2019.03.06
保育士にオススメ!1・2・3歳児向け絵本:『ねずみくんのチョッキ』
タイトル:『ねずみくんのチョッキ』
対象年齢:1・2・3歳児
作者:なかえ よしを
絵:上野 紀子
出版社:ポプラ社
☆おはなし☆
「おかあさんに編んでくれたぼくのチョッキ」。ねずみくんが嬉しそうにチョッキを着ています。
そこに、ねずみくんのお友だちがたくさんやってきます。
まず1番最初にやってきたのはあひるさんです。
少しきつそうにチョッキを着ているあひるさんを見かけると、さるくんが「ぼくにも着せてよ」と言ってやってきました。
次から次へとお友だちがやってきて、最後に「チョッキを着せてよ」とやってきたのは
・・・・・・・"ゾウさん"です!!
ねずみくんの小さなチョッキを、大きな体のゾウさんが着たらどうなってしまうでしょう。
ゾウさんに貸した後、ねずみくんは元気がありません。
しかし、そんな元気のなかったねずみくんが、最後にはゾウさんと仲良く遊んでいます!
ゾウさんが着たチョッキは○○に大変身したのでした!
☆オススメポイント☆
このお話の主人公は「ねずみくん」。しかし、ねずみくんの他にたくさんの動物のお友達が出てくるので、動物が好きな子どもたちにはオススメの絵本です!
ねずみくんの優しい性格やわんぱくな姿にも注目してほしい、可愛らしい絵本になっています☆
☆読み方のコツ☆
この絵本の中には、イラストだけが描かれているページがあります。
しかし文字がないからといって、そこのページを早足で読むのではなく、そのイラストを見て子どもたちが絵本の世界を想像して、広げられるように心掛けましょう。
この作品では、元気のないねずみくんのページに文章がありません。
保育士であるあなたは、「どうしてねずみくん元気がないのかな?」など、子どもたち自身が考えられるような、ヒントとなる言葉掛けをしていきましょう。
記事公開日:2019.03.06
記事更新日:2019.03.06