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2019.03.25

貯金をするためにはまず「計画」から!

貯金をするためにはまず「計画」から!


4月は貯金をするのに最適な季節です。新年度の始まりであり、年の節目とも考えられます。計画的な貯金を始めるためには、何らかの「きっかけ」が必要なので、4月はもってこいでしょう。そこで今回は、計画的に貯金をするための準備の方法を紹介します。案外、ちょっとした出費の見直しや、意識改革で、計画的な貯金は可能になるものです。

1.貯金の前に財産の確認

これまで計画的な貯金をしていなかった人が、いきなり貯金を始めようとしても、失敗する可能性は高いです。計画的な貯金といっても、これまでやってこなかった人は、どこから始めてよいか難しいものです。そこで、まずは貯金の前に自分の財産を確認してみてはいかがでしょうか。

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口座の統合と残高の確認

多くの人の財産は銀行口座に入っているはずです。最近は、ネットバンキングの発達などによって、予想以上に自分の全財産を把握している人は少ないです。地方銀行に、ゆうちょ、さらにネットバンキング複数社に口座を持っていたりすると、合計するといくらになるかわかりにくくなってしまいます。そこで、全ての口座の合計を計算して、不必要と思われる口座については解約をおすすめします。お金の流れを明快にすることにより、管理しやすくなるはずです。また、口座にいくら入っているか把握していないと、お金を使ったり、お金が溜まっていく実感をできません。その意味でも、一度、銀行口座を整理するのはおすすめです。

ローンの確認

貯金の合計の確認と共に、ローンの確認もやっておきたいところです。ローンが残っていると、より全財産を把握しにくくなりますので、しっかりと確認する必要があります。ローンが残っている場合、貯金の準備の前に、返済計画を立てることが最重要です。


毎月の貯金のためには固定費が重要

貯金を計画的に行うためには、臨時収入が入った時にまとめて貯金するのではなく、毎月、一定額を積み立てていくようなイメージが大切です。そこで重要になるのが固定費の見直しです。固定費は、毎月必ず必要な出費なので、ココに無駄があると、いくら他で貯金しようとしても無駄ができてしまいます。

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光熱費やスマホ料金を見直し

光熱費やスマホ料金は、普段何気なく使っていると、かなり節約できるポイントが多いです。まずは、光熱費やスマホ料金を節約して、毎月1万円を貯金にまわす癖をつけてみましょう。

食費を見直す

食費は、厳密に言うと固定費ではありませんが、絶対に必要な費用でもあります。月々によって変動しますが、食材の購入の仕方を見直したり、料理方法を見直すことによって、大幅な節約が可能です。食費の節約に成功した人の体験談を確認すると、浮いた2万円、3万円を丸々貯金にまわすことに成功した人もいます。

3.性格によっては短期の貯金計画もおすすめ

おすすめの貯金方法は、いくつもあります。実際に、その方法で成功した人もたくさんいるでしょう。しかし、貯金の方法は、人それぞれ相性があります。そのため、自分の性格を把握した上で、理想的な方法を選択していくことも大切です。

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短期集中型の貯金

短期間の計画を集中して実践するのが得意な人におすすめです。また、ライフステージや仕事の状況によって、貯金に集中する余力がある人もおすすめの方法です。短期集中型の貯金は、1年くらいの短期的な目標を立てる方法です。目安としては、1年間に100万円、200万円といった、それぞれの収入に応じた額になります。計画的な貯金は大切ですが、人には気持ちの波があるので、10年間といった長期的な計画よりも、1年や2年の短期的な計画が向いている場合もあるのです。

コツコツ派は長期的な貯金

短期間に無理をするよりも、焦らず、じっくりと確実に貯金を積み重ねていきたい人におすすめです。コツコツ派の人が、短期集中型の貯金をしてしまうと、後半、息切れしてしまう可能性が高いので、何かに追われるのが苦手という人にも長期的な貯蓄はおすすめです。長期的な貯金は、計画が非常に重要で、これから5年、10年とその目標に従って貯金に挑戦していきます。そのため、少なすぎる金額設定ではいけませんし、無理のある金額設定でもいけません。毎月3万円くらいから始めて、慣れてきたら、少しずつ上乗せしていく方法もよいでしょう。

 

4.つもり貯金で意識改革

毎月計画的に貯金していくためには、お金を使わないことも大切です。しかし、気持ちの面からアプローチすることも忘れないようにしましょう。そして、貯金体質を作り上げる意識改革としておすすめなのが「つもり貯金」です。

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つもり貯金は行動の必要性の振り返り

つもり貯金は、何々をした気分になって出費を抑える方法です。しかし、つもり貯金の実際のメリットは、その行動(出費)が自分にとって本当に必要なのかを振り返ることによって、冷静さを失わない方法です。このワンクッションこそが、計画的な貯金に重要なポイントです。

新生活の始まる4月は誘惑がたくさん

つもり貯金は4月からの貯金におすすめです。就職をしたり、進学をしたりする以外でも、ひとつの節目として4月を認識する人は多いです。だからこそ、誘惑がたくさんあって、「新生活のために必要」と悪い意味で割り切ってしまう人が多いです。この時に、つもり貯金を使って、冷静にその出費が本当に必要なのかを考えてみてください。


あなたもしっかりと計画をたて、4月から貯金生活をはじめてみましょう。

記事公開日:2019.03.25

記事更新日:2019.03.05