「バリキャリ女子」というワードが頻繁に聞かれるようになってきました

「男性が稼ぐ」と言われていた時代はもう古い！

仕事を頑張りたいと考える女性ならば、バリバリと責任のある仕事をこなし、しっかり稼ぐ「バリキャリ女子」にあこがれた経験はあるのではないでしょうか？

活躍する女性にはある共通点があるのです。今回は仕事ができる女性になるための条件をお伝えします。

 

仕事ができるひとの共通点とは？

仕事できる人になりたいならば、どんな人が仕事ができる人と評価を受け、実際に成果をあげているのかを知る必要があります。

まず仕事ができる女性の共通点を見ていきましょう。

01｜時間の使い方が上手

人に与えられた時間は等しく24時間です。仕事ができる人は高いコスト意識を持っています。どれだけ短い時間で、アウトプットを出すことができるかを考え行動しているのです。

ひとつの仕事にかける時間をできるだけ減らし、多くの仕事に触れることで経験を増やしています。最初の頃はミスや修正が多くとも、数をこなしていくことで仕事の質は自ずと上がっていきます。

また、与えられた期限よりも早い段階でアウトプットを提出することで依頼者の期待を越えることができるます。

これにより、仕事ができるという印象を相手に与え、次また何か依頼したい仕事ができた時に声がかかるようになります。新たな仕事のチャンスをつくり、経験につなげるという好スパイラルが生むのです。

02｜仕事と作業の違いがわかっている

仕事と作業はまったく異なります。仕事ではなく、作業をして満足してしまう人が多い中で、仕事ができる人は作業は手段であるとわかっています。

仕事とは、価値を生み出すことですが、作業は仕事を達成するために発生する工程のことです。すでに決まっているやるべきことにただ手を動かすのか、自分の頭を使って考えているかという大きな違いがあるのです。

例えば、資料の作成を依頼されたとしましょう。

普通の人は必要なデータをまとめて終わってしまいがちなのに対して、仕事ができる人は依頼された資料を使う場所の目的を考えます。

どんな人が集まって、何を話し合うのか、そのためにはどのデータをどのようにまとめた方が話し合いの際に役立つのか。これらのことを指示されなくとも確認して、考えて資料作成をおこなっているのです。

03｜習慣を疑うことができる

新しい発見は、これまでの常識をくつがえすことで生まれています。これまで当たり前だと思われていた、あるいはできないことだと決めつけられていたものに対して、本当にそうなのかと疑いを持ちます。

社会が常に変化する中で、これまでと同じやり方に満足していても、どんどん置いていかれてしまいます。仕事ができる人はそれに気づいており、これまでのやり方に変なこだわりを持ちません。

常に疑いを持ち、新しい取り組みにも失敗を恐れず試すことで、その時の最善の方法を探っています。

仕事ができる人になるための６つの心得

「仕事ができる」と評価を受けるひとの特徴がわかりました。

次に、この特徴をふまえ、日々の行動をどう変えていけばいいのかを考察してみます。

心得としてまとめてみますので、自分の周りの「仕事ができる憧れ女性」を思い浮かべながら、これからの仕事でひとつでも意識する項目を見つけてみましょう。

気配りを欠かさない

気配り上手は空気を読む能力が高く、広い視野を持っています。

自己中心的になってしまっていては空気を読むことはできません。今自分はどんな振る舞いが求められているのかを気にする必要があります。

まずは周りの人をよく見ることからはじめてみましょう。周りを観察していれば、その人がどんな言葉をかけられたら喜ぶのか、どんな話題で盛り上がるのかも見えてくるものです。

最初は真似で構いません。観察していた時に誰かがしていたように声かけをしてみましょう。もちろんお節介になってはいけません。空気を読んだ上で積極的に話しかけましょう。

ネガティブな発言をしない

仕事ができる人は、人のせいや環境のせいにせず、自分の責任として物事を捉えます。そうすれば自然と愚痴をこぼすことがなくなるのです。

また、ネガティブは伝染していくため、一度ネガティブな発言をしてしまえば、その場の空気は悪くなる一方です。仕事ができる人はネガティブな発言がプラスにはならないことを知っています。そのため、たとえ嫌なことがあったとしても、仕事中は絶対にネガティブな発言をしません。

