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2019.05.01

保育士にオススメ!幼児向け絵本:『ぶたのたね』

タイトル:『ぶたのたね』

対象年齢:3~5歳児
作者:佐々木 マキ
出版社:絵本館


☆おはなし☆


ブタよりも走るのが遅い、オオカミがいました。
オオカミは一度もブタを捕まえたことがありません。

ブタたちはオオカミをからかいました。
オオカミは悔しくて泣いていると、そこにきつね博士がやってきました。

オオカミは、きつね博士に
「足の速くなる薬はありませんかね?一度でいいからブタを腹いっぱい食べてみたいんです」
といいました。オオカミはこれまで野菜と木の実しか食べたことがありません。

 

きつね博士はオオカミを研究室に連れて行きました。

そして「足の速くなる薬はないが、もっと”いいもの”を君にあげよう」
とオオカミにいい、ピンクの粒の入った小さなビンをオオカミに渡しました。

きつね博士は「このピンクの粒はブタの種です」といいました。
そのことを聞いたオオカミは驚きながら、きつね博士からビンを受け取りました。

そしてきつね博士は説明を続けました。

オオカミは『ほんとかしら。信じられない』と思いながらも、
きつね博士に言わせたとおりに種を植えてみました。

 

すると、その日のうちに芽が出てきました!
オオカミは「本当かも知れないぞ!」と驚きながらも、毎朝ブタの木のお世話をしました。
そしてブタの木は一週間もすると、立派な大木になりました。


次の日の朝、オオカミがブタの木を見に行くと、、、、
たっくさんのブタが枝にぶら下がっていました。
オオカミは喜んだのなんの!


そのとき、遠くのほうから「ドス ドス ドス」という音近づいてきて、地面が揺れ始めました。
なんと今日は、ゾウたちのマラソン大会の日だったのです。

ゾウたちが走ると、ブタの木もゆっさゆっさと揺れて、
ブタたちがぼっとんぼっとんとみんな下に落ちてしまいました。

 

そして地面に落ちたブタたちは、ゾウの後ろに続いて走っていってしまいました。
足の遅いオオカミは追いつくことができません。
オオカミはがっかりしていると、木の根元で気を失ったブタが横になっているのを見つけました。


オオカミは
「まあいいさ。一匹でも、これで生まれて初めてブタが食べられるや」
とワクワクしながら火をおこし始めました。

やがて気を失っていたブタが目を覚まし、食べられまいと暴れ始めました。
そうしているうちに、おこした火がオオカミのしっぽについてしまいました。
「あちちちちーーーーぃ」といってオオカミは飛び上がり、その隙にブタはすたこら逃げてしまいました。

 

そしてオオカミは「今度こそ」といって、またブタの種を植えたのでした。

 

☆オススメポイント☆

この絵本は幼児の子どもたちに大人気の絵本です!
「木にブタがなる」!?
というようなユーモアたっぷりのおはなしも子どもたちに人気の秘密なのでしょうか♪

絵本の中の優しいオオカミをつい応援しながら見てしまうような、主人公のオオカミにも注目です!

 

☆読み方のコツ☆

この絵本の主人公でもあるオオカミは、
泣いたり、笑ったりとても感情が豊かです。
そのため、読み手は絵本を読みながら、
オオカミの感情に合わせた声色を使い分けるようにしましょう(〃'ω')

また絵本の中にはオオカミのほかにも、
ブタやきつね博士が出てくるので、役によって声色を変えて読むことで、
子どもたちがより絵本の世界を理解することができるでしょう♪

記事公開日:2019.05.01

記事更新日:2019.04.26