2019.01.22
保育士にオススメ!乳幼児向け絵本:『はらぺこあおむし』
タイトル:『はらぺこあおむし』
対象年齢:0~5歳児
作者:エリック・カール
訳:もり ひさし
出版社:偕成社
☆おはなし☆
主人公は卵からうまれたばかりの、小さなあおむしです。
このお話はあおむしが卵からうまれ、ちょうちょになるまでのお話です。
卵から1匹のあおむしがうまれ、お腹を空かせています。お腹が空いているあおむしは、食べ物を探し始めました。
すると、食べ物を見つけては、月曜日から日曜日まで食べ続けたのです。
月曜日には"りんご"、火曜日は"なし"、水曜日は"すもも"・・・・
そして土曜日になると、"チョコレートケーキ"や"アイスクリーム"、"ピクルス"や"チーズ"などをたーくさん食べました!!
色々なものを食べ過ぎたあおむしは、その日の晩、お腹が痛くなり泣きました。
次の日の日曜日は、あおむしはとてもおいしい"緑の葉っぱ"を食べました。
するとお腹の具合もすっかり良くなったようです。
お腹がいっぱいになったあおむしは、気付くと大きく太っちょになっていました。
すると、あおむしはそのまま「さなぎ」になり、何日も寝ています。
しばらくすると・・・・・・・・・
あおむしはとってもきれいなちょうちょになって出てきました!
☆オススメポイント☆
この絵本のオススメポイントは、絵本そのものにたくさんあります♪
まずは絵本の中のイラストです!
鮮やかな色使いであることもあって、最後に登場する"ちょうちょ"を子どもたちに見せると、つい手を伸ばしてくる子どもも多くいるでしょう♪
また、絵本の中に出てくる食べ物の中心には丸い穴が開いています。
少人数の子どもたちに読み聞かせる際には、実際に触らせてあげると、より一層楽しみながら絵本を見ることができるでしょう☆
☆読み方のコツ☆
この絵本は、「はらぺこあおむし」用のCDが付いていることがあります♪
CDを流しながら、子どもたちと歌を歌って絵本を読み聞かせるのが楽しいでしょう!
また、CDがない場合でも保育士がyoutubeなどで歌を覚えて、子どもたちに歌ってあげるのもいいですね!
さらにゆったりした環境の中での読み聞かせの場合には、歌ではなく文章を読んで、子どもたちが絵本の世界に入り込めるようにするとよいでしょう♪
記事公開日:2019.01.22
記事更新日:2019.01.22