2019.02.26
保育士にオススメ!乳児向け絵本:『おててがでたよ』
タイトル:『おててがでたよ』
対象年齢:0~2歳児
作者:林 明子
出版社:福音館書店
☆おはなし☆
赤ちゃんが頭からシャツを被って...。
「あれあれあれ、なんにも見えない。おててはどこかなあ?」
赤ちゃんはシャツの中でお手ての出口を探します。
「ばっ!」
シャツから1つのお手てが出せると...
「お手てが出たよ!頭はどこかな?」といって今度は頭の出口を探します。
「ぬぅー・・・頭が出てきた!お顔はどこかな?」
そういってシャツの頭の出口から出ようとしています。
「ばあー!」といって顔を出しました♪
「お目めもある、お口もある!もうひとつのお手てはどこかな?」
といってシャツの中でモゾモゾ・・・
「あった!もう一つのお手てもあった!それじゃあんよはどこかな?」
今度は足を捜しはじめました。
「あんよはここにあるよ!」といって片足を出すと・・・・
「あれれ、もうひとつのあんよがでてこない。うーん・・・うーん・・・」とシャツを引っ張って、
「すぽん!でたー!」
もうひとつのあんよもでたよ♪
「これでみんなでてきたね!お手てに、頭に、お顔に、あんよ♪」
☆オススメポイント☆
乳児の中でも特にオススメなのが1・2歳児!
衣服の着脱など、「じぶんで!」といってやり始める頃なのではないでしょうか?♪
しかし、自分でやりたいという気持ちが先行してしまう子どもたちは、なかなか一人で出来ず時には涙が見られることも...
そんな子どもたちには絵本を通して、衣服の着脱を教えてあげましょう☆
この絵本は子どもたちに楽しく衣服の着脱を教えることも出来る、そんな絵本です♪
☆読み方のコツ☆
この絵本は上記にもお伝えした通り、乳児向けの絵本です☆
子どもたちのそばに行って読み聞かせをし、実際に子どもたちの「お手てやあんよ、頭やお顔」に触れながら読んでみましょう!
▼おすすめ絵本はこちら
・ぞうくんのさんぽ(1~3歳児向け絵本)
・せんろはつづく(1・2歳児向け絵本)
・しろくまちゃんのほっとけーき(1~3歳児向け絵本)
記事公開日:2019.02.26
記事更新日:2019.02.26