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2019.07.03

【肩こりはストレスのせい?肩こり解消エクササイズ3選】

【肩こりはストレスのせい?肩こり解消エクササイズ3選】

デスクワークが主流となった昨今、肩こりに悩まされている女性は多いのではないでしょうか。ただ、同じような仕事をしているのに、肩があまりこらないという女性もいます。そこにはどんな違いがあるのでしょう。
今回は肩こりの原因について迫るとともに、肩こりを解消するための簡単なエクササイズを3つ紹介したいと思います。また、ストレスと肩こりとの関係についても解説します。


(目次)

1.肩こりの原因
  1-1.長時間の同一姿勢
  1-2.筋力の低下
  1-3.目の疲れ
2.肩こりとストレスの関係
  2-1.ストレスで肩こりがひどくなる!?
  2-2.ストレスが身体に与える影響とは?
3.肩こり解消エクササイズ3選
  3-1.肩のあげおろし
  3-2.首のストレッチ
  3-3.肩甲骨回し
4.肩こりがひどい場合の対処法
  4-1.蒸しタオルで温める
  4-2.評判の良い整体で施術してもらう
5.まとめ


1.肩こりの原因

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肩こりに悩まされている女性の方は多いと思いますが、そもそもなぜ肩がこってしまうのでしょうか。原因としては以下のようなことがあげられています。

1-1.長時間の同一姿勢

デスクワークが主流となり、スマホが当たり前となった昨今、長時間同一姿勢でいることが増えています。特にパソコンやスマホを見るときに下を向くと、頭の重さがもろに首や肩へと掛かってきます。
頭は体重の10分の1程度の重量があるため、頭の位置が少し前に行ったり、目線を下に向けたりするだけで、首や肩へとかかる負担が増大します。
またデスクワークを長時間おこなっていると、骨盤が後ろへと倒れて猫背気味になってしまいます。そうなると、バランスを取るために顔が前に倒れるため、やはり肩こりのリスクが増してしまいます。

1-2.筋力の低下

筋力の低下も肩こりの原因となります。男性に比べて女性に肩こりが多く見られるのは、男性よりも女性の筋力が弱かったり、筋肉量が少なかったりするためです。
筋肉には関節を動かす働き以外にも、血液の循環を促したり体温を発したりする働きがあります。つまり、筋力が弱くなることで肩周りが冷え、肩こりを生じやすくなるのです。

1-3.目の疲れ

目の疲れも肩こりと密接な関係にあると言われています。目から入った情報は脳の視覚野へと送られるのですが、視覚野は脳の後方にあるため、情報量が増えると後頭部から肩にかけてコリが生じやすいのです。

2.肩こりとストレスの関係

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最近の研究結果によって、肩こりとストレスとの間に密接な関係のあることが分かってきています。では、肩こりとストレスにはどのような関係があるのでしょう。

2-1.ストレスで肩こりがひどくなる!?

東京医科大学の研究によると、肩こりが強くてもストレスがそれほどでもなければ、肩こりをあまり自覚しないということです。反対に肩こりがそれほどでなくても、ストレスがたまっていると、肩こりの自覚が強くなるということです。

2-2.ストレスが身体に与える影響とは?

ストレスが身体に悪いことはなんとなくわかりますが、ストレスを受けると体内ではどのようなことが起こるのでしょう。まず、ストレスによって自律神経のバランスが乱れます。
自律神経は交感神経と副交感神経の2つからなっており、それぞれが車でいうところのアクセルとブレーキの役割を果たしています。
活発に動くときにはアクセルを踏み(交感神経が優位になり)、身体を休めるときにはブレーキを踏む(副交感神経が優位になる)という訳です。
交感神経と副交感神経のどちらが良い悪いということではなく、上手にスイッチを切り替えられることが重要です。ところが、ストレス状態が昂じると、スイッチの切り替えがうまくいかず、身体を休めるべき時間帯になってもアクセルを踏みっぱなしになってしまいます。
交感神経が優位になると、血管が収縮して血行が悪くなってしまいます。血行が悪くなった場所には冷えや栄養状態の低下が起こることとなります。その結果、肩こりのリスクも増してしまうのです。

3.肩こり解消エクササイズ3選

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肩こりの自覚がある人は、簡単にできるエクササイズを実践してみてください。デスクワークの合間に簡単にできるエクササイズを3つ紹介します。

3-1.肩のあげおろし

肩がこっている状態を簡単に説明すると、肩の位置が上にあがっている状態を指します。よく「肩の力を抜いて」と言われるのはそのためです。
肩の位置を下げるためには、一度思い切って方を上にあげましょう。両肩を耳の近くまで上げたら、ストンと脱力します。これを10回ほど繰り返しましょう。

3-2.首のストレッチ

「肩こり」とよく言われますが、肩こりの大半は首から来ています。そのため、首のストレッチも肩こり解消に効果的です。左の首を伸ばすときには右手で左の頭を持ち、顔を右側に倒します。その際、左手で顎を軽く上に挙げるとさらに効率よくストレッチできますよ。

3-3.肩甲骨回し

肩甲骨周りの筋肉が硬くなったり、肩甲骨の可動域が低下したりすると、やはり肩こりのリスクが増します。両手で両肩に触れ、肩甲骨が動いていることを確認しながら、大きく肩を回しましょう。

4.肩こりがひどい場合の対処法

肩コリを予防できているうちはいいのですが、どうしても肩こりがつらい場合は、蒸しタオルで肩を温めたり、評判の良い整体院で施術してもらったりするとよいでしょう。

4-1.蒸しタオルで温める

肩コリがひどいときに湿布を貼る人がいますが、シップには消炎鎮痛剤が含まれているため、かえって血行を悪くしてしまいます。そのため、肩こりがひどい場合にも肩を温めるのが一番です。
簡単な方法としては、タオルを水で濡らして硬めに絞り、レンジでチンしてビニール袋に入れ、コリの強いところに押し当てるということがあげられます。基本的に冷やしていいことは何もないので、しっかり温めるよう心がけましょう。

4-2.評判の良い整体で施術してもらう

自分では肩こりをどうしても解消できない場合、地域で評判の整体院で施術を受けるのも良いでしょう。マッサージではなく、根本から肩コリを解消してくれるところを選びましょう。

5.まとめ

肩こりは現代病ともいえますが、たかが肩こりと放置していると、頭痛や寝違えのリスクが高くなってしまいます。なるべく温めたりストレッチをしたりして肩こりを予防し、どうしようもないときには整体院などで相談するとよいでしょう。

記事公開日:2019.07.03

記事更新日:2019.07.02