Ohana-ほいくの輪を彩る-

０－5歳児約１５０名が通っています。私が働いていたのは数年前ですが、今間ほぼ変わりはないと思います。正門を入ると広々した園庭があり、子どもたちは登園するとまず園庭で遊びます。そのあと、幼児組だけ残り朝の体操もしくは冬場はマラソン大会に向けて、隣の大きなグランドに移り、走ります（雪の降る中でも子どもたちは薄着で走るので元気いっぱいです）それから各教室に移動します。
自分のことは自分でできるように、朝の準備（カバンからタオル、、連絡帳等を自分で出す）ことにもゆっくり時間をかけていました。
週に一度、造形教室、リズム教室、体操教室があり、それぞれの専門の先生が来られて約１時間ほど教えていただいてました。専門の先制なので、絵の描き方や絵の具、はさみの使い方などわかりやすく丁寧に教えていました。リズムは大学の先生が来られていて、リトミックが中心です。幼児があきないように、ピアノに合わせて体を動かしながらリズム遊びをしたり、カスタネット、ハーモニカ、楽器などを専門の先生から教わるので、子どもたちの上達も早かったです。また、体操教室は専門の先生であることはとても重要だと感じました。縄跳び、鉄棒、マット運動、どれをとっても少しのコツの重要性をひしひしと感じました。専門の先生の少しのアドバイスで、今までできなかったことがすぐにできるようになったり。保育士だけではできないことをたくさんの先生からのサポートを受けられる体制が整っていました。
また、食育もしっかりされていて、園庭のすぐそばが調理室で、遊んでいると給食のにおいがして、おなかもすくし、においから「今日の献立は何かな？」「何が入っているかな」など食材に対しても子どもたちが興味のもてる環境でした。基本、はだし保育で、子どもたちは建物内では常にはだしで過ごしていました。
保育士は上靴をはいてました。はだし保育の問題点は、火災など起こった場合の非難の仕方ですが、これも専門の方が来られて、職員向けに避難訓練や避難についての講習をして下ってたので、はだし保育でもどうやって子どもたちを安全に避難させられるかをわかって保育ができたので安心でした。
あと、夏は外で汗をいっぱいかいたあと、ほぼ毎日、シャワータイムがあり、幼児は全員裸になって、保育士がホースで水をかけて汗を流します。清潔ですし、なにより子どもたちがとても気持ちよさそうでさっぱりしていました。
そのあとの給食、お昼寝もスムーズにできました。給食は、食材をみんなで読み上げます。青梗菜、マヨネーズなどなど保育士としても料理の勉強になりました。幼児クラスは週に一度縦割り保育があり、年少、年中、年長がミックスされてチームが組まれており、一日を過ごします。
その中でクッキングもありみんで助け合いながら調理をしていきます。メニューは保育士が考えますが、配分は調理師の方が考えて準備までしてくださるので安心でした。食育の一環として、近所の畑に野菜を植えて育てていました。水やりは朝の登園時間にパートの方と子どもたちがいってやってました。また、わたしがいたころはインコがいて、子どもたちがよく通る場所にいたので動物に気軽に触れ合える環境もありました。
園の行事での運動会は隣のグランドを貸し切って行ってました。とても広く、ダンスをしたり内容も充実していて子どもたちの成長をしっかり見ていただけるものでした。発表会は近くの小学校の舞台を借りてました。派遣社員の保育士も多く年齢もさまざまで働きやすい環境でした。