イカのお刺身の上にたっぷりの香味野菜をのせ、熱い油をジュっと回しかけます。たったこれだけの簡単サラダは、夏の疲れに効くパンチのある香味野菜をたっぷり載せて！香味野菜は三つ葉にねぎ、クレソン、大葉にみょうが、せりにパクチー、好きなものを好きなだけどうぞ。香りのよさで、暑さで落ちてしまった食欲もアップしますよ。

【材料】2人分（写真材料）

いか　刺身用　　　１ぱい分
パクチー　　　　　1株
大葉　　　　　　　10枚
ねぎ　　　　　　　3本
塩　　　　　　　　１つまみ
サラダオイル　　　大さじ2
ゴマ油　　　　　　小さじ1
　（香味野菜はお好みのもので。ただしバジルを使う場合は、熱に弱いので最後に加えてください）

【作り方】

1. 大葉は千切りにして（※）さっと水にさらし、しっかりと水気をきっておく。ねぎは小口切り、三つ葉やパクチーなどは3cm程度の長さに切る。


※大葉は、中心の軸の部分が固く、口にあたることがあります。軸と葉脈に続く部分は中央辺りまであらかじめ切り取り、横長にくるくると巻いて切ると上手に千切りにでき、食べやすくなります。


2. 耐熱性のある皿にいかの刺身を並べ、(1)の香味野菜をこんもりと盛り、塩を振る。


3. 小鍋にサラダオイル、ゴマ油を入れて熱し、菜箸を入れてふわっと泡が出てくるぐらいの温度（約180度）まで温める。

4. (2)の香味野菜のうえに(3)の熱い油をジュっとまわしかける。全体を混ぜ合わせる。


※熱い油を使用するのでやけどには気をつけてくださいね。

写真のように生のイカをさばいて使用する場合は、まれにアニサキスという寄生虫がいることがあります。胃潰瘍にも似た激しい胃痛を起こしますので、一度完全に冷凍してから解凍して使用するか、ボールに入れたイカに熱湯を回しかけ、10分程度そのまま置いてから調理してください。
多くの香味野菜と刺身用のいかに、熱い油を回しかける中華料理の技法を使ったメニューです。
香味野菜はいろいろと取り混ぜても、ねぎだけをこんもりと盛ってもおいしいですし、ゴマやミックスナッツを荒く砕いたものを加えてもおいしくできます。
レシピの材料にこだわらず、有るもので試してみてくださいね。