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2019.04.29

保育士にオススメ!乳・幼児向け絵本:『なわとびしましょ』

保育士にオススメ!乳・幼児向け絵本:『なわとびしましょ』

タイトル:『なわとびしましょ』

対象年齢:2~5歳児
作・絵:長谷川 義史
出版社:学研


☆おはなし☆

♪ペッタン ペッタン ペッタン ペッタン

なわとびしましょ。おはいんなさい♪

はじめは、たけしくんが入ります。

 

♪ペッタン ペッタン ペッタン ペッタン

なわとびしましょ。おはいんなさい♪

次に、おじいちゃんのせいぞうさんが入ります。
たけしくんは跳んだまま。



♪ペッタンペッタン ペッタン ペッタン

なわとびしましょ。おはいんなさい♪

おばあちゃんのひでこさんが入ります。
たけしくんとおじいちゃんは、頑張って跳んでいます。

 

♪ペッタン ペッタン・・・

魚屋のまさきちさんが入って、うどん屋のせつこさんが入って、楽器屋のジョニーさんが入ります。
その次は、お侍のたろざえもんさん。ろくろっくびのおくびさんが!?
宇宙人の〇△◎?!さんや犬のこきょうまるも・・・・・


さぁ、縄跳びの中はぎゅうぎゅう詰め。みんな頑張れ!

・・・ペッタン ペッタン ペッタン ペッタン♪

はっ!!!!!皆の顔が固まります。

「なわを踏んだの、誰ですか!?」

さて、最後に縄を踏んでしまったのは誰だったのでしょうか?

 

☆オススメポイント☆

“大縄を皆で楽しむ”という単純な絵本ですが、色々な人が参加していく中で
、「え!?そんな人まで??」というページがあり、誰が跳ぶかを予想しながら楽しめる絵本です。登場人物たちの表情も面白く、絵本を見ているというより、
自分も縄跳びを跳んでいるような気分になれます。

最後に誰が縄を踏んでしまったか、ネタばらしはありませんが、
足元から皆で縄を踏んでしまった人を推測する楽しさがあります。
ページを戻して、正解を導くのも面白いですね♪

☆読み方のコツ☆

「♪ペッタン ペッタン ペッタン ペッタン。なわとびしましょ。おはいんなさい♪」
のフレーズは繰り返し、ずっと出てきます。

普通に読むのではなく、自分で考えたリズムに合わせて読むとよいでしょう。
「○○がはいります!」のところもリズムに合わせて読むと、
さらに縄跳びをしているという“躍動感”も出るので読んでいても見ていても
さらにワクワク・ドキドキして、楽しい気分になれるでしょう。

最後の誰かが縄を踏んでしまったページは、子どもたちも一瞬息をのみます!
誰がふんでしまったのか子どもたちと一緒に考えたり、
登場人物の表情をじっくり見たりするために、
次のページにいくのは少し待ってみるのがオススメですよ☆

 

▼おすすめの絵本はこちら

・さかさことばでうんどうかい(4~5歳児向け絵本)
・よーいどん!(幼児向け絵本)
・たまごにいちゃん(幼児向け絵本)

記事公開日:2019.04.29

記事更新日:2019.04.26