自分なりのストレス発散方法を見つけ、仕事中にはネガティブな発言を徹底的に排除しましょう。

整理整頓をする

仕事ができる人のデスク見てみてください。どんなに忙しくともきちんと整頓されていると思います。ものが散らかっていると、必要なものを取り出すのに時間がかかってしまいます。また、紛失してしまっていたとしても気がつくのに時間がかかってしまうこともあります。

しかし、ものを収納するところをきちんと決めていれば、すぐにものを取り出すことができ、そこにそれがないと違和感を感じるようになり、モノを紛失することが無くなります。

また、周りが散らかっていると不清潔な印象を与えてしまいますよね。整理整頓をしているだけで清潔な印象与えることができるのです。デスクやカバンの中など身の回りの整理整頓をするようにしましょう。

相手の意図を考える

仕事ができる人の話は面白く、簡潔です。

それは相手がどんな話題を求めているのかを見極めることができているからです。気配りができることにもつながりますが、ありとあらゆることにアンテナを立て、情報を敏感にキャッチしています。ネタを広く持つことで、相手にあった話が提供できるのです。

そして、依頼を受ける時にも相手の意図を汲み取ることができるので、少ない説明で依頼者の意図を汲み取り、相手にコミュニケーションコストを与えません。

日常的に相手の発言の意図を意識して、会話をすることで段々とコミュニケーションは円滑にできるようになります。誰でも最初から相手の意図を完璧に捉えることはできません。最初の頃は相手とすり合わせをおこない、相手の癖や志向性を知ることからはじめましょう。

即返信を行う

仕事ができる人は、物事を後回しにしません。

もちろん優先順位はありますが、基本的には連絡を貰ったらすぐに返します。それは相手が一番情報を得たいと考えている瞬間は、連絡をくれた時だと理解しているからです。

場合によっては、連絡が滞ったことで相手の仕事をストップさせてしまうこともあるかもしれません。相手をイラつかせたり、気を遣わせてしまうことになってしまうことも。

すぐには決められない内容であっても、内容を確認した旨を伝えるだけであれば数秒で終わります。なるべく5分以内で連絡を返すようにしましょう。

自分の意見をはっきりと伝える

仕事ができる人はきちんと自分の意見を持っています。また、それをきちんと相手に伝えることができます。もちろん無理やり自分の意見を押し通すことはしません。

納得できない形で相手の意見を飲み込むと、人は積極的に動くことができません。このような場合、仕事はなかなか前に進まないのです。

相手は反対意見を聞いていないので、てっきり同意してくれているものだと思っています。それなのに、納得のいかない態度を急にされてしまうと不信感につながります。

自分の意見をはっきりと伝えることで、たとえその意見が通らないにしても、相手はあなたの思考を考慮することができるのです。

仕事できる女性のプライベートは充実している

あなたの周りの仕事ができる人を思い浮かべてみてください。仕事ができる女性はプライベートも充実していますよね。仕事とプライベートのメリハリがしっかりしている女性は、男女問わず、人気を集めます。

仕事ができる女性はおしゃれで、仕事以外にもファッションやメイクを真似したいと考える女性も多いはずです。「外見は内面の鏡」ということわざがあるように、仕事ができる人は外見への気遣いも手を抜くことはありません。

仕事で活躍し、しっかりと稼いでいる分、自己投資にしっかりとお金を使えるのです。

ビジネスの中心地とも称されるNYで活躍するビジネスマンは皆、朝仕事がはじまる前にジムで汗を流してから会社に向かうそうです。自立の証としてボディメンテナンスに力を入れているのです。

いきなり毎日ジムへ行く、急に食生活を変える。できたら素晴らしいことかもしれませんが、誰しもが簡単にできることではありませんよね。

普段エスカレーターやエレベーターを使っているところを階段に変えてみる。甘い飲み物を無意識に選んでしまっている場合は、無糖やお水に変えてみる。ちょっとした工夫から意識を変えてみましょう。少しずつの変化が出てくれば、少しの我慢や努力が楽しみに変わってくるはずです！

最後に

いかがでしたでしょうか。

仕事をバリバリこなし、仲間からの信頼も集めるような、できる人になりたいと考える女性も多いですよね。紛れもなく、私もそのひとりです。

日々の努力の積み重ねができる人こそ、仕事ができる女性として周囲からの評価を集めることができます。

仕事ができる女性の特徴はシンプルなものばかりで、さっそく今から真似することもできますよ。少しの気遣いや、少しの我慢の積み重ねが習慣となり、あなたの成果につながっていくのです。