2019.01.18
お尻を小さくしたい!ヒップアップにおすすめの3つの方法
若いころはおしりが引き締まっていたのに、年齢とともにお肉がついてきたりおしりが垂れ下がってきた。。。一度は感じたことありませんか?
実は、おしりが大きくなるのは脂肪が付いているからだけではないのです。特に日本の女性の場合、骨盤が傾くことによって、おしりが大きく「見えて」いるケースも多々あります。
ダイエットというと食事制限が有効とされますが、ヒップアップをする際には骨盤の傾きを改善することも重要。そこで今回は、ヒップアップにおすすめの3つの方法を紹介します。
おしりが大きくなる原因
ヒップアップにおすすめの方法を紹介する前に、まずはなぜおしりが大きくなってしまうのか、その原因について知っておきましょう。意外な原因にハッとするかも知れませんよ。
筋力の低下
おしりが大きくなる原因としては、筋力の低下があげられます。お尻には股関節や骨盤を結ぶたくさんの筋肉が付着しており、関節を動かすだけでなく、おしり全体を引き締める働きも持っています。
若いころは部活や体育の授業などで身体を動かすことも多いですが、就職するとよほど意識しない限り、身体を動かす機会が減ってしまいます。
仕事がら身体を動かすことが多い職種であっても、建築現場で働く肉体労働者の人でもない限り、筋力を維持することはなかなか困難なものです。
筋力が低下すると、おしりをキュッと引き締めることができなくなるだけではありません。というのも、筋肉量は基礎代謝とも密接に関係しているからです。
基礎代謝とは、私たちが特に意識しなくても、1日の間に勝手の消費されるエネルギー(カロリー)のことを意味します。筋肉は基礎代謝のうち22%程度を占めているため、筋肉量が減少すると基礎代謝も低下する=おしりにお肉が付きやすくなってしまうのです。
骨盤の傾き
おしりが大きくなる原因としては、骨盤の後ろへの傾きもあげられます。特にデスクワークなど長時間いすに座っている姿勢が長く続くと、骨盤が後ろに傾いて猫背気味になってしまいます。
骨盤が後ろに傾くとおしりが垂れ下がって大きく見えてしまうほか、股関節の外旋も招きます。股関節が外旋するといわゆる「O脚」気味になってしまうのですが、O脚気味になるとおしりの両端が出っ張って、おしりが大きく見えることとなるのです。
アフリカ系の女性のおしりがキュッと上を向いているのは、彼女たちの骨盤が民族的に前に傾いているからでもあるのです。
脂肪の付着
おしりが大きくなる分かりやすい原因が脂肪の付着です。おしりやお腹、太ももなどは脂肪を蓄えやすい場所として知られています。
脂肪が付着する最大の要因が、糖質の過剰摂取だと考えられるようになっています。糖質は私たちの脳や身体が活動する際のエネルギー源となりますが、余った糖質は脂肪へ形を変え体内に蓄えられるのです。
ヒップアップにおすすめの3つの方法
おしりが大きくなる原因について知って頂いたところで、次に自宅でも簡単にできるヒップアップの方法を3つ紹介します。
スプリットスクワット
ヒップアップをする際に、特におすすめなのがスプリットスクワットです。スクワットは「キング・オブ・エクササイズ」と呼ばれており、筋トレ界では欠かすことのできないエクササイズです。
ただ、通常の足を横に開いておこなうスクワットは結構しんどいですし、腰やひざを痛めるリスクも高いです。なにより、仕事をしながら続けるのが困難でもあります。
そこでおすすめしたいいのが、足を前後に開いておこなうタイプのスクワットであるスプリットスクワットです。通常のスクワットよりも簡単で、筋力の弱い女性でも続けやすくなっています。
スプリットスクワットをおこなう際、まずは両足を前後に大きく開きます。その状態からまっすぐ上半身を下へおろしていきます。その際、上半身が前後左右にぶれないよう、まっすぐ下におろすよう意識してください。
前になった方の太ももが床と平行になったら、元の姿勢に戻りましょう。ゆっくりと確実におこなった場合、最初は5回でも結構効くと思いますよ。慣れてきたら徐々に回数を増やしていきましょう。
骨盤調整
ヒップアップをする際には骨盤調整も効果的です。特に女性の骨盤は男性に比べて横幅の比率が高いので、骨盤が後ろに傾かないようにしましょう。
とは言うものの、仕事をしていると整体やカイロプラクティックなどに通うのも大変ですよね。そんな方におすすめなのが、バスタオルを使った骨盤調整です。
縦に2回、横に2回畳んで長方形にしたバスタオルを、仰向けになってベルトラインの下に差し込みましょう。腰が気持ちよく反っていればうまくストレッチできている証拠です。毎日寝る前に1分から2分ほどおこなってください。
仰向けヒップアップエクササイズ
毎日寝る前に、仰向けになった状態でおしりをキュッと上にあげ、その状態を可能な限りキープしてみましょう。気が付くと、いつの間にかおしりがキュッと引き締まっていると思いますよ。
おしりが大きくならないためのコツ
「気が付いたらおしりが大きくなっていた」…そんな事態をさけるためには、日頃からの心がけも重要です。では、どのようなことに気をつければよいのでしょう。
生活活動代謝を高める
おしりが大きくならないためのコツとしては、生活活動代謝を高めるということがあげられます。生活活動代謝とは、運動以外で身体を動かす際に消費されるカロリーのことを意味します。
ひとことで言ってしまえば「便利さに流されずにしっかりと身体を動かす」ということです。ちょっとそこまで行くのにも車を使っているようでは、ヒップアップの成功はおぼつきません。
甘いものを控える
脂肪の付着を根本から予防するには、甘いものを控えるのがもっとも簡単です。どうしても甘いものが食べたいときは、洋菓子ではなく和菓子を選択するようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。
特に夏になると気になるお尻ですが、今からちょっとずつ取り組めば今年の夏にはピタッとした服も着こなせる『美尻』になれるかもしれませんよ!
記事公開日:2019.01.18
記事更新日:2019.01.17