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2019.08.07

【自律神経失調症には要注意!その原因と対処法は?】

何らかの症状を訴えて病院を受診したにも関わらず、特段の原因が見つからない場合、「自律神経失調症ですね」などと言われることがあります。自律神経失調症などと言われると、「精神疾患にでもなってしまったのか」と心配になるかもしれませんが、ただちに精神を病んでいると考える必要はありません。今回は自律神経失調症とは何なのか、その原因や対処法に迫ります。

(目次)
1.自律神経失調症とは
  1-1.自律神経の働きが乱れている状態
  1-2.病名ではない
  1-3.自律神経失調症の特徴
2.自律神経失調症の原因
  2-1.心理的ストレス
  2-2.物理的ストレス
  2-3.化学的ストレス
3.自律神経失調症と言われたら?
  3-1.正しく理解する
  3-2.原因を突き止める
  3-3.ストレス度合いをチェックする
4.自律神経失調症への対処法
  4-1.ストレスを発散する
  4-2.身体を温める
  4-3.朝日を浴びる
5.まとめ


1.自律神経失調症とは

それでは早速ですが、自律神経失調症とは何なのかについて見ていきたいと思います。自律神経失調症を心の病と思っている方もいらっしゃると思いますが、実際のところはどうなのでしょう。

1-1.自律神経の働きが乱れている状態

自律神経失調症とは、自律神経の働きが乱れている状態のことを意味します。自律神経は交感神経と副交感神経の2つからなっており、両者がバランスを取ることで円滑な生命活動が維持されています。

交感神経と副交感神経の関係は、よく車のアクセルとブレーキの関係に例えられます。アクティブに行動するときには交感神経が優位になり、身体をゆっくり休めるときには副交感神経が優位になるのです。

ところが、ストレス状態が昂じてしまうと、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなってしまいます。日本人は緊張型の民族とも言われますが、ストレスによって交感神経優位の状態が続いてしまうのです。

日中に交感神経が優位になるのはなにも悪くないのですが、夜になっても交感神経優位の状態が続いてしまうと、睡眠の質が低下してしまいます。

睡眠の質が低下すると身体の回復を遅らせてしまうため、寝たはずなのに疲れが取れていないという事になります。そして疲れが残った状態で仕事をすると、さらに疲労がたまり、ストレスが増すという悪循環に陥ります。

1-2.病名ではない

自律神経失調症は正確に言うと病気ではありません。単に自律神経の働きに異常をきたしているという「状態」を説明しているに過ぎません。

これはちょうど、腰痛を訴えて病院や整形外科を受信したときに、「坐骨神経痛です」と言われるのに似ています。坐骨神経痛も病名ではなく、坐骨神経沿いに異常が出ているという状態を説明しているに過ぎません。

そもそも自律神経は私たちの生命活動を司っており、体調に何らかの異常が見られる場合、自律神経の働きに異常が生じているのは当たり前のことなのです。

お医者さんにもプライドがあるので、原因が分かりませんとはなかなか言いたくないもの。そこで自律神経失調症という言葉が便利使いされている訳です。

1-3.自律神経失調症の特徴

自律神経失調症の特徴としては、不定愁訴があげられます。不定愁訴とは、その日によって痛みの出る場所や痛みの強さが異なることを意味します。

昨日は胃の調子が悪いと言っていたかと思うと、次の日には頭痛を訴えたり、肩こりを訴えたりします。そして、症状に応じて薬が処方されるため、薬の量がどんどん増えることとなり、しまいにはうつ病に至ってしまいます。

 

2.自律神経失調症の原因

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自律神経失調症が病名ではないと聞いて、意外に思われたのではないでしょうか。では自律神経失調症の原因は何なのでしょう。

2-1.心理的ストレス

自律神経失調症の原因としては、心理的ストレスがあげられます。私たちが単にストレスといった場合、それは心理的ストレスを指すケースがほとんどです。

会社での人間関係の悩みや家庭内の不和、仕事上のトラブルや恋愛トラブルなど、心理的なストレッサー(ストレスをあたえるもの)が昂じると、自律神経の働きにも異常が生じやすくなります。

2-2.物理的ストレス

物理的ストレスも自律神経のバランスに影響を与えます。物理的ストレスとしては、暑さ寒さといった気温変化、季節の変わり目などに起こる気圧変化、満員電車や騒音などがあげられています。

2-3.化学的ストレス

自律神経失調症の原因としては、化学的ストレスもあげられます。服用している医薬品や排気ガス、タバコの煙などによるストレスが化学的ストレスにあたります。

 

3.自律神経失調症と言われたら?

なんらかの不調を訴えて病院や心療内科を訪れたら「自律神経失調症ですね」と言われたとします。その場合、どうすればよいのでしょう。

3-1.正しく理解する

自律神経失調症と言われたからと言って、ただちに心の病だと誤解しないようにしましょう。自律神経失調症と言われた場合、単に交感神経と副交感神経のスイッチの切り替えがうまくいっていないだけのことです。

3-2.原因を突き止める

自律神経失調症は、交感神経と副交感神経のスイッチの切り替えがうまくできなくなっている状態を意味します。そのため、スイッチの切り替えがうまくいかない原因を突き止めることが重要です。

一口にストレスと言っても、心理的ストレスや身体的ストレスなどいろいろあります。そのため、何が自分の自律神経のバランスを乱しているのか、振り返ってみることが重要です。

3-3.ストレス度合いをチェックする

ストレスは数字にして見られるものではないので、定期的にストレス度合いをチェックすることが重要です。厚生労働省のHPにストレスチェックの表があるので、自分のストレス度合いを把握するように心がけましょう。

 

4.自律神経失調症への対処法

ここまでの解説で、自律神経失調症とはどのような状態かご理解頂けたことと思います。では自律神経失調症と言われた場合、どのような対処法をとればよいのでしょうか。

4-1.ストレスを発散する

自律神経失調症の最大の原因がストレスなので、適度にストレスを発散するようにしましょう。悩みの半分は相談することで解消されるとも言うので、親しい知人や家族に悩みごとを相談するもの良いでしょう。

4-2.身体を温める

自律神経失調症の時には交感神経が優位になっています。交感神経が優位になると、血管が収縮して血液の流れを悪くしてしまいます。

血液は全身に酸素と栄養を運んでいるため、交感神経が優位になると全身の栄養状態も低下してしまいます。身体を温めることで血行を促進し、副交感神経優位のスイッチを切り替えていきましょう。

4-3.朝日を浴びる

自律神経のバランスを整えるためには、朝日を浴びることが重要です。1日は24時間ですが、私たちの体内時計は24時間10分あるとされます。

そのため朝日を浴びて、体内時計をリセットすることが重要なのです。また朝早くに置きることで、夜に自然な睡眠欲が訪れることにもつながります。

 

5.まとめ

自律神経失調症というと心の病のように思われがちですが、実際には交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいっていないだけのことです。自律神経のバランスが乱れている原因を把握し、適切に対処することが重要です。自律神経失調症は病名ではないのですから、徒に落ち込む必要はありませんよ。

記事公開日:2019.08.07

記事更新日:2019.07.29