2019.01.24
背中を引き締める3つのトレーニング!背中にお肉が付く原因も紹介
「夏になって水着を着たら背中のお肉にビックリした」とか、「結婚式までにドレスが似合う背中にしたい」などという女性もいらっしゃるのではないでしょうか。
背中は普段から目にする場所ではないので、知らないうちにお肉がついてしまいがちです。では、なぜ背中にお肉がついてしまうのでしょう。実は、食べ過ぎはもちろんのこと、運動不足や猫背にも原因があるのです。
そこで今回は、おうちで簡単にできる背中を引き締める3つのエクササイズについて解説します。また、背中をキレイに見せるちょっとしたコツも紹介しますよ。
背中にお肉が付く原因
背中を引き締めるためのエクササイズを紹介する前に、まずは背中にお肉が付く原因を知っておきましょう。原因を知ることで、普段から背中にお肉がつかないよう、気をつけるようになりますよ。
運動不足
背中にお肉が付く原因としては、運動不足があげられます。学生のころは部活動をしたり体育の授業があったりと、なにかしら運動をする機会があったと思います。ところが、社会人になるとよほど意識して身体を動かそうとしない限り、どうしても運動不足になりがちです。
下半身の筋肉は日々の通勤で歩いたり、自転車に乗ったりすることである程度は使われますが、日常の動作で背筋を使うことはあまりないことでしょう。そのため、運動不足になると背中にお肉が付きやすくなるのです。
猫背
意外に思われるかも知れませんが、猫背も背中にお肉が付く原因となり得ます。姿勢が悪い大人に対して「筋力が弱いから」などと言われることがありますが、これは大間違い。
なぜなら、筋力の弱い幼稚園児や保育園児など、未就学児童はとても姿勢がいいからです。では、未就学児童は大人より筋力が強いのでしょうか。そんなわけはありませんよね。
大人の姿勢が悪いのは、筋力の弱いからではなく、無駄な力が入っているからです。それによって血管が圧迫され、栄養状態が低下することで背中にもむくみが現れるのです。
甘いものの食べすぎ
背中にお肉が付く原因としては、甘いものの食べすぎもあげられます。最近の研究によって、私たちが太る最大の原因はカロリーの摂りすぎではなく、糖質の過剰摂取であることが分かってきています。
糖質を過剰に摂取したり、血糖値が急上昇したりすると、糖質の分解が追い付かなくなってしまい、脂肪へと形を変えて体内に蓄えられるのです。
特に、間食として甘いお菓子を食べるのは絶対にNGです。なぜなら、糖質の過剰摂取につながるだけでなく、血糖値を急上昇させることにもなるからです。
背中を引き締める3つのトレーニング
背中にお肉が付く原因を知ってもらったところで、背中を引き締めるための簡単な3つのエクササイズを紹介したいと思います。それぞれちょっとしたコツがあるので、参考にしてくださいね。
肩甲骨回し
背中を引き締めるエクササイズとしては、肩甲骨回しという方法があります。肩こりの改善を目的によく「肩を回す」などといいますが、肩関節を回していても肩甲骨周囲の筋緊張は取れません。
そうではなく、肩甲骨を大きく動かすことが重要なのです!
両肩を思い切り上に挙げてから後方へ肩甲骨をつきだすようにして、元の位置へ戻しましょう。10回行ったら反対回りもおこないましょう。
肩甲骨周囲の筋緊張がゆるむことによって、肩甲骨の浮き出たメリハリのある背中を作ることができますよ。肩こりの改善にも効果的です。
仰向けでバンザイ
仰向けになってバンザイをしたり、両手を大きく横に広げたりするのも、背中を引き締めるのに効果的です。猫背の原因は背中にばかり求められがちですが、実は胸の筋肉も猫背の原因の1つとなります。
特に大胸筋や小胸筋といった筋肉が緊張すると、肩が前にスライドする、いわゆる「巻き肩」の状態になります。
そのため、仰向けになって両手を上や横に大きく伸ばし、大胸筋や小胸筋の筋緊張を緩めることで、猫背を改善することが可能となるのです。やはり肩甲骨の強調された美しい背中を作るのに効果的です。
ウォーキング
背中を引き締める方法としては、ウォーキングもあげられます。ウォーキングというと下半身の運動と思われがちですが、歩くときには私たちの身体の80%もの筋肉が動員されます。
つまり、ウォーキングは理想的な全身運動と言えるのです。両手を大きく振ってウォーキングすることで、背中の脂肪を燃焼させる効果が期待できますよ。
背中をキレイに見せる方法
背中を引き締めるには運動をするのが一番ですが、背中をキレイに見せるのであれば、ちょっとしたポイントを押さえておくとよいでしょう。
背中と肩甲骨にメリハリをつける
キレイな背中と聞いた場合、皆さんはどのような背中をイメージするでしょうか。CMに出てくるようなモデルさんは、肩甲骨の浮き出たキレイな背中をしていませんでしょうか。
背中に限ったことではないのですが、身体のラインをキレイに見せるためにはメリハリがとても重要です。そのため、姿勢を改善して背中と肩甲骨にメリハリをつけるようにしましょう。
骨盤を起こす
背中をキレイに見せるためには骨盤を起こすことも重要です。先ほど、未就学児童は姿勢が良いといいましたが、未就学児童は骨盤が起きているため、よい姿勢を保つことができるのです。
ところが、大人になるとデスクワークによる不良姿勢などが原因で、背中が丸くなってしまいがちです。その際、必ずと言っていいほど骨盤が後ろに傾いています。
骨盤を起こす簡単な方法が、バスタオルを用いたストレッチです。バスタオルを縦に2回、横に2回畳んで長方形にします。
布団やヨガマット、床などに仰向けになったら、長方形のバスタオルを横向きに、ベルトラインの下あたりに差し込みましょう。腰の伸びるような感じがあれば、骨盤をうまく起こせている証拠です。毎日寝る前に1分から2分気持ちよくおこないましょう。
大人になればなるほど、気になる背中のお肉…。見た目年齢にも大きく影響しますよね。
上記のように、背中を引き締めることは肩こりの改善にも役立ちます。
ぜひ少しでも取り入れてみてください!
記事公開日:2019.01.24
記事更新日:2019.01.11