2019.02.21
保育士にオススメ!1~3歳児向け絵本:『しろくまちゃんのほっとけーき』
タイトル:『しろくまちゃんのほっとけーき』
対象年齢:1~3歳児
作者:わかやま けん
出版社:こぐま社
☆おはなし☆
「わたしホットケーキつくるよ」といって、しろくまちゃんがホットケーキを作ろうとしています♪
フライパンやお皿を準備をして、冷蔵庫から「1つ、2つ、3つ・・・」とたまごを取り出します。
お母さんと一緒に作り始めました。
ボウルにたまご、牛乳、小麦粉、お砂糖...を入れて、「たまごを割って、牛乳入れて、よくかき混ぜるのね!」としろくまちゃんがボウルかき混ぜます。
完成した生地を早速フライパンで焼きましょう☆
ぽたあんとフライパンに生地を流します。
『ぷつぷつ』ホットケーキが焼けてきました。
ホットケーキが完成すると、「できたできたほかほかのホットケーキ!」といって、しろくまちゃんはお友だちのこぐまちゃんを呼びました。
「こぐまちゃーん!ホットケーキつくったわよ!」
こぐまちゃんがお家に遊びに来ると、しろくまちゃんはこぐまちゃんと一緒にホットケーキを食べ始めました。
「おいしいね、これしろくまちゃんつくったの?」とこぐまちゃんが聞くと、「そうよ、お母さんとつくったの!」と嬉しそうにしろくまちゃんは答えました☆
2人はホットケーキを食べ終わると、一緒に楽しそうにお皿を洗いました。
☆オススメポイント☆
このお話のオススメポイントは一つの物語になっていますが、乳児でも簡単に見られるようなお話であるところです。
そのため保育園などでは、幅広い年齢の子どもたちに人気お話です。
もう一つのオススメポイントは食育にも使える絵本であるというところです。
保育士の皆さんは特に食育活動の前段階としての導入には苦労する方が多いかと思います。
この絵本を読んでから、食育を行うことで子どもたちが落ち着いて食育活動に参加できますし、ホットケーキづくりにも楽しんで参加することが出来るでしょう☆
☆読み方のコツ☆
この絵本の一部の場面では、ホットケーキを焼いている場面で擬音語のみが出てくるページがあります。
そのページでは、その擬音語に合わせた表現、声の大きさ強弱をつけると面白いでしょう。
さらに絵本ではホットケーキを作る手順が描かれています。
絵本を読みながら、「みんなも作ってみよう」と話し、絵本を読みながらクッキングごっこを楽しんでもいいですね☆
▼おすすめ絵本はこちら
・ともだちや(幼児向け絵本)
・せんろはつづく(1・2歳児向け絵本)
記事公開日:2019.02.21
記事更新日:2019.02.21