2018.12.28
プロパンガスって?お風呂は?今日から実践できる簡単ガス代節約方法
普段支払っているガス料金は高くありませんか?
「ガスはライフラインだし、毎日使うものだから料金が高くても仕方ない…」と思っている方も多いかと思います。
しかし、ガスの使用方法を見直すことで、月に2,000~4,000円もお得になることがあります!
一つ目のポイントは、「契約会社を見直して基本料金を減らすこと」。使用しているガスの種類と、契約している会社を見直すことがガス代節約の第一歩です。
二つ目のポイントは「使用量を減らすこと」。料理をする際や入浴する際に、無意識のうちにガスを多く使ってしまっているかもしれません。
今すぐ実践できるガス代の節約術をご紹介します。
はじめに
生活をするうえで光熱費の支払いは避けては通れません。
その中でも、電気代や水道料金と比べて、ガス代を節約するのは難しいですよね。しかし、「契約会社を見直すこと」と「使用量を減らすこと」によって、月々のガス代は簡単に減らすことができます。
ガス代は生活形態や季節によってかかる費用が異なるため、節約方法も様々です。どんな方でも今すぐ実践できる節約術をご紹介していきたいと思います。
平均的なガス料金
まずは、平均的なガス料金を紹介します。生活形態によってガス料金は大きく異なります。また、季節の変化によってガスの使用量も左右されます。
世帯員数別のガス料金
一人暮らしの場合は約3,000円~6,000円、二人暮らしの場合は約7,000円~10,000円、四人暮らしの場合は、約10,000円~23,000円が平均的なガス代金となります。
季節による違い
寒くなる冬場には暖房器具の使用回数や入浴頻度が増えるため、ガス料金が高くなる傾向があります。寒くなる冬場には、暖房器具を長期間使用したり、入浴頻度が増えたりするため、夏と比べて倍以上のガス代金がかかることがあります。二人暮らしの場合であっても、冬場にはガス代が10,000円を超えてしまうことがあります!
ガス料金の節約術① ガス会社の変更
都市ガスとプロパンガス
ガス料金はプロパンガスか都市ガスかによって大きく異なります。
プロパンガスは公共料金ではなく自由料金です。そのため、公共料金である都市ガスと比べて、料金が高くなっています。プロパンガスは一般的には都市ガス料金の二倍といわれており、一人暮らしの場合だとガス代が月7,000円ほどになることも…!
つまり、プロパンガスから都市ガスに変更すれば、月に2,000~4,000円の節約が見込めることになります。
都市ガスは導管が通っていなければ使用することはできません。自宅が都市ガスの本管から離れている場合、都市ガスの引き込みに多額の費用がかかる場合もあるため、注意が必要です。
都市ガスへ変更が難しい場合
都市ガスへの変更が難しい場合でも、今の契約会社から他の会社に変更することでガス代を減らすことができる場合があるので、一度料金比較をすることをおすすめします。電気とガスの契約をまとめることで料金がお得になる場合もあるので、電気料金と同時に比較することもおすすめです。
お風呂場でのガス使用
お湯を沸かしたりシャワーを使ったりするのには、多くのガスが必要になります。お湯を使う頻度を減らすことだけでなく、温度を調整することも節約につながります。
シャワーの温度設定
シャワーの温度を1℃下げることにより、10分で約2.3円の節約が可能だといわれています。お風呂を1回沸かすのにかかるガス代は、シャワーを約17分浴びるのと同じです。そのため、夏場など暑い時期にはなるべくシャワーのみですませることにで、ガス代を減らすことができます。
お風呂の温度設定
お風呂を沸かすときは、温度を下げることでガス代を節約できます。風呂水200リットルを1℃上昇させるのにガス代は約3円もかかるため、設定温度を1℃下げるだけでも節約の効果があります。
ちなみに40~42℃のお湯に浸かるという方が多いと思いますが、一般的には体温+3℃のお湯に長時間浸かることで体の疲れはとれると言われています。
また、追い炊きもお風呂を沸かすときと同じガス代がかかるため、なるべく控えましょう。10℃上昇させる追い炊きを一ヵ月間やめれば、月に約900円の節約をすることができます。家族が多くてどうしても追い炊きをしないといけないという場合には、浴槽に蓋をするなどして、温度がなるべく下がらないように工夫しましょう。
キッチンでのガス使用
キッチンで使用されるガスの量は全体の約9%といわれています。使用量は少なめですが、料理の際にもガス代を節約する方法はたくさんあります。調理時間を減らすことが、ガス代の節約につながりますよ。
火力の調整
コンロから火がはみ出さないように気を付けましょう。火がはみ出てしまうと、熱が外に逃げてしまうためガスを多く使ってしまうことになります。
調理時間を短縮
大き目の鍋を使用し、料理をする時には蓋をしましょう。調理時間を短縮できるため、ガスの使用量を減らすことができます。
食器洗い乾燥機は節約の味方
お湯で食器洗いをすると、四人家族の場合一回に約20円のガス代がかかります。一回に電気代約10円しかかからない食器洗い乾燥機を使用すれば、月600円(毎日使用した場合)の節約になります。
いかがでしたでしょうか。
ガス代金を節約するためには、「ガス会社の変更」、「お風呂場やキッチンでのガス使用の見直し」が大切だということがお分かりいただけたと思います。ガスの使い方を工夫することで、月に数千円の節約をすることも夢ではありません!
世帯員の数、今使用しているガスの種類、入浴頻度など、生活形態によって節約方法も様々です。ここでご紹介した節約術の中から自分に合ったものを選び、ぜひ実践してみてください。
記事公開日:2018.12.28
記事更新日:2018.12.28