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2019.04.28

保育士にオススメ!幼児向け絵本:『どんぐりころころ おやまへかえるだいさくせん』

保育士にオススメ!幼児向け絵本:『どんぐりころころ おやまへかえるだいさくせん』

タイトル:『どんぐりころころ』

作者・絵:スギヤマ カナヨ
出版社:赤ちゃんとママ社
対象年齢:3~5歳児


☆おはなし☆


♪どんぐりころころ どんぶりこ お池にはまって、さあ大変!
どじょうが出てきてこんにちは。「坊ちゃん一緒にあそびましょう」

♪どんぐりころころ どんぶりこ お池にはまって、さあ大変!
「やっぱりお山が恋しい」と、泣いてはどじょうを困らせた。


お池のカエルやザリガニなど、お池のみんなで知恵を出し合い、
どんぐりをお山に返すために大冒険の始まりです。


お池のみんなでどんぐりを担いで、お池の外に連れて行ってあげました。

その後、カエルのケロキチがどんぐりをおんぶをして、お山を探すと、
草むらに小さなお山を見つけたので、ケロキチはどんぐりをそのお山に置いて、お別れをしました。

しかし、そのお山はモゾモゾ動き出しました。
なんとカメの甲羅だったのです!すると、どんぐりはまたコロコロ転がってしまいました。


その後どんぐりは、リスやタヌキ、カラスに襲われてしまいますが、
最後は小さな男の子が拾ってポケットに入れてくれました。

やっと一安心と思いましたが、どんぐりはポケットの穴から落っこちて、またコロコロ転がってしまいました。


どんぐりは疲れてしまったので、静かに眠っていると、なんだかお尻がムズムズし始めました。
すると、お尻からニョキニョキと芽が出て、大きな木になりました。

 

☆オススメポイント☆

この絵本は童謡『どんぐりころころ』の、歌詞の続きのような絵本です!
どんぐりはお山が恋しくて泣き出しましたが、『その後はどうなってしまったのだろう。。』
と気になった方は、是非読んでみてください!

予想外のストーリーと結末が、読めば読むほど大人もハマってしまう絵本です♪
また、『どんぐりころころ』の歌に合わせて読める絵本なので、
歌が大好きな子どもたちには特にオススメの絵本になっています!

 

☆読み方のコツ☆

もうすぐ10月ということで、保育園や幼稚園で歌う季節の歌と言えば、
『どんぐりころころ』ではないでしょうか?
この絵本はその『どんぐりころころ』の歌に合わせて、読み聞かせをすることが出来る絵本になっています♪

しかし、最初は絵本の物語が分かるように、歌に合わせるのではなく、
物語として読み聞かせをしてあげましょう☆

『どんぐりころころ』の歌は、練習すればどんな年齢の子どもたちも歌うことができるようになるので、
何度も読み聞かせをし、ストーリーが分かり始めた頃に歌に合わせて読むと、
とっても楽しく見ることが出来ます。

 

▼おすすめ絵本はこちら

・おやおや、おやさい(幼児向け絵本)
・もりのおふろ(1~3歳児向け絵本)

 

記事公開日:2019.04.28

記事更新日:2019.04.26