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2019.04.01

貯金感覚で積立られる貯蓄型保険を知っていますか?

貯金感覚で積立られる貯蓄型保険を知っていますか?

これから貯金を始めたいと思っているなら、保険と上手く組み合わせてみてはいかがでしょうか。貯金には色々な選択肢がありますが、保険の中には、補償と貯蓄を同時に行えるものがあります。それが貯蓄型保険という商品で、毎月保険料を積み立てていく感覚で利用することができます。貯蓄型保険という言葉は聞いたことがないかもしれませんが、案外、身近に存在する保険なので、まずはその種類と特徴を確認してみてください。また、積立タイプの保険のメリットやデメリット、おすすめの人などについても紹介しています。これまで貯金に失敗し続けてきた人も、保険を上手く利用することで、貯金に成功できるかもしれません。

1.貯蓄型保険とは

保険の中には、まるで貯金をするようにお金を貯められるものがあります。貯蓄型保険と呼ばれるものですが、保険料の支払いと積立を同時にすることができます。

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代表的な終身保険

貯蓄型保険と聞くと、あまり耳馴染みがないかもしれません。しかし、多くの人が利用している終身保険も代表的な貯蓄型保険です。終身保険は、万が一に備えて、保険料を支払います。ただ保険を支払うだけではなく、満期を設定することにより、保険金が戻ってくるのです。

学資保険

学資保険は、子供の将来のために保険料を支払う商品です。子供は、年齢によって、出費が多くなる時期を予測できるので、それを見越して、保険金を積み立てていきます。積み立てた保険金を入学祝として受け取れたり、学資金というかたちで受け取ったりできます。

個人年金保険

国民年金や厚生年金と似たような商品です。定期的に保険料を支払うことにより、定年後にまとまった保険金を受け取ることができるシステムです。解約返戻金や満期保険金として、まとまった額を受け取るわけではなく、公的年金と同じように保険金の中から、毎月、少しずつ戻ってくるタイプです。

養老保険

これまで病気をしたことがないけど、万が一の時が不安、というような人に向いている貯蓄型保険です。掛け捨て型の保険とは違い、保険に入っている期間、何事もなく過ごした場合、満期保険金として保険料が戻ってきます。人生における万が一に備えつつ、積立貯金ができるという典型的な貯蓄型保険といえるでしょう。

 


.貯蓄型保険のメリット

貯蓄型保険の特徴や種類を知ったら、今度はメリットについて把握しましょう。

万が一の備えと貯金を両立

貯蓄型保険の最大のメリットは、万が一の備えと、貯金を両立できる点です。基本的に貯蓄型保険は、この概念に基づいて作られた商品なので、将来の不安を解消しつつ、貯金もしたい、という人には大きなメリットになります。

貯金できる環境を構築

貯金が上手くできない人の多くは、貯金をするための環境の構築に失敗しています。簡単に言えば、貯金する「きっかけ」がないということなのですが、貯蓄型保険は、この環境を整えるのにはピッタリです。また、貯金をある程度継続して、失敗してしまうことが多い人にもメリットは大きいです。人生に備えたり、固定費に組み込めたりと、自然と貯金をする環境を構築できますので、その人の性格によっては相当大きなメリットになります。

デメリットがメリットになる

貯蓄型保険には、お金の自由が利かないという特徴があります。これは、考え方によってはデメリットになります。しかし、発想の転換をしてみると、無理やり貯金をするためのメリットでもあります。途中解約で受け取れる保険金が大幅に減ると知っていれば、そう簡単には解約できないのではないでしょうか。貯金をするための意志が弱い人にとってみれば、デメリットが大きなメリットになるはずです。

 

3.貯蓄型保険のデメリット

貯蓄型保険のメリットを把握したら、今度はデメリットについてもしっかりと把握しておきましょう。

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お金の自由が利かない

貯蓄型保険は、大きなお金を保険会社に預けるというような意味合いがあります。定期預金や株などで考えればわかりやすいですが、一般的な貯金に比べて、お金の自由度が少ないです。総資産が少ない状況で、貯蓄型保険にお金をまわすと、大きな出費が必要になった時に解約せざるを得ない状況になり、その結果、保険金が当初の予定より大幅に下回る可能性があります。

保険料が高くなる

貯蓄型保険とその他の保険を比べると、保険料が高くなる傾向があります。そのため、短期的な面では生活が厳しくなる可能性があり、家計への負担が大きくなることを考えておきましょう。無理な保険料の商品を選ぶと、満期を前に解約することになるかもしれません。途中で解約してしまうと、そもそも貯蓄型保険のメリットが失われてしまうので注意しましょう。

 

4.貯蓄型保険がおすすめの人

貯蓄型保険の特徴を踏まえた上で、どんな人におすすめなのかを考えてみます。まず、貯金が苦手な人におすすめです。貯金をしやすい環境を構築できる商品かつ、無理やり貯金する仕組みを作ってしまえます。そのため、いつも貯金にチャレンジして挫折してしまうような人におすすめです。また、学資保険の特徴からもわかりますが、将来において、何らかの大きな出費がある人にもおすすめです。同様に、老後の生活が不安という人にも向いています。

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ある程度貯まっている人にも

すでにいくらかの貯金がある人にもおすすめです。普通預金だと、いつか使ってしまいそう、というような不安を持っている人にもおすすめです。同時に将来の万が一にも備えられますので、色々な意味で安心を買えるのではないでしょうか。

 

貯金をすることは将来を考えるととても大切です。
貯金はいろいろな方法でできるのでぜひ試して見ましょう。

記事公開日:2019.04.01

記事更新日:2019.03.19