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2019.03.12

初心忘れるべからず!保育士を目指した「きっかけ」ってなんですか?

初心忘れるべからず!保育士を目指した「きっかけ」ってなんですか?

「13歳のハローワーク」を運営する株式会社トップアスリートが行った「人気職業ランキング(2021年6月)」によると、なんと第7位に保育士がランクインしています!

人気の高い保育士という職業ですが、実際に保育士として活躍する人たちが保育士を志した「きっかけ」とは、どのようなものだったのでしょうか。今回は、東京都福祉保健局が2014年にまとめた「東京都保育士実態調査報告書」を参考に、保育士を目指す「きっかけ」のリアルについてお伝えします!

(参考)13歳のハローワーク 人気職業ランキング

1.保育士といえばやっぱりこれ!――「子どもが好きだから」

保育士を目指すきっかけとしてもっとも多くの人が挙げる理由は、やっぱり「子どもが好き」という気持ちです。

保育士として頑張れる土台になる

保育士資格を取得した理由としてもっとも多く挙げられているのは、「子どもと接することが好きだったから」。
性別・年代を問わず、実に半数以上の保育士がこの回答を選んでいます。
子どもの成長をサポートする保育士は、「子どもが好き!」という気持ちがあればこそ、頑張れるのかもしれませんね。

近所の年下の子どもたちや、年の離れた弟や妹、いとこなどと一緒に遊ぶ中で、子どもと過ごす楽しさを感じたことが、保育士を志すきっかけになったという人が多いようです。また、子どもたちの屈託のない笑顔や天使のような寝顔に癒され、「明日も頑張ろう!」という原動力に変えられるのも、ひとえに「子どもが好き」という気持ちがあるからこそですね。

2.人それぞれのきっかけから――「保育士に興味があったから」

育ってきた環境やさまざまな経験から、保育士の仕事そのものに興味を持つこともあります。

「一生続けられる」ことや「誰かを助ける」ことにつながる

保育士を目指した理由の第2位は、「保育士に興味を持ったから」。
家族や知人が保育士として働いていて、子どもを預かる責任の重大さや仕事の厳しさを理解しているからこそ興味を持ち、それがきっかけで保育士を目指した人も少なくありません。

また、「保育士がいてくれるから仕事ができる」といった保護者の声を聞く機会があり、子どもの預け先に困っている人たちの役に立ちたいということもあるようです。ほかにも「近所の保育園からいつも楽しそうな声が聞こえていたから」、「手に職をつけたかったから」など、さまざまなきっかけで保育士という職業に興味を持つようです。

3.小さいころの夢が叶った!――「保育士の姿に憧れて」

自分自身が幼少期に憧れた保育士がいると、「自分も子どもに楽しさや嬉しさを伝えたい」という強い気持ちが、保育士を目指すきっかけになることもあります。

「先生がいるから保育園に行きたい」という経験から

次いで3位に選ばれたのは、「保育士の姿に憧れたから」。
保育士を目指したのは、自分が通っていた保育園や幼稚園の先生の笑顔に憧れたことがきっかけだった、という人が多くいます。実際に保育士になる夢を叶え、今度は自分が子どもたちに「保育園に行きたい」と思ってもらえるきっかけになるかもしれません。

「せんせーにあいにきたの!」、「せんせー、だいすき!」といった嬉しい言葉を子どもたちに言われたら、どんな疲れも吹っ飛んでしまいますよね。
子どものころから憧れていた夢を実現させ、保育士として子どもたちの前に立っているなんて、本当に素敵ですね!

(参考)東京都福祉保健局 東京都保育士実態調査報告書

つらいときは初心に返りましょう

保育士に限らず、どんなに好きで選んだ職業でも、仕事である以上は楽しいことばかりではありません。
忙しい毎日を過ごしていると、時には保育士をやめたいと思うこともあるでしょう。
そんなときは、保育士になろうと思ったきっかけをぜひ思い出してください。
そして、その夢を実現させた自分自身をほめてあげることも大切。初心に返ることで、また新たな気持ちで子どもたちに向き合えるはずですよ!

 

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記事公開日:2019.03.12

記事更新日:2021.07.12