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2019.04.02

どんな服を選べばいいの?保育士の理想的な服装とは

どんな服を選べばいいの?保育士の理想的な服装とは

保育士は子どもたちとかかわる時間が長いので「動きやすい服装」が一番。とはいっても、どんな服装を選べばいいのかわからないという人も多いかもしれません。
保育士の仕事にはどのような服装が適しているのでしょうか?今回は「保育士にふさわしい服装」についてご紹介します。

保育士の服装は何がベスト?

基本は動きやすいズボン

子ども達と遊んだり、抱っこしたり、重たいものを運んだりと、保育士の仕事は意外と肉体労働。
当然ながら動きが制限されるスカートでは仕事にならないため、やはりズボンなどの動きやすい服装が一番です。

定番のジャージ

保育士の服装といえば「ジャージ」という印象を持っている人も多いのではないでしょうか?
ジャージは動きやすさもバッチリですし、洗濯しても乾きやすいので、外遊びや子どものお世話で洋服が汚れやすい保育士にとってはベストな服装といえるでしょう。

しかし近年では、保育園のイメージの観点から「ジャージ着用不可」としているところもあるようですので、勤務する保育園に事前に服装についてしっかり確認しておくのがよいでしょう。

デニムにチノパン…イマドキ保育士のおしゃれ

最近のデニム素材はストレッチが効いているものが数多く出ており、耐久性の面からもデニムを選ぶ保育士さんも多くいます。
またチノパンは「きちんとした印象」を与えられる服装として、保護者ウケがいいようです。
子どもを預ける保護者の立場からすれば、清潔感の漂う服装は安心材料にもなります。

保育士の必需品!イマドキのエプロン事情とは?

洋服が汚れず、子どもの鼻水を拭うティッシュなどをしまっておけるエプロンは、保育士にとって便利な必需品です。

子どもに大人気!キャラクターエプロン

子どもウケを考えたら、キャラクターもののエプロンが一番
とくに、まだ保育園に慣れていない子どもの関心を引くきっかけづくりにはもってこいのアイテムです。
小さな子ども男女問わず人気のある「アンパンマン」や「ミッキーマウス」などのキャラクターエプロンを1枚は持っていると重宝するでしょう。

しかし、園によってはキャラクターをあまり奨励していないところもあるので、勤務する保育園の保育士に聞いてみましょう。

ポケットが大きいエプロンがおすすめ

エプロンを選ぶ際には、ポケットが大きいものを選ぶといいでしょう。
その日の服装次第ではポケットがないこともあり得ますが、保育士はバッグを持って歩くわけにはいきません。
ハンカチやティッシュなど常に携帯しておきたいものがありますので、十分にしまっておけるだけのポケットのサイズがおすすめです。

また、子どもは毎日折り紙や木の実など、沢山のプレゼントをくれます。
ポケットがなくその場で持っていると、次の遊びの妨げにもなるので、大切にポケット(エプロンがなければ、ズボンのポケット)に入れておきましょう。

そして毎日使うタオルや洋服と同様、エプロンも毎日必ず汚れますので、衛生的にも毎日洗濯しましょう。よって複数枚持っていると便利です。

保育士向きの小物とは?

保育士として働くうえで、服装だけでなく小物にも気を配っておきたいですね。

腕時計は避けたほうがベター

保育士の仕事は子どもにかかわることが多いですので、ぶつけたら壊れてしまうガラス製の時計や、子どもに当たったらケガをする恐れのある装飾がついた時計などは避ける必要があります。
また水に触れる場面も多いため、お気に入りの時計が壊れてしまう可能性もあります。

保育中は、それぞれの場所に時計が設置してあることが多いので、安心して大丈夫です。
園外に散歩に行く際には、緊急連絡も兼ねて、自分又は園の携帯電話を持参していくことが多く、そこで時間が確認できます。

通勤の際に必要という場合には、仕事中は時計をはずしておくなどの配慮が必要です。

靴は動きやすいスニーカーがおすすめ

ヒールを履いていこうという人はもちろんいないでしょうが、サンダルやミュール、パンプスなども保育士の服装としてはふさわしくありません。
子どもたちと遊ぶうえでも安定感がありませんし、何より子どもたちが危険に直面した際、とっさに動くためには適していません。
子どもと思う存分動き回れるように、履きなれたスニーカーを用意しておきましょう。

アームカバーは持っておくと便利

保育士は子どもと一緒に外遊びが日課となっていますが、紫外線が多い時期は日焼けが気になるもの。かといって、日焼け止めは抱っこで肌が触れる機会の多い0歳児などには刺激が強いため、つけたくないという人も多いでしょう。

日傘をさすこともできない保育士の日焼け対策としては、帽子と首元のタオルが一般的ですが、アームカバーをプラスするのがおすすめです。
アームカバーは外にいるときだけ装着でき、暑ければ取り外すこともできます。
逆に肌寒くなってもアームカバーがあれば長袖代わりにもなりますので体温調整にも適しています。

服装以外にも気になる、髪型やアクセサリー類は?

これらも園によって服装の基準は様々です。実際、髪を染めていたり、ネックレス・指輪などをして保育にあたっている保育士もいます。
しかし、上記の時計についてで述べたように、アクセサリー類は、特に乳児が気になってひっぱる、舐めるなど衛生面・安全面でも決してよいものとは言えません。
できるものなら、しない方がよいでしょう。

また髪色についてですが、過度な染料は保護者の方にあまり良い印象を与えませんよね。
人は見た目じゃない、といくらいっても第一印象は大事です。そこも踏まえた上で節度をもった身だしなみができるといいですね。

保育園のカリキュラムによって服装をかえる

保育園によっては、キリスト教で週一回礼拝の時間を設けたり、体育や書道などといったものをカリキュラムとして組み込むところも増えてきています。
礼拝では比較的きれいな格好を、体育では、ストレッチのきいたズボンにするとよいでしょう。
また、お誕生日会では少しおしゃれをしたい・・・それは保育園に限らずの事ですよね。時と用途に合わせた服装をすることが必要となってきます。

まとめ

保育士の服装は、動きやすく、安全面もクリアしたものが理想的です。
また保護者の印象を考えると、清潔感を与えられる服装というのもポイントです。
エプロンなどは毎日の仕事で汚れがちですので、清潔感を損なわないように、常にきれいな状態にしておくといいでしょう。

職業柄、服装の自由度は決して高くありませんが、周りの先輩などを参考にしながら許される範囲で自分なりのこだわりを出せると毎日の仕事がより楽しくなるかもしれませんね。

 

記事公開日:2019.04.02

記事更新日:2021.07.21