かりやすいイラストと物語で表現されていて、
クリスマスの由来を可愛く、楽しく教えてくれるような絵本になっています!
クリスマス前のこの時期には、是非読んでほしい1冊です!

 

☆読み方のコツ☆

この絵本はクリスマスの由来を説明しているということもあって、少し物語が難しい部分があります。
そのため、読み聞かせをする時は、「誰が”イエス様”なのか?」など、
お話しの流れや登場人物が誰かわかるように、絵本のイラストを指差ししたり、
「この赤ちゃんだね~」など、物語が分かりやすくなるように、
補いながら読み進めたりすることがオススメです!★

記事公開日:2019.05.02

記事更新日:2019.04.26