2019.02.13

自転車通勤でダイエット!簡単に痩せるための3つの工夫を紹介
通勤に自転車を使っている人や、目的の駅まで自転車を使っている人は、ほんのちょっとした工夫をすることで効果的にダイエットできます。
ただしダイエットを成功させるためには、考え方を変えることも重要です。ダイエットに失敗するのはあなたの意思が弱いからではありませんし、ダイエット法が間違っているからでもありません。
そこで今回は、自転車通勤中にできる簡単に痩せるための工夫を3つと、ダイエットに失敗しないための考え方を紹介したいと思います。
自転車通勤でダイエットできる理由
通勤に自転車を使っている人や、駅まで自転車で行っているような人の場合、ちょっとした工夫でダイエットを成功させることが可能です。では自転車でなぜダイエットができるのでしょう。
有酸素運動になる
ダイエットをしたい人の大部分が、身体についてしまった脂肪に悩まされていることと思います。そんな身体についてしまった脂肪を落とすのに、もっとも効果的な手段が有酸素運動です。
有酸素運動とはジョギングやウォーキングのように、筋肉に軽度から中等度の負担をかけながら、長時間にわたっておこなう運動のことを言います。自転車も通勤程度であれば有酸素運動と言ってよいでしょう。
有酸素運動を始めると最初に血中の糖質が燃焼し、運動エネルギーへと変換されます。血中の糖質が燃焼され尽くすと、次に体脂肪が燃焼して運動エネルギーへと変換されます。これが有酸素運動によるダイエット効果です。
有酸素運動は20分以上おこなわないと意味がないなどと言われたこともありますが、現在では5分から10分程度の有酸素運動であっても、脂肪を落とせることが分かってきています。
筋力をつけられる
自転車でダイエットができる理由としては、筋力をつけられることもあげられます。筋肉量は基礎代謝と密接な関係にあるので、筋肉量が増えれば「痩せやすい体質」になれるのです。
人間の筋肉はその7割が下半身に集まっているとされるため、自転車を漕ぐことで下半身の筋肉を効果的に刺激できる訳です。
筋肉をつけるというと「ムキムキになる」イメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、ダイエット目的の運動でムキムキになるようなことはありません。
カロリーを消費できる
自転車でダイエットできる理由としては、カロリーを消費できるということもあげられます。「自転車を漕ぐ程度だとそれほどのカロリーを消費しないのでは?」と思われる方もいらっしゃると思います。
確かに自転車を漕ぐことで消費されるカロリーは微々たるものです。たとえば体重が50kgの人が毎日、往復で12分間自転車に乗ったとします。その際に消費されるカロリーは42kalとなります。1年間これを続けた場合、年間で消費されるカロリーは15330kcalとなります。
実際には休日もあるのでこれよりも少ない数値になると思いますが、一般的に1kg痩せるのに必要な消費カロリーは7200kcalと言われています。そのため毎日自転車に乗っているだけで、およそ2kgのダイエット効果が得られるのです。
自転車でダイエットをするためのコツ
自転車は乗り方によってダイエット効果に変化が出ます。では効果的にダイエットするためには、どんなことに気をつければよいのでしょう。
サドルを低くする
自転車でダイエットをする際のコツとしては、サドルを低くすることがあげられます。サドルを低くすればそれだけ筋肉にかかる負担が増えるので、効果的に筋肉を鍛えることが可能です。
つま先でペダルを漕ぐ
自転車を漕ぐときにつま先でペダルを漕ぐようにすれば、ダイエット効果を高めることが可能です。なぜならつま先で漕ぐことによって、ふくらはぎへの負担を増すことができるからです。
立ち漕ぎをしない
自転車でダイエットをするときには立ち漕ぎをしないように注意しましょう。立ち漕ぎをすると楽なのですが、上半身の体重を利用することによって、下半身の筋肉にかかる負担が減少してしまいます。
ダイエットを成功させるために必要な考え方
ダイエットを成功させるためには食事制限や運動、筋トレも必要ですが、なによりもダイエットを成功させる「考え方」が求められます。ではどのような考え方が必要なのでしょう。
やらないよりマシと考える
ダイエットに失敗する人にありがちなのが、「○○しなければならない」という考え方です。意思がとても強い人ならともかく、義務感にした瞬間ダイエットは苦行になります。
それよりは「やらないよりマシ」と考えることで、気軽にダイエットに取り組むことが可能となります。その結果、ダイエットに成功する確率もアップするのです。
無理な目標を立てない
ダイエットを成功させるためには、無理な目標を立てないことも重要です。仮に1ヶ月に5kgの減量に成功したとしても、そのような急激な体重減少にはリバウンドの危険が潜んでいます。
体重より体型を重視
ダイエットをする際には体重よりも体型を重視しましょう。仮に身長が155cmで体重が58kgの女性がいたとします。一般的には少し体重が重いように思われるかも知れません。
ではこの女性がアスリートだったとしたらどうでしょう。筋肉によって引きしまった美しい体型がイメージされると思います。ダイエットをする際には体重より体型、このことを忘れてはいけません。
自転車ダイエットは気軽にできて運動負荷の高くない、誰にでも簡単にできるダイエット法です。通勤に自転車を使っているのであれば、ぜひ今回紹介した方法でダイエットにチャレンジしてみてくださいね。
記事公開日:2019.02.13
記事更新日:2019.02.07