2019.03.12
保育士にオススメ!乳児向け絵本:『コロちゃんはどこ?』
タイトル:『コロちゃんはどこ?』
対象年齢:0~2歳児
作者・絵:エリック・ヒル
訳:松川 真弓
出版社:評論社
☆おはなし☆
コロちゃんのお母さんがコロちゃんをさがしています。
ごはんの準備ができたのに、コロちゃんがいません。
「コロちゃんはどこ?どこいっちゃたの?」
お母さんはコロちゃんを探しました。
お母さんはドアの前に来ると、「ドアのうしろかな?」といってドアを開けてみました。
するとドアの中にはクマさんが!コロちゃんはいません。
次に大きな振り子時計の中を探してみると・・・
扉を開けるとヘビさんが!
ヘビさんは「おりません」といって、また時計の中に隠れました。
「ピアノの中かな?」といって、コロちゃんのお母さんはピアノの中をさがしてみました。
すると、中にはカバさんとトリさんが!カバさんとトリさんは、”コロちゃん”と呼ばれたので、「いいや」「いいえ」と答えて、またピアノの中に隠れました!
コロちゃんはまだいません。
コロちゃんのお母さんは階段の下の扉の中が気になり、「階段の下かな?」といって扉を開けました。
しかし、出てきたのはライオンさん。ライオンさんは「おらんぞ」といって階段の下に隠れました。
次にコロちゃんのお母さんがやってきたのは、たんすの前。
「たんすの中かな?」といって扉を開けても「いないよ」とお猿さんが出てくるだけで、コロちゃんはいません。
コロちゃんのお母さんはベッドの下や箱の中を覗いてみても、コロちゃんは見つかりません。
コロちゃんのお母さんは、コロちゃんを探している最中、大きなじゅうたんの中で、何かがモゾモゾと動いているのを見つけました。
「コロちゃん!そこね!じゅうたんの中ね!」と声を掛けると、中から出てきたのはカメさん。カメさんは「バスケットをみてごらん!」とコロちゃんのお母さんに教えてくれました。
そこでお母さんはバスケットに急いで向かい、ふたを開けると・・・・・?
中にいたのはコロちゃん☆コロちゃんのお母さんはやっとコロちゃんを見つけることができました。
「いいこね、コロちゃん♪のこさないでね」
そういって、コロちゃんとお母さんは一緒にごはんを食べました。
☆オススメポイント☆
この絵本のオススメポイントは仕掛け絵本であることです。この絵本を見ながら、実際に子どもたちとかくれんぼをするように楽しんでみてください!
☆読み方のコツ☆
この絵本は乳児向けということもあるので、子どもたちと一緒に絵本の仕掛けを楽しむようにして見ましょう☆
そのため、子どもたちの手が、絵本に程よく届くような距離で読み聞かせをするのがオススメです♪
絵本にはコロちゃんのお母さんと他の動物のやり取りが多く出てきます!
その動物の声に合わせて声色を変えてみると見ている子どもたちは分かりやすく、より絵本を楽しむことができるでしょう☆
▼おすすめ絵本はこちら
・ぞうくんのさんぽ(1~3歳児向け絵本)
・せんろはつづく(1・2歳児向け絵本)
・しろくまちゃんのほっとけーき(1~3歳児向け絵本)
記事公開日:2019.03.12
記事更新日:2019.03.12