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2019.01.22

保育士にオススメ!乳児向け絵本:『きんぎょが にげた』

保育士にオススメ!乳児向け絵本:『きんぎょが にげた』

 
タイトル:『きんぎょが にげた』

対象年齢:0~2歳児
作者:五味 太郎
出版社:福音館書店
 

☆おはなし☆

このお話の主人公は「きんぎょ」です。
主人公のきんぎょは、水槽を飛び出します。
ここから「きんぎょが にげた」のはじまりです。
水槽を飛び出したきんぎょはお部屋の中をかくれんぼします。

「どこへ にげた。」

きんぎょはまずお部屋のカーテンにかくれました。

きんぎょは見つかると・・・?

「おや また にげた。」

次にきんぎょが逃げたのは植木鉢のお花です。

ページが変わるごとにお部屋の中を逃げ回り、最後にきんぎょが辿りついたのは・・・?♪
 

☆オススメポイント☆

この絵本のオススメポイントは、子どもが参加しながら絵本の読み聞かせができるところです!
大人の方も「ウォーリーをさがせ!」や「ミッケ」というような”何かを見つける”という絵本を見たことがあるのではないでしょうか?

つい夢中になって探しますよね。それは子どもも同じです!
絵本の中で”きんぎょを探す”ということが分かると、子どもたちは夢中になって探します☆
子どもたちのワクワクしている姿が見られること間違いなしの絵本です♪

 

☆読み方のコツ☆

オススメポイントにもあるように、この絵本は子どもたちがワクワクする絵本です!
読み聞かせをすると、子どもたちはきんぎょが隠れている場所を答えてくるでしょう♪
大人数にこの絵本を読み聞かせすると収拾がつかなくなるなんてことも・・・(笑)

大人数に読み聞かせをする場合には、読み始める前に子どもと約束をすることをオススメします!

絵本を子どもたちに見せて「この本知ってる?」と聞くと、その際にも「しってるーー!」「みたことあるーー!」と子どもたちはそれぞれ、話をしてくるでしょう。
そんな時には「この絵本のきんぎょさんね、大きな声出すとびっくりしちゃうんだー。
だから、もしきんぎょさんがどこにいるかわかったお友だちは、小さい声で先生に教えてね!」と先に伝えておくのがオススメです!

しかし、子どものワクワクする気持ちの芽を摘んでしまわないように気をつけてくださいね☆

子どもの気持ちを受け止めることが第一優先です。
子どもたちが楽しむのと同じように、保育士も絵本読みながら、子どもたちと絵本の楽しさを共感していくようにしてくださいね!

 

記事公開日:2019.01.22

記事更新日:2019.01.22